シンプルにエビをグリルしただけで味付けも何もしないで食べてみたところ甘みと食感が凄くウイスキーに合います、下手に何もしないで素材の味を活かした方が美味しいおつまみになるという定説そのものです。
しっかりグリルしたエビは殻ごとパリパリ食べられますしプチトマトやピクルスなどを添えたら味付けもソースも何も要りません、おつまみは料理とは違って味付けを楽しむものとは別次元の存在だと思います。
グリルおつまみを作るだけなら業務用の本格的なグリルなど不要です、家庭用の電気オーブントースターがあれば用は足ります、ただしヒーターが温まるまで待ってから食材を入れるようにしないとカラッとした食感が得られないので要注意です。
シンプルイズベスト、おつまみですからお酒を美味しく飲めることが重要でお腹を満たすのが使命ではありません、その意味ではシンプルに素材の味だけを楽しむのがよろしいようで。
これ1瓶あれば誰にもイタリアン風味のおつまみを作れます、私はバケットにチーズを乗せバジルペーストを塗って即席のブルスケッタをウイスキーのおつまみにします。
バジルは意外と柔らかな風味なのでウイスキーの味を邪魔しません、鶏肉と野菜をオリーブオイルで炒めてバジルペーストと和えるだけでイタリアンになります。
肉との相性は抜群ですが特に癖の無い鶏肉がお勧めです、自家製の鶏ハムもりますが、その際にも漬け汁に加えてハーブの香り付けに使います。
ニンニクや松の実も入っていますので面倒な材料が無くても手軽にイタリアン風味に仕上げてくれます、これかなり使えます。
ここで淡白な鶏肉を使ったレシピを紹介しましょう。
鶏ムネ肉とパプリカを塩を軽く振ってオリーブオイルで炒めてバジルペーストで和えるだけというもので、短時間でイタリアン料理になってしまいます。
毎年正月にスタッフと食と健康を事業としている会社のラボで新年会を行っています、みんなは好きなお酒やチーズなどを持ってきます、年に一度の新年会ですから私は秘蔵のプレミアムワインやウイスキーを用意し料理はウイスキーに合う料理を考えて手作りします。
また乾杯はいつもシャンパンです、この年はちょっと贅沢にもリンゴのような爽やかなフレバーで飲みやすいと評判のシャンパンであるドメーヌ・ギ・シャルルマーニュのブリュットクラシック2017です。
シャルドネ100%の混ざりけのないフルボディシャンパンで辛口系が好きな人には特にお薦めのシャンパンです、どんな料理にも合うと思います。
フランス伝統のシャンパンですので手軽とはいえない価格ですので、フレンチレストランだと恐ろしい価格になりますが家飲みなら購入原価ですみますね。
飲んだ後にステーキなど肉類を欲する人は結構います、私も多分に漏れずその類の人間です、そんなときに食べたくなるのが消化が良い柔らかな肉です、その意味でお薦めの部位はザブトンです。
ザブトンとは肩ロースの一部で肩ロースのあばら骨側の柔らかな肉質で焼肉屋では特上カルビとして出している部位です、上質な脂のサシが入っているのが特徴でじっくり弱火でローストすると柔らかくジューシーに仕上がります。
このザブトンをメニューとして提供するグリルバーがあります、軽くレモン塩で頂くとウイスキーにものすごく合うガッツリ肉系のおつまみになります、価格的にはそれなりになりますが私が必ず頼む鉄板メニューです。
じっくり時間をかけて弱火でグリルするので余分な油が落ちて噛む必要がないほどの柔らかな赤身だけが残ります、量は半減してしまいますが量より質を重んじるお店では最高級のメニューになるでしょう。
行きつけのグリルバーで出している牛ザブトンのグリル
今も昔も安定した人気を誇るブランドであるバカルディのゴールドラムです、コストパフォーマンスが高くストレートでもカクテルベースでもホットラムにしてもどんな使い方もできる万能ラムです、ちなみにバカルディと発音するのは日本だけで正確にはバカーディと発音します。
私は寒い季節にはホットラムでよく飲みます、またドライフルーツを使ってオリジナルのラムベースのリキュールを造る際にもこのバカルディのゴールドラムを使っています。
ラムはケーキや料理の香りを引き立たせます、特にハチミツやバターとの相性がいいのでレストランの調理場には必ずといってよいほど1本は必ずおいてあるくらいです。