左:タリスカー10年 旧ラベル 右:タリスカー10年 新ラベル
2017年までスカイ島唯一の蒸留所であったタリスカー蒸留所が誇る鉄板スタンダード銘柄です、タリスカーと言えばこのタリスカー10年を指しています。
スカイ島のシングルモルトは現在では期間限定的ながら同銘柄でしか味わえませんので、過去から各種のボトラーズ銘柄のブレンド用としてのニーズもあり世界的にも昔からファンの多いシングルモルトの一つです。
ピート臭から始まりスパイシーな味ときてフィニッシュは甘酸っぱい香りが広がるのでアイラモルトと勘違いする人もいますが、アイラ島よりも若干北にあるスカイ島のシングルモルトですから味や香りが似てくるのは当然かもしれません。
ブナハーブンなどのノンピートのアイラモルトよりも断然タリスカーのほうがアイラモルトらしいと言えます、フルーティな後味といい香りも極めて上品で女性に人気があるのも頷けます、ちなみにジョニーウォーカーのキーモルトの一つでもあります。
品名 タリスカー10年
熟成年数 10年
カスク アメリカンオーク
蒸留所 タリスカー(アイランズ:スカイ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 45.8度
内容量 700ml
価格 5,000円~6,000円(2024年3月時点)
ラベルこそ時代とともに変わりますが今でも同じ特徴的な変形角ボトルで販売されているカーデュ12年の80年代に流通していたボトルです、約50年ぶりに段ボールから出して確認したのですが若干液減こそしているものの外箱も含めて綺麗な状態で保管できており安心しました。
カーデュ蒸留所といえばブレンデッドの三大銘柄の一つであるジョニーウォーカーのキーモルトの一つですが、スペイサイドにしては優しいモルティな香りに柑橘系の香りが重なるのが特徴でキーモルトに選ばれるのはそれなりの意味があってのことだと感じます、ただしジョニーウォーカーブラックは特にタリスカーの個性が強く出ている気がします。
ボトルネックの巻ラベルにジョニーウォーカーの伝統の紳士の歩く姿マークが付いているのが何ともいえない主張をしています、ただし有名なシングルモルトなのに当時でもそれほど価格は高くはなかったように記憶しています。
香りも上品ですが味もトーストのようなモルティな香ばしい甘みもあり個人的には好みの味です、現在流通している12年もほとんど変わらぬ風味で意外と安価で購入可能であり、もう少し人気が出てもおかしくないウイスキーなのですがドライな味を好む日本人には薄味に感じて好まれない風味なのかもしれません。
品名 カーデュ12年 80年代流通ボトル
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 カーデュ(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 12,000円~15,000円(2024年3月時点)
買取相場価格 4,500円~5,500円(2024年3月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
新ラベルの正規品の倍近くも価格急上昇中のタリスカー10年旧ラベル、2017年まではスカイ島唯一の蒸留所であったタリスカー蒸留所が誇る鉄板スタンダード銘柄です。
スカイ島の本格的なシングルモルトは現在では期間限定的ながら同銘柄でしか味わえませんので、過去から各種のボトラーズ銘柄のブレンド用としてのニーズもあり世界的にも昔からファンの多いシングルモルトの一つです。
ピート臭から始まりスパイシーな味ときてフィニッシュは甘酸っぱい香りが広がるのでアイラモルトと勘違いする人もいますが、アイラ島よりも若干北にあるスカイ島のシングルモルトですから味や香りが似てくるのは当然かもしれません。
ブナハーブンなどのノンピートのアイラモルトよりも断然タリスカーのほうがアイラモルトライクと言えます、フルーティな後味といい香りも極めて上品で女性に人気があるのも頷けます、ちなみにジョニーウォーカーのキーモルトの一つでもあります。
最後に旧ラベルと新ラベルでは味と香りが違うという巷の噂がしきりです、実際にショットバーや家飲みで比べてみたのですが私にはよく解りません、ただ噂どおりに若干ですが新ラベルのほうが優しい味がしなくもないのですが特筆すべき大きな違いはないでしょう。
品名 タリスカー10年 旧ラベル
熟成年数 10年
カスク アメリカンオーク
蒸留所 タリスカー(アイランズ:スカイ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 45.8度
内容量 700ml
価格 8,000円~10,000円(2024年3月時点)
アラート 極めて入手困難状況、価格急上昇中
UD社から1991年に花と動物シリーズとして本ボトルが蒸留所オフィシャルボトルとして発売されます、しかし1993年に売却されたため販売を中止しており、リリースされたのがわずか2年ほどのため希少性から価格が上昇しています。
本ブログ開設をきっかけに過去楽しんだ味を再確認するため探しに探してなんとか購入できたのですがかなり高額での購入となってしまいました、まさに液体骨董品です、ちなみに現行オフィシャルのオロロソシェリーカスク14年などは2万円となっておりブラドノックシングルモルトはどれも価格が高騰しています。
ブラドノックはローズバンクと同じローランドに存在する蒸留所ですがローランドのウィクタウンというスコットランド最南端にある蒸留所です、ローランドスコッチウイスキーのフルーティな甘い香りとマイルドでライトな飲みやすい味の特徴をストレートに感じられるウイスキーです。
あまり有名な蒸留所ではないのですが、それもそのはずで生産するほとんどがブレンデッド用でありオフィシャルのシングルモルトはほとんど生産されることはありません、その意味でも本ボトルは希少性が高く非常に貴重なボトルといえます。
品名 ブラドノック10年 花と動物シリーズ 90年代前期流通ボトル
熟成年数 10年
カスク 不明
蒸留所 ブラドノック(ローランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
購入相場価格 150,000円~180,000円(2024年3月時点)
買取相場価格 50,000円~60,000円(2024年3月時点)
特記事項 現行オフィシャルボトルと共に今後も値上がり必須、購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
ハイランドのディーンストン蒸留所は閉鎖から再開して間もない蒸留所で長期熟成のカスク原酒の在庫がほとんどありません、現在ではディーンストン12年のスタンダードの他に様々な樽で熟成した少量生産のカスクストレングスを次々と排出しています。
ディーンストン2008・9年・レッドワインカスクマチュアードはショットバーで赤ワインカスク熟成というレアなウイスキーがあると勧められて2杯飲み、少量生産且つ日本への輸入数が極僅かだということで買える時に買っておこうと即日購入して以来7年間ほど保存しています。
レアなレッドワインカスクのカスクストレングスということもあり現在プレミアム化しています、発売後即終売となり通常購入はできなくなっているので飲んでみたい人はプレミアムリカーショップで探すかオークションで見つけるしかありません。
味は酸味の中に若干の渋みが入ってなかなか味わえない風味です、香りはノンピートでさわやかな柑橘系のドライフルーツを思わせるような上品さがあります。
品名 ディーンストン2008・9年 レッドワインカスクマチュアード
熟成年数 9年
カスク レッドワイン
蒸留所 ディーンストン(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 58.7度
内容量 700ml
購入相場価格 15,000円~18,000円(2024年3月時点)
買取相場価格 5,000円~6,000円(2024年3月時点)
特記事項 カスクストレングス
アラート 通常購入不可、プレミアム化しており価格上昇中