
創業者のジョン・ハーディとウィリアム・ハーディが究極のウイスキーを創りたいという思いの元に創出したブレンデッドウィスキーのザ・アンティクアリー、今もなお同じデザインのボトルで製造されているのはうれしい限りです。
流石トマーティン蒸留所が手掛けるだけあって通常のブレンデッドスコッチよりも高い比率でモルトが使用されています、フルーティな香りとまろやかなモルトの風味がバランスよく一口目から口の中に広がります、この価格とは思えないほど非常に上品な風味のウイスキーで大変美味しいです。
ちなみにキーモルトはスペイサイドのベンリネスとクラガンモアがメインです、ベンリネスは花と動物シリーズで現行品も出しており、クラガンモアはスペイサイドを代表する人気のある蒸留所です。
メーカーはハイランドの蒸留所であるトマーティンでオフィシャルボトルも出しています、これだけでも確かなクオリティである証明でもあります、現在ノンエイジのほか15年と21年が入手できます、何故か12年が入手困難状況です。
品名 アンティクアリー
熟成年数 不明(ノンエイジ)
キーモルト ベンリネス、クラガンモア
メーカー トマーティンディステラリー
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 2,000円~2,300円(2026年7月時点)

アラン島のアラン蒸留所のオフィシャルスタンダードシングルモルトがこのアラン10年です、10年というオフィシャルスタンダードとしては短期熟成版がアランの拘りなのでしょう。
飲んでみれば解ります、10年という短期熟成を感じさせないバランスよい風味で若干ドライですが蜂蜜のような甘さやナッツのような香りがすっきりとしており非常に飲みやすいウイスキーに仕上げています。
最近はどちらかというとバーではハイランドやローランドのウイスキーを常飲している私ですが、時折〆の一杯に頂きます、後味がすっきりしていて気持ちが引き締まります。
品名 アラン10年
熟成年数 10年
カスク ファーストフィルバーボン(バレル)、シェリー(ホグスヘッド)
蒸留所 アラン(アイランズ:アラン島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 6,500円~7,500円(2026年7月時点)
特記事項 ファーストフィルバーボン(バレル)とシェリー(ホグスヘッド)をヴァッティング

私が最近常飲ブレンデッドとしているモンキーショルダーは2005年に誕生した新しいブレンデッドウイスキーです、そのモンキーショルダーのスモーキー版になります。
尚、ブレンデッドといってもグレンフィディックをはじめとしたスペイサイドの3つの蒸留所のモルト原酒だけをブレンドして造られる贅沢過ぎるモルトブレンデッドウイスキーのスモーキー版です、ウイスキーファンなら1度は飲んでみないわけにはいかないでしょう。
スモーキーといってもアイラのシングルモルトほどではなくバーボンカスクからくる味と香りがバランスよく配分されているウイスキーであり、甘さやスパイシーさも複雑に感じ取られ価格と言い〆の一杯には申し分ないウイスキーです。
メーカーのウィリアム・グラント&サンズ社はスペイサイドの蒸留所を幾つか所有している蒸留所オーナー兼ウイスキーメーカーであり100年以上の歴史がある会社です、80年代にはシーバス・リーガルやバランタインに次ぐシェアを誇ったグランツシリーズを製造・販売しています、この実績あるウイスキーメーカーが展開する新ブランドのモルトブレンデッドは極めて信頼できるブレンデッドウイスキーだと評価できます。
その長年培ったウイスキー造りの伝統の技術とノウハウで作られるモンキーショルダーは、スコッチファンなら誰しも納得する極めてバランスの取れた味と香りで私も一発で大好きなウイスキーになってしまいました。
品名 モンキーショルダー スモーキーモンキー
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク バーボン
蒸留所 グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィ
メーカー ウィリアム・グラント&サンズ
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 5,500円~6,500円(2026年7月時点)
特記事項 3ファウンダーモルトブレンデッド、スモーキー

謎のアイラモルトで私のお薦めナンバーワンのアイリーク、ラガヴーリンの若熟成ものだと信じ切っている私にとっては本当にこの価格でこの味と香りはハイコストパフォーマンスの極みであり実にありがたいボトルです。
英語読みのアイリークはスコットランド住民はゲール語で「イーラッハ」と発音します、その意味はずばり「アイラの真の男」です、その名に恥じない力強いアイラモルトそのものの強烈な味と香りが格安の価格でありながら存分に堪能できます。
ファンの間でもラガヴーリンとラフロイグに意見は分かれるものの私的にはラガヴーリンの若熟成モルトだと頑なに信じています、若熟成ならではのピート臭が強いので上品なラガヴーリンらしからぬ粗い感じがしますが、飲み心地や飲み干した後のフルーティな香りは間違いなくラガヴーリンでしょう。
ピート臭、スパイシーな一口目、フルーティーな香りとバニラやカラメルのような甘い後味、アイラモルトエッセンスの全てがワンストップで楽しめる逸品です、是非加水して飲んでいただきたいウイスキーです。
カスクストレングス版でこの価格、アイラモルトを存分に楽しみたい方には本カスクストレングス版をお薦めします。
品名 アイリーク(イーラッハ) カスクストレングス
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 不明(アイラ島)
ボトラー ザ・ハイランズ&アイランズスコッチカンパニー
ウイスキー種 シングルモルト(ほぼシングルカスク)
アルコール度数 58度
内容量 700ml
価格 5,500円~5,900円(2026年6月時点)
特記事項 カスクストレングス

人口200人に対して鹿が5,000頭生息するというアイラ島と向かい合うように存在する小さな島であるジュラ島、その唯一の伝統ある老舗アイル・オブ・ジュラ蒸留所が創出するジュラ12年です。
バーボンカスクで熟成し最後の数年間をオロロソシェリーカスクで熟成したオロロソシェリーカスクフィニッシュのスコッチウイスキーで、その風味はフルーティの中にもスパイシーさを感じフィニッシュは甘さがドンと口の中に広がります。
ウイスキービギナーの人はスモーキーでドライなアイラよりもこういうウイスキーを先ずは飲んでほしいと思います、シングルモルトウイスキーの標準的なエッセンスを感じてほしいと思います。
アイル・オブ・ジュラは各種カスクで熟成したシングルモルトを出しています、ボトル形状が非常に個性的ですがラベルをよく見て買わないと外見はそっくりでも中身がまったく違うという紛らわしいシングルモルトですので購入の際には注意が必要です。
品名 ジュラ12年
熟成年数 12年
カスク バーボン、オロロソシェリー
蒸留所 アイル・オブ・ジュラ(アイランズ:ジュラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 5,500円~6,000円(2026年6月時点)
特記事項 オロロソシェリーカスクフィニッシュ