
グレンキース蒸留所はオフィシャルボトルに加えてブレンデッドウイスキーのキーモルトとしても提供していたのが影響し、1999年に原酒カスクの枯渇により閉鎖されました。
ところが2013年に多額の投資を受け生産を開始します、本ボトルは再生産後初のオフィシャルボトルで少数出荷されました、現在では不明ですが2023年当時は日本では公式発売されておらず全て並行輸入品でした。
初めて飲んで以来虜になってしまったのですが2024年10月以降あらゆるショップを探してみましたが写真のボトルを最後に見つけることはできませんでした、ところが2026年に入ると再び出回るようになりました。
若干の粗さを感じますので熟成年数はおろらく8年くらいだと思いますが香りはスペイサイドらしからぬ甘酸っぱい若い洋ナシのような香りがします、数滴加水すると雑味が消えハチミツのような甘さが出てきて嫌味の無い味に変わります、早く12年とかのオフィシャルボトルを飲んでみたいです、それまでしばらく我慢しましょう。
品名 グレンキース ディステラリーズエディション
熟成年数 不明
カスク 不明
蒸留所 グレンキース(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 4,500円~5,000円(2026年5月時点)
特記事項 2013年に稼動再開後初の出荷ボトル

スコットランドの最も北にあるオークニー諸島にある蒸留所の中で最も古い歴史のあるウィットロー蒸留所、そこで生産されるモルトをシグナトリー社がボトリングしたウィットロー10年・ダブルカスクです、本ボトルは2013年蒸留2013年ボトリング版です。
ボトラー版はオフィシャル版を出していない蒸留所やカスクを世に出し広めてくれるのでありがたい存在です、特にその中でもシグナトリー社は極めて貴重なウイスキーを出すボトラー銘柄でウイスキーファンなら知らない人がいないほどです。
ちなみにウィットロー蒸留所はハイランドパーク蒸留所の第二蒸留所のような存在で支配権はハイランドパーク蒸留所です、しかし本家ハイランドパークとは似ても似つかない個性的な味と香りのシングルモルトです。
ダブルカスクとあるので2つのカスクのヴァッティングです、ラベルにはファーストフィル・ペドロヒメネスとセカンドフィル・オロロソとあります、ダブルシェリーカスクとしてはエグ味もなくすっきりと飲めます。
甘み・苦み・酸みを感じながらスパイシーさもありシェーリーカスクファンには堪らない一本です、ただ熟成された芳醇な旨みは少なく若干ドライさを感じます、現在ほぼ入手不可能な状況です、買えたら非常にラッキーです。
品名 ウィットロー10年2013 ダブルカスク(シグナトリー)
熟成年数 10年(2013年蒸留2023年ボトリング)
カスク ファーストフィルPX、セカンドフィル・オロロソシェリー
蒸留所 ウィットロー(アイランズ:オークニー諸島)
ボトラー シグナトリー
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 9,000円~11,000円(2026年9月時点)
特記事項 入手困難状態

ハイランドスコッチウイスキーで日本での年間販売数ナンバーワンを誇るダルウィニー15年です、花と動物シリーズで名を馳せたディアジオ社所有蒸留所だけあって流石にマーケティング力に長けています。
15年熟成で手軽な価格なので買って飲んでみたところ一杯目で大ファンになってしまったというエピソードを残します、ハイランドのスコッチは昔から好きな風味だったのですがこれ以来一気にハイランドスコッチにハマってしまいました。
カスクは不明ですがファーストかリフィルバーボンカスクオンリーもしくはバッティングしていてもヴァージンオークカスク辺りでありシェリー感は感じません、しっとりしていて柔らかく若干のスモーキーさもあり風味豊かな熟成度を感じるバランスが取れた美味しいハイランドシングルモルトです、私的にはお薦めハイランドシングルモルトのナンバーワンです。
品名 ダルウィニー15年
熟成年数 15年
カスク 不明
蒸留所 ダルウィニー(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 6,800円~7,500円(2026年8月時点)

謎のアイラモルトならぬ謎のオークニーシングルモルトのカスクオークニー15年です、オークニー諸島の蒸留所はハイランドパークとウィットロー、もう一つがスキャバです。
ちなみにスキャバは2015年に15年熟成のカスクが枯渇してオフィシャルボトルから消えました、ハイランドパークのウィットロー蒸留所はシグナトリーなどのボトラーから数種出しています、おそらくその辺りだと推測しています。
かすかに香るスモーキーさに加えてバーボンカスクからくる甘い古い木の香りが私的にはどこか懐かしさを感じます、懐かしいというのは80年代によく飲んだブッカーズなどの高級なバーボンに通じる風味を感じるからです。
こういう謎のウイスキーはバーで見つけたらショットで飲むに限ります、何故なら買ってまで飲む意味が見当たらないからです、好学として経験値を増やす意味であればショットで充分です。
品名 カスクオークニー15年
熟成年数 15年
カスク バーボン(バレル)
蒸留所 不明(アイランズ:オークニー諸島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 10,500円~12,000円(2026年7月時点)

アラン島のアラン蒸留所のオフィシャルスタンダードシングルモルトがこのアラン10年です、10年というオフィシャルスタンダードとしては短期熟成版がアランの拘りなのでしょう。
飲んでみれば解ります、10年という短期熟成を感じさせないバランスよい風味で若干ドライですが蜂蜜のような甘さやナッツのような香りがすっきりとしており非常に飲みやすいウイスキーに仕上げています。
最近はどちらかというとバーではハイランドやローランドのウイスキーを常飲している私ですが、時折〆の一杯に頂きます、後味がすっきりしていて気持ちが引き締まります。
品名 アラン10年
熟成年数 10年
カスク ファーストフィルバーボン(バレル)、シェリー(ホグスヘッド)
蒸留所 アラン(アイランズ:アラン島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 6,500円~7,500円(2026年7月時点)
特記事項 ファーストフィルバーボン(バレル)とシェリー(ホグスヘッド)をヴァッティング