毎年正月にスタッフと食と健康を事業としている会社のラボで新年会を行っています、みんなは好きなお酒やチーズなどを持ってきます、年に一度の新年会ですから私は秘蔵のプレミアムワインやウイスキーを用意し料理はウイスキーに合う料理を考えて手作りします。
また乾杯はいつもシャンパンです、この年はちょっと贅沢にもリンゴのような爽やかなフレバーで飲みやすいと評判のシャンパンであるドメーヌ・ギ・シャルルマーニュのブリュットクラシック2017です。
シャルドネ100%の混ざりけのないフルボディシャンパンで辛口系が好きな人には特にお薦めのシャンパンです、どんな料理にも合うと思います。
フランス伝統のシャンパンですので手軽とはいえない価格ですので、フレンチレストランだと恐ろしい価格になりますが家飲みなら購入原価ですみますね。
昔から本当にありがたいことにいろいろな人から焼酎や日本酒をお土産や盆暮の贈答にいただきます、居酒屋などではビールの後は必ず焼酎に切り替えるので焼酎好きだということが周囲の人に浸透してしまっているのかもしれません。
居酒屋に置いてあるウイスキーはサントリー角やバーボンですので居酒屋ではまずウイスキーは飲まずに焼酎を飲むようにしています、焼酎もウイスキーと同じくらいに大好きな酒です。
昔から日本酒やワインなど醸造酒はいつの間にか記憶を飛ばしたり翌日までアルコールが残りやすいので、体調管理がしやすいウイスキーや焼酎などの蒸留酒が身体に合っているようです。
芋焼酎と麦焼酎に関しては有名どころをほぼ全銘柄飲んでいると思います、ただ次から次へと新商品が出てくるので追いつきません、なので飲んだことのない銘柄に出会うと嬉しいものがあります。
銘柄によってウイスキーほどの拘りは無いのですがやはり自分の好みの味は飲みやすいと感じます、私的にはドライ風味のキリっと系が好きです、また蕎麦焼酎や紫蘇焼酎のように癖が強く味と香りの個性が際立ったものも大好きです。
昔からウイスキーもそうですが焼酎はどれほどの銘柄を飲んだか解りません、珍しいものや最高級のものも含めて写真も撮ってないので記事にはできませんが味と香りの記憶にはしっかり残っています。
私が一番美味しいと感じる焼酎は魔王です、芋焼酎なのに芋っぽい癖が無くお湯で割るとまるでライトな日本酒のような風味がします、本当に高級焼酎ともなるとまったく別物です。
ただ5,000円出すならウイスキーを買ってしまいそうですが何故か飲みたいと思っていると不思議と自然に回ってくるのです、きっと私と縁がある焼酎なのかもしれません。
高級焼酎村尾と魔王は本当に美味いです
神々(じんじん)もなかなか美味い
芋焼酎詰め合わせ
年末にこれだけ貰ってもお湯割でお茶代わりにグビグビと飲んでしまって翌1月末にはほぼ飲み干しています
飲んだ後にステーキなど肉類を欲する人は結構います、私も多分に漏れずその類の人間です、そんなときに食べたくなるのが消化が良い柔らかな肉です、その意味でお薦めの部位はザブトンです。
ザブトンとは肩ロースの一部で肩ロースのあばら骨側の柔らかな肉質で焼肉屋では特上カルビとして出している部位です、上質な脂のサシが入っているのが特徴でじっくり弱火でローストすると柔らかくジューシーに仕上がります。
このザブトンをメニューとして提供するグリルバーがあります、軽くレモン塩で頂くとウイスキーにものすごく合うガッツリ肉系のおつまみになります、価格的にはそれなりになりますが私が必ず頼む鉄板メニューです。
じっくり時間をかけて弱火でグリルするので余分な油が落ちて噛む必要がないほどの柔らかな赤身だけが残ります、量は半減してしまいますが量より質を重んじるお店では最高級のメニューになるでしょう。
行きつけのグリルバーで出している牛ザブトンのグリル
今も昔も安定した人気を誇るブランドであるバカルディのゴールドラムです、コストパフォーマンスが高くストレートでもカクテルベースでもホットラムにしてもどんな使い方もできる万能ラムです、ちなみにバカルディと発音するのは日本だけで正確にはバカーディと発音します。
私は寒い季節にはホットラムでよく飲みます、またドライフルーツを使ってオリジナルのラムベースのリキュールを造る際にもこのバカルディのゴールドラムを使っています。
ラムはケーキや料理の香りを引き立たせます、特にハチミツやバターとの相性がいいのでレストランの調理場には必ずといってよいほど1本は必ずおいてあるくらいです。
お寿司といえば伝統的な日本食の一つでミシュランガイドにも寿司屋が入っています、ちなみにミシュランガイドに選定されたお店の数都市別ランキング1位は東京で2位が本拠地パリです、次いで3位が京都で4位が大阪、5位がニューヨークとなんとトップ5に日本の都市が3つも入っており、国別ランキングでも日本が堂々の1位です。
ミシュランガイド国別1位の日本のレストランの多くはフレンチやイタリアンですが、寿司屋などの和食レストランも数多く入っています。
そんな世界に誇るお寿司は今や日本食を代表する料理として世界中で人気があります、そんな時代を反映してなのか外国人観光客用なのか最近の寿司屋にはウイスキーが多数用意されているのには驚きます。
ちょっと前までは寿司屋での飲酒といえば定番がビールで次いで日本酒や焼酎でありウイスキーはジャパニーズウイスキーが3種類ほどしか置いていませんでした、ところが最近ではシーバスミズナラに始まりボウモアなどのアイラモルトやブッシュミルズなどのアイリッシュウイスキーまで置いてある店もあります。
ちなみに「ミズナラ」というのは英語ではジャパニーズオークと表現されてきましたが、ジャパニーズウイスキーが世界ウイスキー品評会で最優秀賞を受賞した頃からジャパニーズオークという表現が日本語そのままの「ミズナラ」で表現されるようになっています。
話が横道にそれましたが、今の寿司屋でのウイスキー状況をみて気になるのがお寿司とウイスキーは合うのかということです、そこで実際に各種試してみました。
結論から言うとこれが実に合うのです、特に脂の乗った赤身系の魚にはピートの効いたドライなシングルモルトが気持ちよいくらいに味と香りが口の中でミックスします、またあっさり系の白身や貝・イカ・タコなどはノンピートでマイルドなブレンデッドがよく合います、酢飯の甘酸っぱさがウイスキーとの相性がよいのだと思います。
技術業界では「疑問はノウハウに変わる」とはいいますが疑問を持ったら考えるより体験するに限ります、「お寿司にはビール」という私の中での50年にも及ぶ常識が一瞬で崩壊し今や「お寿司にはウイスキー」と変わってしまいました、ちなみに飲み方はロックか水割りがよろしいようで。