
グレンフィディックやグランツで著名なウイリアム・グラント&サンズの傘下に1964年に入ったクラン・マクレガー、そのクランマクレガーの旧ボトルです。
クランマクレガーは1,000円で買える非常にリーズナブルなブレンデッドウイスキーですが、ウイリアム・グラント&サンズが手がけて以来ハイランド・ローランド・スペイサイドの15種のモルトとグレーンをバランスよくブレンドしています。
リーズナブルな価格でも味と香りはしっかりしており、日本ではあまり人気がないのですがアメリカを中心に全世界で飲まれているウイスキーの一つになっています。
水割りやハイボールには持って来いのブレンデッドで、常飲用にはリーズナブルな価格で質も高いのでお薦めです。
品名 クランマクレガー 旧ラベル
熟成年数 不明
キーモルト 不明
メーカー ウイリアム・グラント&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 1,200円~1,500円(2025年6月時点)

特徴的な黒いボトルのブラックブルのブラックブル・カイローの旧ボトルです、現在は12年は同じ黒のボトルですが、新カイローは白地に「Kyloe」の黒文字がどんと入っているラベルに変わっています、やはりブラックブルはこの黒いボトルじゃないと馴染めません。
ブラックブルはスペイサイドのモルトとグレーンだけをブレンドしたスペイサイドブレンデッドというべきウイスキーで、スペイサイドの良さを最大限に引き出すためにノンエイジのカイローも12年もアルコール度数を50度に設定しています。
高いアルコール度も手伝ってかスペイサイドのスパイシーさがドスンと一口目からきます、その後のしっとりくるフルーティな風味は絶品です、水割りやハイボールで飲んでも風味が壊れることもなくドライな味を好むハイボール派の人にはお薦めのブレンデッドです。
品名 ブラックブル カイロー 旧ボトル
熟成年数 不明
キーモルト 不明
メーカー ダンカンテイラー
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 50度
内容量 700ml
価格 4,000円~4,500円(2025年6月時点)

写真を撮る前にスタッフと飲み干してしまって空き瓶だけの写真になってしまいました

両サイドに付いているメダルが高級感を醸し出しています
特徴的でユニークなボトルデザインで目立つブキャナンの18年です、あまりにも飲みやすくてスタッフと試飲しているうちに写真を撮るのをつい忘れてしまいあっという間にか空になってしまいました。
ボトルの両側にメダルが付けられておりなかなか個性的なボトルです、12年も似たような形状ですが12年は若干背が高くてスリムです、18年のほうがどっしりとした感じで高級感があります。
尚、ブキャナンには過去ノンエイジ版がありましたが、現在はブラック&ホワイトとして発売されています。
18年熟成だけあってコクがあり若干甘めの濃厚な味と香りです、キーモルトはハイランドのダルウィニーとスペイサイドのグレントファースがメインのようです、どちらのエッセンスもあまり感じませんが大変飲みやすいブレンデッドウイスキーに仕上がっています。
品名 ブキャナン18年
熟成年数 18年
キーモルト ダルウィニー、グレントファース
メーカー ジェームス・ブキャナン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 750ml
価格 8,000円~9,000円(2025年6月時点)

ウイスキーファンなら知らない人はいないほど有名な、400年の歴史を持つジョン・ヘイグ社が製造・販売するディンプルの12年です。
ディンプルは、ヨーロッパでは以前ピンチの名称で売られていましたが現在はディンプルの名称で統一されています。
ちなみにディンプルのキーモルトは、ローランドのグレンキンチー、スペイサイドのノッカンドゥとマノックモアという興味深い蒸留所のモルトで華やかでライトな風味を味わえます。
グレンキンチーは私の大好きなローランドモルトでフルーティで若干の酸味が魅力です、そのグレンキンチーのエッセンスをしっかりと感じることができるブレンデッドであり個人的に評価の高いウイスキーです。
品名 ディンプル12年
熟成年数 12年
キーモルト グレンキンチー、ノッカンドゥ、マノックモア
メーカー ジョン・ヘイグ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入価格 2,800円~3,500円(2025年6月時点)

ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代からノンエイジのレッドラベルと12年ブラックラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です。
その伝統あるジョニーウォーカーレッドラベルが本ボトルです、一環としてスリムなロング角瓶は今もなお健在でこのボトル形状を見るだけで安心感があります。
ジョニーウォーカーレッドラベルは今でこそ1,500円でゴクゴク飲めるウイスキーになっていますが私の大学時代には輸入税や酒税が高いうえに為替は今の半分以下です、したがって大卒初任給が5万円という時代にもかかわらず5,000円というめったに飲めない高級ウイスキーの一つでした。
ちなみにジョニーウォーカーのキーモルトは驚くなかれアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、キーモルトを知っただけで飲まなくてもその風味がどれほど上品で多くのエッセンスが詰まっているかを想像できるでしょう。
ジョニーウォーカー・ブラックに比べるとスパイシーでドライですのでおそらく平均熟成年数は7年か8年くらいだと思います、ドライなので水割りやハイボールでスッキリと飲みたい人にはお薦めの逸品です、コストパフォーマンス抜群のグイグイ飲める家飲みには最適なスコッチブレンデッドウイスキーだと思います。
品名 ジョニーウォーカー レッドラベル
熟成年数 不明(ノンエイジ)
キーモルト ラガヴーリン、タリスカー、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入価格 1,500円~1,700円(2024年10月現在)