グレンネヴィスという名称はかつてキャンベルタウンに実在していた蒸留所名で1923年に閉鎖しています、したがって同名のこのウイスキーは名乗っている理由は定かではありませんがウイスキー種はブレンデッドです。
ラベルに書かれているデータから推測して80年代後半から90年代に流通していたボトルだと思います、70年代から80年代にかけては角型のボトルで流通していました、また2000年代に入ってからロングボトルに変更され12年や18年などが流通していました。
調べたところによるとキャンベルタウンに現存しているグレンスコシア蒸留所のモルトをキーモルトとしているブレンデッドのようですが詳しいことは一切解らない謎多いブレンデッドウイスキーです、ただ現在の購入価格は各年代とも高額設定の店もあり現存数が極めて少ないのかもしれません。
キャンベルタウンのモルトウイスキー特有のフルーティな香りにクッキーのような味が感じられ、キャンベルタウンモルトファンは是非とも探し出して飲んでほしいウイスキーです、美味しいという感覚よりも確実に人を選ぶ興味深い独特の風味です、そういう意味で好奇心を擽るお勧めの一本です。
品名 グレンネヴィス12年 80年代後期~90年代流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト グレンスコシア
メーカー グレンネヴィス・ディステラリーズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 12,000円~20,000円(2024年10月現在)
買取相場価格 4,000円~6,000円(2024年10月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
グラスゴーに本社を置くウイリアム・ランディー社が限定で製造・販売した高級ブレンデッドウイスキーのロイヤルヘリテージ21年セラミックボトルです、ウイスキーファンのみならずバーテンダーさえも名前も聞いたことがない人もいるほど生産数も残存数もかなり少なく希少な割には不思議なことに取引価格はそれほど高く設定されていません。
ガラスのように見える高級なセラミックボトルと豪華なケース付きで熟成年数も21年とそれなりの意味も理由もあっての製造・販売だったはずなのですが、いろいろ調べてみるも詳しいことは何一つ解らない謎のプレミアムウイスキーです、尚同時期に販売されていたノンエイジ版のガラスボトル版もあります。
こういうウイスキーは歴史的な謎が解けると一気に価値が上がり飲んでしまった人が残念がるものですが、さてこのウイスキーには如何なる結末が待っているのでしょうか?
品名 ロイヤルヘリテージ21年 陶器ボトル 80年代流通ボトル
熟成年数 21年
メーカー ウイリアム・ランディー
キーモルト 不明
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 8,000円~10,000円(2024年10月現在)
買取相場価格 2,500円~3,000円(2024年10月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です、本ボトルはその伝統あるジョニーウォカーの80年代に流通していたスウィングです、それ以前の70年代まではコルクキャップでした。
スウィングはノンエイジですが現在でのランクは価格的にはゴールドラベルよりも上位に位置づけられており17年前後というデータがあります、尚現在でも現役であり甘い香りの中にもパンチの効いたスパイシーな味で寝強いファンも多いです。
ちなみにジョニーウォーカー・スウィングのキーモルトはスカイ島のタリスカー、スペイサイドのモートラックとカーデュなどが主なモルトです、キーモルトからもブラックラベルに比べてモルティな優しい香りをイメージできると思います。
品名 ジョニーウォーカー スウィング 80年代流通ボトル
熟成年数 17年前後
キーモルト タリスカー、モートラック、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 9,000円~18,000円(2024年10月現在)
買取相場価格 3,000円~6,000円(2024年10月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です、本ボトルはその伝統あるジョニーウォカーの70年代後期からブラックラベルの上位版として発売されたオールドハーモニーというボトルです。
70年代ですのでノンエイジですが「ウイスキー特級」表示により12年以上ということが解ります、その意味で12年ブラックラベルと同等かもしくは上位版ということになります、味と香りはブラックラベルよりもマイルドというか雑未が少なく優しい風味です。
ちなみにジョニーウォーカー12年・ブラックラベルのキーモルトはアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュです、オールドハーモニーは不明ですがおそらく比率こそ異なれ同じキーモルトを使っていると思います。
品名 ジョニーウォーカー オールドハーモニー 70年代後期流通ボトル
熟成年数 不明(特級表示)
キーモルト 不明(参考としてブラックラベルはラガヴーリン、タリスカー、カーデュ他40種)
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 22,000円~25,000円(2024年9月現在)
買取相場価格 7,000円~8,000円(2024年9月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です、本ボトルはその伝統あるジョニーウォカー12年ブラックラベルの90年代後期に流通していたボトルです。
1990年以降はダブルブラック・ゴールドラベル・グリーンラベル・ブルーラベルと上級だったブラックラベルの更に高級版が次々に誕生し、ブラックラベルのありがたみが失われつつありますが、私を含めて多くのスコッチウイスキーファンはいまだにジョニーウォーカーと言えばこのブラックラベルであり常飲ボトルとしているファンも多いです。
今でこそ3,000円でゴクゴク飲めるウイスキーになっていますが私の大学時代には輸入税や酒税が高いうえに為替は今の半分以下です、したがって大卒初任給が5万円という時代にもかかわらず1万円というめったに飲めない最高級ウイスキーでした、こんな高級なウイスキーをポケットマネーで買える時代に生まれた人がなんとも羨ましい限りです。
ちなみにジョニーウォーカー12年ブラックラベルのキーモルトは驚くなかれアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、キーモルトを知っただけで飲まなくてもその風味がどれほど上品で多くのエッセンスが詰まっているかを想像できるでしょう。
今も昔も私の中でのスコッチブレンデッドウイスキーのNo.1はジョニーウォーカー12年ブラックラベルです、スコッチウイスキーを飲みなれているファンと同様にグリーンやブルーラベルには目もくれずにきっとこれからも常飲し続けることでしょう。
品名 ジョニーウォーカー12年 ブラックラベル 90年代後期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト ラガヴーリン、タリスカー、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 750ml
購入相場価格 13,000円~15,000円(2024年9月現在)
買取相場価格 4,000円~5,000円(2024年9月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します