
ウイスキー評論家の間では「隠れたシングルモルトの逸品」と評価されているグレンエルギンのオフィシャル版12年です、日本で昔から馴染みのあるブレンデッドウイスキーのホワイトホースのキーモルトとして独特の風味を思い起こせるシングルモルトだと思います。
飲んだ瞬間にホワイトホースの独特の風味がここから来ていると感じられます、それほど個性的な風味のするシングルモルトですが好みが別れるかもしれません、というのも蜂蜜のような甘い香りがドライなウイスキーを好む人には苦手に感じるかもしれないからです、特にアイラファンにはウイスキーというよりも風味的にはブランディに近いと思われるでしょう。
ここ最近ですが、オフィシャル版12年が終売になるという噂が広まっています、現在ではそれほど入手しずらくなっているのも確かです、私も数本ストックしたいと探してどうにか購入できましたがかなり高額になっていたので一瞬購入を躊躇ったほどです。
品名 グレンエルギン12年
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 グレンエルギン(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 9,500円~14,000円(2026年2月時点)
特記事項 終売の噂ありで入手困難状況

アイラモルトの代表格ともいえるアードベックは過去数々のレギュラーラインアップ以外のスペシャルボトルを出してきました、その中で最も新しいスペシャル版がこのスモークトレイルです、スモークトレイルはカスクが異なる3種が存在しており本ボトルはマンサニーリャカスクになります。
尚、マンサニーリャとはシャリーの1種ですが日本においてはマンサニージャと発音する人が多いのですが本記事においては現地発音で記載しています、マンサニーリャシェリーとはスペインのアンダルシア地方の海沿いで製造されるシェリーで淡い琥珀色の辛口シェリーです。
他のスコッチウイスキーは近年オロロソシェリーやペドロヒメネスシェリーといった甘系の赤色シェリーカスクを多用しますがアードベックは流石辛口のシェリーを選択したようで私的には大正解だと思います、アードベック特有の強いスモーキーに若干香る柑橘系の香りは最高です、また味はスパイシー感が先に来てフィニッシュはケーキのような甘さに変わりアイラファンには堪らない1本だと思います、是非とも飲んでほしいお薦めの1本です。
品名 アードベック スモークトレイル・マンサリーリャエデション
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク アメリカンオーク、マンサニーリャシェリー
蒸留所 アードベック(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 1,000ml
価格 13,000円~16,500円(2026年1月時点)
特記事項 免税店限定販売

有名なボトラーであるキングスバリー社によってボトリングされたオーヘントッシャン14年です、2003という数字は仕込み年ですのでボトリングは2018年ということで現在購入できるのは在庫分だけです。
シルバーという名はシルバーラベルから来ており正式にはリミテッド・エディションズとなっています、本シリーズは数滴の水を加水することによりウイスキーに込められた微妙な要素が開き、本来の個性を楽しめるというコンセプトの下に造られたシリーズです。
本ボトルのオーヘントッシャン14年2003はすっきりとした柑橘系の香りと口の中に広がるピリッとしたスパイシー感のバランスが面白いです、フィニッシュに甘いドライフルーツのような味が何とも言えない美味しさを感じます、買えるときに買っておきたいお薦めの1本です。
品名 キングスバリー・シルバー オーヘントッシャン14年2003
熟成年数 14年
カスク ホグスヘッド
蒸留所 オーヘントッシャン(ローランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
購入価格 11,000円~13,000円(2026年1月時点)

ハイランドの代表銘柄グレンモーレンジの10年は最もスタンダードな1本です、そのグレンモーレンジ10年の旧ラベルで僅かながらも現在でも探せば手に入ります。
カスクはたぶんバーボンなど何種類かをヴァッティングしていると思います、最近増えてきたシェリー系のフルーティな香りとは異なり個人的には懐かしい香りを感じます、味もスパイシーでガツンと来ますが後に残る甘みが何とも言えません。
グレンモーレンジは昔から様々なカスクを巧く使ってヴァッティングさせることで有名でシングルカスクシリーズも人気が高いです、またヴァッティングを変え名称もユニークなシリーズもあります、ちなみに新ボトルは更にマイルドで飲みやすい味に変わってきています。
品名 グレンモーレンジ10年 旧ラベル
熟成年数 10年
カスク 不明
蒸留所 グレンモーレンジ(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 7,000円~9,000円(2025年12月時点)

ベンロマックは斬新なデザインのボトルでしたが残念なことに2020年にラベルがリニューアルされ本ボトルは旧ボトルになってしまいました、現行の新ボトルはむしろ落ち着いた伝統あるラベルデザインでどちらが旧なのかほとんど人は新旧を間違えるでしょう。
ベンロマック蒸留所は買収にあい2009年に再開した蒸留所で本ボトルは再開後初リリースのオフィシャルボトルです、その意味では本ボトルは貴重なボトルと言えます、もう少し評価されてもいいのではないかとさえ思います。
製法は贅沢にもバーボンカスクとシェリーカスクで熟成した後にヴァッティングし、更にオロロソシェリーカスクで再熟成されて造られています、またバッチの一部を次のバッチに混ぜるというソレラ方式をとっていますので安定した味と香りを維持しています。
その製法過程からして大変リーズナブルな価格に設定されています、甘さとスパイシーさがバランスよく配合されコストパフォーマンスが高いスペイサイドシングルモルトです。
品名 ベンロマック10年 旧ボトル
熟成年数 10年
カスク バーボン、シェリー、オロロソスエリー
蒸留所 ベンロマック(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 9,000円~12,000円(2025年12月時点)
特記事項 バーボンカスク&シェリーカスクのヴァッティング~オロロソシェリーカスクフィニッシュ