
伝説のUD社(現ディアジオ社)花と動物シリーズ26種のうちの1つで、1991年発売当初から現在まで定期的にリリースされており現在でも入手可能な数少ない11種のシリーズ銘柄の1つであるリンクウッド12年です。
リンクウッドは現行の花と動物シリーズのなかにあって人気抜群のシングルモルトで白鳥がシンボルキャラクターとなっているスペイサイドにある蒸留所です、そこで製造される99%はボトラーズ銘柄やブレンデッド用でありオフィシャルのシングルモルトは大変貴重です。
蒸留所の冠銘柄のリンクウッド12年はその意味では同蒸留所の極めて貴重なシングルモルトです、おそらくあと数年で手に入らなくなる「未来のお宝モルト」の一本と言っても過言ではないので買えるうちに買っておくべきウイスキーだと思います。
ピート臭は柔らかくスパイシー感もほどほどでむしろフルーツケーキのような香りが極めて濃厚且つ上品です、スペイサイドの蒸留所らしいバランスの取れた味と香りは流石です。
特に強烈なアイラモルトを飲んだ後だと優しい味と香りが余計に引き立ちチョコレートやドライフルーツなどをつまみながら飲むと精神的にも落ち着いてきます、私にとって1日の〆のストレートで頂く一杯には最高のスコッチウイスキーとなっています。
品名 リンクウッド12年 花と動物シリーズ
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 リンクウッド(スペイサイド)
ボトラー ディアジオ社
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 11,500円~16,000円(2024年2月時点)
特記事項 花と動物シリーズのなかにあって現在でも手に入る貴重なシングルモルトの一つ、リリース時期によって価格に若干のバラツキがある


所有する2本のうち1本は木箱+リーフレットのフルセット
1823年に創業したグレンフォレス蒸留所は1837年にオーナーチェンジにより現在のエドラダワー蒸留所と改めます、この初期の蒸留所の名前を冠したグレンフォレスと銘打ったシングルモルトは1986年にエドラダワーというオフィシャル名称に代わるまで70年代後半から数年間だけ流通していたボトルであり、綺麗な状態での現存数は極めて少ない貴重な液体骨董品ともいえるボトルです。
エドラダワー蒸留所は2018年までスコットランド最小の蒸留所として有名であり観光名所ともなっている大変人気のある蒸留所です、その少量生産されてきたウイスキーは甘みの中にやんわりと酸味が香る非常に上品な風味です。
現在のエドラダワーとは別物というほど風味が違います、2018年から蒸留ポットスチルが変わったからなのかカスクそのものが違うのかは不明ですが、このグレンフォレス12年は複雑な風味で非常に上品な味わいがします、機会があれば是非一度は味わってほしいアンティークシングルモルトの逸品です。
もっと評価され話題となるべきウイスキーですがプロのバーテンダーさえグレンフォレスの存在と歴史を知らない人が多いのは確かです、その歴史とエドラダワーの前身銘柄だということがウイスキーマニアの間に広まれば一気に手の届かない存在になるのは必至でしょう。
品名 グレンフォレス12年 70年代~80年代前期流通ボトル
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 エドラダワー(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 35,000円~40,000円(2024年2月時点)
買取相場価格 15,000円~18,000円(2024年2月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
アラート 再評価され価格上昇中、木箱・リーフレット入りフルセットはプレミアム化で高額取引対象

ラフロイグが1815年に蒸留を開始したときの味を今に伝えるという意味でマネージャーであるキャンベル氏の拘りで作られたロア(「伝承」の意味)は、ラフロイグのウイスキーに対する精神そのものを味わえる特別仕様の逸品です。
その拘りのスペックの一つはヴァージン・ヨーロピアンオークカスクで熟成した後にファーストフィル・バーボンカスクに移し更に熟成させるという手の込んだ2カスクマチュアードとしています、更に熟成前に複数のカスクで熟成させたカスク原酒をヴァッティングしています、これによって複雑なエッセンスを醸し出す見事なバランスのウイスキーに仕上がっています。
ラフロイグといえば過去にはグレーンウイスキーを混ぜたブレンデッドもオフィシャルで創出していた時期もあります、その意味ではラフロイグ蒸留所だけで完結ブレンデッドとしたラフロイグ・モルトブレンデッドウイスキーと言っても過言ではありません。
尚、ラフロイグはオフィシャル版はホワイトラベルで、特別仕様や限定版はブラックラベルで識別していますのでブラックラベルのラフロイグを見つけたらよく調べてから購入するのがよいかもしれません。
品名 ラフロイグ ロア
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク ヴァージン・ヨーロピアンオーク、ファーストフィル・バーボン、他数種のカスク
蒸留所 ラフロイグ(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 48度
内容量 700ml
価格 14,000円~15,500円(2024年2月現在)
特記事項 複数カスクヴァッティング&2カスクマチュアード(ヴァージン・ヨーロピアンオークカスク~ファーストフィル・バーボンカスクフィニッシュ)

1981年創業のグレンターナー・ブレンディング社によって発売され80年代前期に極少量流通していた希少なハイランドシングルモルトのグレンターナー12年です、ハイランドにおける小さなグレンターナー蒸留所ですが当時はスペイサイドのグレンフィディック同様に盛んにグローバルブランディング戦略を繰り広げていたのが伺えます。
ただグレンフィディックはその後あっという間に確固たる世界ブランドを確立し、現在のグレンターナーはオフィシャルボトルこそ少量出してはいるものの人気を博すほどには至っておりません。
60年代から70年代は世界的なウイスキー離れによるスコッチ蒸留所の大氷河期でした、各スコッチ蒸留所は生き残りをかけて他国市場を切り開くべく販売会社を新規に設立してグローバル戦略を駆使していました、そんな時代背景を今に伝える極めて希少で貴重なシングルモルトです。
こういった貴重なシングルモルトにもう少しスポットライトが照らされてもいいと思うのですが、ウイスキーブームが再来しており世界中でシングルモルトが枯渇している今、こういった小さな蒸留所がもう少し話題になることを祈るばかりです。
ちなみにグレンターナー12年はハイランドウイスキー特有の後味がホットケーキのような甘いハチミツの風味がして大変飲みやすいウイスキーです、貴重な80年代のものと現行のものとの飲み比べもウイスキーの風味の変異を学べ面白いと思います。
品名 グレンターナー12年 80年代流通ボトル
熟成年数 12年
カスク バーボン他
蒸留所 グレンターナー(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 15,000円~20,000円(2024年2月時点)
買取相場価格 5,500円~6,500円(2024年2月時点)
特記事項 バーボンカスクをメインに複数カスクをヴァッティング、購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

コリーヴレッカン、アンオーとアードベックの三大特別仕様のオフィシャルラインアップのなかにあって最もストレートにアードベックエッセンスを楽しめるのがウーガダールです。
アルコール度数がかなり高めに調整されているので微妙なニュアンスを味わいたいならトゥワイスアップをお勧めします、ウーガダールに込められたメッセージを素直に受け取りたい人は是非ともチェイサーを飲みながらストレートで頂いてください。
ショットバーで「アンオーが終売になるかも」という情報を得て慌ててアンオーと共に購入したのですがアンオー同様に1年前に買ったときよりも価格が30%ほど高くなっていました、オークションでも高額で出品されだしていますので入手困難なエリアが存在している可能性があります。
ウーガダールの名前の由来はアードベック蒸留所の所在地にある湖の名称で、そのピートが茂る湖の水を仕込み水として製造されたことに由来しています。
何ともいえないフルーツのような甘い香りとスパイスの香りがミックスされ複雑な味わいといいアードベックファンには堪らない逸品でしょう、更には最初から最後まで感じるスモーキーなピートの香りはチーズやハムを最高の味に仕上げてくれます。
品名 アードベック ウーガダール
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク バーボン、シェリー
蒸留所 アードベック(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 54.2度
内容量 700ml
価格 11,500円~13,500円(2024年2月時点)
特記事項 2カスクヴァッティング
アラート 品薄状況で価格上昇傾向