BB&R(ベリーブラザース&ラッド)社が製造・販売するアイラモルトブレンデッドウイスキーでクラシックアイラの他にクラシックスペイサイドやクラシックアイリッシュなどもシリーズ化しています。
アイラモルトの若熟成をストレートに感じさせるピート臭とスパイシーな味が楽しめるウイスキーです、その後に続くフルーティな味も甘みもしっかり感じられバランスはいいと感じます。
飲み込んだ後もピート臭やスパイシー感がしばらく残ります、その意味ではアイラモルトエッセンスを全て感じ取れるアイラモルトブレンデッドです。
ただ一つの蒸留所で極めて近い味と香りと極薄いライトイエローのオフィシャルモルトが存在しています、勘のよいアイラモルトファンであればベースモルトがどの蒸留所なのかはすぐ解ると思います、結構いろんな意味で楽しめるウイスキーです。
品名 BB&R クラシックアイラ
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 不明(アイラ島)
メーカー ベリーブラザース&ラッド
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 44.2度
内容量 700ml
価格 4,500円~6,500円(2023年12月時点)
特記事項 複数のアイラ島にある蒸留所だけのモルトブレンデッド
最近ラベルが一新したアイラジャーニー、私は慣れ親しんだこの旧ラベルの方がシンプルで好きです、新ラベルはアイラ島の風景イラストが前面に押し出したものとなっています。
アイラ島が誇る5つの蒸留所の若熟成シングルモルトのブレンデッドであり、なんとも贅沢なブレンデッドウイスキーです、アイラモルトの特徴を掴むにはリーズナブルな価格も含めて非常に手ごろなウイスキーです。
特にアイラ島南部に並ぶように存在しているアードベッグ・ラガヴーリン・ラフロイグのピーティでスパイシー且つ後味が甘口なモルトをブレンドしている点は見逃せません、また北部のブナハーブンとカリラは酸味が香るフルーティな味と香り、これがブレンドされるのですからアイラモルトのエッセンスを全て堪能できるウイスキーです。
気取らずに気楽に飲めるアイラモルトブレンデッド、アイラモルト好きが集まるホームパーティでは重宝すること間違いなし、誰一人とがっかりさせない逸品です。
品名 アイラジャーニー 旧ラベル
熟成年数 不明(平均7年)
カスク 不明
蒸留所 アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、ブナハーブン、カリラ(アイラ島)
メーカー ハンターレイン
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 4,000円~5,000円(2023年12月時点)
特記事項 5アイラファウンダーブレンデッド
アイラ島の4つの蒸留所のモルトのみをブレンドしたビッグ・ピートは、なんと1983年に閉鎖した幻のアイラモルトと化しているポートエレン蒸留所の最期に仕込んだ1983年カスク(40年もの)が少量ですが含まれています。
その他の蒸留所はアードベッグ、カリラ、ボウモアと現在アイラモルトを代表する蒸留所のモルトブレンデッドウイスキーであり、なんとも贅沢なウイスキーです。
名称のビッグ・ピートは「豊富なピート」と「ピートおじさん」をかけたジョーク交じりの言葉遊びをラベルに表現するためにアイラ島のおじさんをイメージしたインパクトのあるイラストを採用したラベルで強力な印象を持つアイラモルトブレンデッドです。
尚、本スタンダード版の他に将棋・柔道・富士山・クリスマスなど様々なイラストが用いられたスペシャル版が存在しており、そのヴァージョンによってはプレミアムボトルとなっているものもあります。
これ1本でアイラモルトエッセンスのすべてが理解できるウイスキーと言えます、アイラモルトファンの為のアイラモルトブレンデッドがビッグ・ピートなのです。
品名 ビッグ・ピート
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 ポートエレン、アードベック、カリラ、ボウモア(アイラ島)
メーカー ダグラス・レイン
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 6,500円~9,500円(2023年12月時点)
特記事項 4アイラファウンダーブレンデッドでポートエレン1983年(閉鎖の年版)が入っている、絵柄によって内容や価格が異なる
アラート 全ヴァージョンで数量限定生産品の為プレミアム化する可能性大
チャールズ・ハミルトン社のハミルトンズ・シングルモルトスコッチウイスキーシリーズのアイラ版のハミルトンズ・アイラです、他にスペイサイド版など4地域の優れた蒸留所のシングルモルトをシリーズ化しています。
シングルモルトとアイラの2つの蒸留所のモルトブレンデッドという情報がありますが、一応ここではシングルモルトとして扱っておきます。
仮に2つの蒸留所のブレンデッドだとしても味と香りでほぼ3つの蒸留所に絞られますのでキーモルトが解ればもう一つもすぐ解ります。
シングルモルトだとすると非常に解りやすい味と香りなので、ほぼ蒸留所は特定できるでしょう、それにしても某蒸留所はどれほど幅広く原酒を卸しているのかと驚くばかりです。
ちなみに違うだろうという蒸留所を順にあげると、ブナハーブン・ブルイックラディ・キルホーマン・ラガヴーリン・アードベックです、つまり残る3つのアイラ島の蒸留所は何かということです、ただ残る3つの蒸留所のうち2つの蒸留所を区別するのはかなり難しいと思います。
いずれにしても価格的からみる味と香りのパフォーマンスはかなり高いと思います、気楽にアイラモルトのエッセンスを楽しめる逸品だと思います、まず買っても後悔はしないでしょう。
品名 ハミルトンズ アイラ
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 不明(アイラ島)
ボトラー チャールズ・ハミルトン
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 3,500円~4,500円(2023年12月時点)
アラート 品薄状況なのか価格上昇が発生する可能盛大
70年の実績を持つ老舗ボトラーのダグラス・レイン社はスペイサイドの蒸留所など多くの蒸留所のシングルモルトを世に出しています、そのダグラス・レイン社の謎のアイラモルト版が本品で非常にコストパフォーマンスが高く手軽に飲める1本です。
同様の名称で以前限定輸入品がありましたが、こちらは2つのアイラ島の蒸留所の原酒をブレンドしたものでアルコール度数が46.7度のアイラモルトブレンデッドです、ラベルが異なるので見分けがつくと思いますがオークションなどで間違えるととんでもない価格で購入することになりますので要注意です。
余談ですがダグラス・レイン社はスペイサイドの蒸留所やアイラ島の蒸留所のシングルモルトを蒸留所と熟成年数を明らかにしたボトルも多数出しています、つまり本品のように蒸留所や熟成年数を謎としている同社のアイラモルトは極めてレアで貴重です、ちなみにオークションでは高値で取引されている例もあり限定的な極少量生産なのかもしれません。
品名 クランデニー アイラ
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 不明(アイラ島)
ボトラー ダグラス・レイン社(ダグラス・マクギボン社)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 12,000円~(2023年12月時点)
アラート 極少数生産だったのか一般購入不可