ウイスキーに合うおつまみの重要なファクターは薄味ということです、またほんのりと香るものがウイスキーの香りの邪魔をしません、その意味ではトマトはよく合う野菜の一つです、特に食べやすく酸味と甘みが優しいプチトマトは口直しにもなって最高です。
カットしてブルスケッタに乗せてもいいしサラダのトッピングにも使えます、またクリームチーズとの相性がいいのでチーズの盛り合わせに添えて一緒に食べても美味しいです、勿論そのままでもウイスキーによく合います。
デパ地下では数種類のプチトマトがワンパックになって売っているのでおつまみにしながら味の個性を楽しんでいます、酸味の強いものよりほんのりとした酸味で甘みの多いものがウイスキーにはよく合います、何でも自分で試してみることが肝要です。

ウイスキーとの相性を確認するために4種のプチトマトパックを買ってきて味比べ、味の個性がすごくて同じプチトマトとは思えません

甘系のプチトマト(俗名でいうフルーツトマト)の方がウイスキーには合います
家飲み用に日本酒や焼酎はもとよりウイスキーなどを入れて使ってもよい汎用陶器ボトルです、非常に手にフィットし濡れていても滑らないので主に常飲の焼酎を入れて使っています。
家だけではなくてお店で焼酎のハウスボトルを詰め替えて使ってもお洒落でいいかもしれません、とにかく注ぎやすくボトルネックから液が垂れないのが気に入っています。
ボトルからそのまま注ぐのも何の問題も無いのですが、何となく雰囲気で美味しさが増す気がします。
難点といえば残量が一目で解りずらいところくらいです、それも注げば凡そ解りますので苦になったことはありません。
常飲ウイスキーを入れてベッド脇のサイドテーブルに置いておけばボトルをそのまま置くよりもインテリア的にもお酒を意識させないためにもいいかもしれません。

ウイスキーの長期熟成カスク原酒が世界中で枯渇気味でウイスキーメーカではニーズが高まっているにもかかわらず思うようにウイスキーを製造できません、これはモルトだけではなくグレーンも同様に在庫が無くなっている状況のようです。
そこで各社が目を付けたのが熟成の必要が無く蒸留してすぐに出荷できるウォッカやジンなどのスピリッツです。
そんな状況の中、なんとアイラのブルックラディ蒸留所がジンを製造し発売しています、そのジンはボタニストという名称が付けられました、ボタニストとは「植物学者」という意味です。
アニスやコリアンダーに加えてアイラ島で採れる薬草を加えて30種のハーブやスパイスが使われています、味はそれほど濃くはありませんがアルコール度数が46度なのでスピリッツ感は強烈です。
そんなボタニストを使って最近はグリーンアラスカというカクテルを時々飲んでいます、普通はシェークかステアして作るのですが、私は直接氷も入れずにグラスで混ぜるビルドで飲みます。
シャルトリューズ・ヴェールはアルコール度数55度ですから配分比率で計算しても50度近いアルコール度数になります、これをハーフでグイっと一気に飲むのです。
どちらも薬草で作られたスピリッツとリキュールです、元気にならないわけがありません、個人的には勝手にグリーンアラスカ・ビルドを「長寿の薬」と称して注文しています。

右側にあるのがボタニスト
シャルリューズ・ヴェール(写真左側)と合わせてグリーンアラスカ(カクテル)をビルド(原酒のみをグラスに注ぐだけ)をハーフで時々頂きます
ピーマンの肉詰めを大きなパプリカを使って作ってみました、僅かな酸味と甘さ香る美味しいおつまみになりました、パプリカは大きいのでちょうどハンバーグ1人前の肉の量になります。
中身の肉は合挽きのハンバーグ用のミンチにタマネギのみじん切りをバターでローストしたものを合わせています、コショーは使わずにナツメグを使って辛味よりもほんのりとスパイス臭を感じる程度にしています、また塩分もできるだけ抑えて肉の美味しさを引き出すようにしました。
写真のトッピングはイタリアンパセリですがバジルのほうが合うかもしれません、あまり香りが強いものよりもソフトな香りのハーブが良いと思います、ウイスキーのおつまみにはできるだけ素材の風味を活かす薄味にするのが基本です。
プチトマトの酸味とよく合う味ですのでプチトマトを添えると映えると思います、赤パプリカには黄色のプチトマトを黄パプリカには赤色のプチトマトがトッピングのグリーと3色のトリカラーとなり色合い的にもハンバーグよりもいいですね。


ウイスキーといえばスコットランド産のスコッチとかアイルランド産のアイリッシュ、そして日本産のジャパニーズが世界ウイスキーコンテストで各賞を独占しています。
そんな事実からスコッチやアイリッシュは世界中で親しまれているウイスキーだという印象を受けてもおかしくありません、ところが世界のウイスキー販売量ランキングを見るとそれは儚い幻想だということを思い知らされます。
最新の2022年版世界ウイスキー販売数ランキングによると1位はなんとインド産のインディアンウイスキーのマックダウェルズです、2位は同じくインディアンウイスキーのロイヤルスタッグ、3位もインディアンウイスキーのオフィサーズチョイス、4位もインディアンウイスキーのインペリアルブルーと1位から4位までインディアンウイスキーが占めています。
5位になってようやくスコッチウイスキーのジョニーウォーカーが入り、6位はアメリカンウイスキーのジャックダニエル、7位はアイリッシュのジェムソン、8位に再度インディアンウイスキーのブレンダーズブライドが入ります、9位はスコッチのバランタイン、10位もインディアンのエイトピーエム、同率11位にカナディアンのロイヤルクラウンという結果です。
なんとインディアンウイスキーは世界市場の70%を誇る世界一の流通量を誇るウイスキーなのです、次いでスコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンと続きジャパニーズはウイスキー市場で最も少ない販売数なのです。
ただしランキングはあくまでも販売数であって総売り上げや品質を問うものではない性格のものであるという認識が重要です、世界のウイスキー流通量からみると98%がブレンデッドであり味や香りの品質を問われるシングルモルトは僅か2%でしかありません。
その2%の流通量の中でスコッチやジャパニーズの数百在る蒸留所銘柄が味と香りを競い合い最高級ウイスキーを製造しているのです、こういう事実はウイスキーだけではなくオーディオなどの家電品や衣料品にも当てはまります、薄利多売で勝負するのか厚利小売で勝負するのかという国民性やメーカーのスタンスの違いが色濃く反映されているということです。