アイラやスペイサイドモルトなどスパイシーでドライなウイスキーにぴったりくるお勧めの美味しい魚の干物があります、大分県のひもの屋ヤマジンの干物は冷凍なのにジューシーで塩味が少ないので魚の旨さをそのままに味わえます。
写真のものはデパ地下や駅のお土産屋で扱っている贈答用で大サイズのサバ1枚で1,300円、同じく大サイズのアジ4枚で3,800円と若干高いのですが、ネット直販ではサイズは小さくなりますが半額程度とリーズナブルな価格で各種魚の干物が購入できます。
衛生管理と品質管理がしっかりしている食品加工会社の商品は安心して食べることができます、そしていつ食べても同じ味ですので信頼感があります、高級なウイスキーを心から味わって飲みたいときには是非ともおつまみも厳選して本物を頂くように拘ってほしいと思います。
左:ウルメイワシ 中:関アジ 右:関サバ
焼いた関サバ、肉厚でジューシーさが最高です
焼いた関アジ、身がしまっていて濃厚な味
焼いたウルメイワシ、頭や骨ごと食べられさっぱりしていて大変美味しい
本坊酒造(マルス蒸留所)のアンティークウイスキーが保管しているウイスキーの中から見つかりました、おそらく80年代から90年代のブレンデッドウイスキーだと思います、何故なら私が大事に保管しているウイスキーの多くは70年代後半から90年代後半にかけてコレクションしていたウイスキーだからです。
あまり記憶が無いのですがマルス蒸留所でこういうブレンデッドウイスキーがあったのですね、プレミアムリカーショップで1万円超とけっこう強気の価格で売っています、マルス蒸留所は頑ななファンが多いので懐かしんで買っていく人がいるのでしょう。
当時は現在のツインアルプスと同じ程度のグレードだと思うのですが、風味はドライフルーツのような甘みの中に酸味が香る上品な風味です、現在のものと比べるとまったり感があるのは時代の流れというものでしょう、その意味では当時のマルスの味を伝える大変貴重なボトルだと思います。
私は無類のビール好きで最近はウイスキーのチェイサーとしてビールを飲んでいます、非常に相性がよいと感じるのですがついついアルコールの摂取量が増えてしまいます。
そんな時に実に都合がよいのはこのブローリです、なんと完全にビールなのですがアルコール度数が0.9%なのです、醗酵を途中で止めてアルコール度数を抑える作り方をするようです。
新型コロナでアルコールを外食で楽しめない時期がありました、そんな際にも日本では1%未満はビール味の飲料として扱えるので居酒屋にも仕入れて出してもらっていた時期があります。
私的には穀物臭(モルト臭)が若干気になりますが、こういったヨーロッパ系の味が好きな人にはお勧めします、アルコール度を上げたいときにはホッピーのようにウォッカで調整するとよいでしょう。
薬草系リキュールで昔から最もカクテルに使われるリキュールがリキュールの女王と謳われているシャルトリューズで私の大好きなリキュールの一つです、強めの味のヴェール(緑色)とジョーヌ(黄色)の2種ありますが、私はドスンと薬草臭がくるヴェールをもっぱら好んで飲んでいます。
フランスには多くの薬草系リキュールが存在していますがおそらく最も古いリキュールだと思います、製法はカルトジオ会の修道院で最初に作られたレシピに基づいています、当時では薬として用いられていました。
世界中にある薬草系のリキュールの多くが修道院で造られていました、滋養強壮の薬として兵士の治療などに使われたのだと推測します、私も疲れたときは薬草系のリキュールを寝る前にお湯で割って飲んでいます。
日本の養命酒はこういったヨーロッパの国々に伝わる薬草系リキュールからヒントを得て味や香りを日本風にに仕上げたのだと思います、ちなみに薬草系リキュールには平均してハーブやスパイスが50種ほど使われています、中には100種以上というのも存在しています。
薬草系リキュールと相性のよいスピリッツはジンです、ジンも多くの薬草を使って造られていますから味も香りも相性が抜群です。
シャルリューズ・ヴェール(写真左側)と合わせてグリーンアラスカ(カクテル)をストロング(シェークやステアせずに原酒のみをグラスに注ぐだけ)で時々頂きます、私にとっては最高のジンドリンクです、ヴェールをジョーヌに変えると若干甘めの優しい味になります。
左側にあるのがシャルトリューズ・ヴェール
淡白な鶏ハムはウイスキーとよく合うので皆でウイスキーを楽しむホームパーティでは必ず自家製レシピで手作りします、コツを覚えると手軽に本格的な鶏ハムを作れます、重要なのは熟成です、熟成がしっかり行われないと茹でた鶏肉のような食感になりパサパサして美味しく仕上がりません。
鶏肉にしっかり漬け汁を吸わせながらじっくり熟成を待つことが重要です、漬け汁に漬けてから最低でも2日間は冷蔵庫で熟成させます、また麹やヨーグルトで熟成させるとホクホクして柔らかい豚ハムのような食感になり大変美味しくなります。
漬け汁は好みのレシピを自分流に考案するのも楽しいです、私はレシピ本に書かれているような基本レシピの砂糖と塩を半分にしてバジルソースとオレガノやタイムを加えた薄味のハーブ風味にしています、ほのかな香りのハーブ風味はウイスキーによく合います。
蒸し焼きにして薄くスライスしチャーシュー風に仕上げてみました
ハーブをたっぷり使って無水鍋(グリルパン)でタリアータ風に仕上げてみました、バーニャカウダやサラダとの相性は抜群です