
昔からコストパフォーマンスが高いと評判のホワイトホースのハイクオリティ版のホワイトホース12年の旧ボトルです、この頃は全世界に流通していましたが現在ホワイトホース12年は日本限定販売となっています。
ホワイトホースはドライ系が好きな人に好まれる銘柄の一つです、ストレートで飲んでもスパイシー&ドライで後味がすっきりしており辛口好きな人には堪らないウイスキーだと思います。
特に水割りやお湯割りにすると角が取れて程よいマイルドな味になり飲み心地は最高です、熟成ブレンデッドのように甘すぎる感じもなくすっきり飲めます。
アイラのラガヴーリンに加えてオルトモア、クライゲラヒ、グレンエルギンという超有名なスペイサイドの蒸留所のシングルモルトがキーモルトとなっているホワイトホース12年は、常飲スコッチウイスキーの鉄板ウイスキーと言っても過言ではありません。
品名 ホワイトホース12年 旧ボトル
熟成年数 12年
キーモルト ラガヴーリン、オルトモア、クライゲラヒ、グレンエルギン
メーカー ホワイトホース
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入相場価格 4,000円~4,500円(2025年8月現在)
買取相場価格 1,000円~1,500円(2025年8月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

現在ではホワイト&マッカイ社傘下に入っているデスモンド&ダフのデスモンド&ダフ12年の80年代に流通していたボトルです、非常に目立つ派手なラベルが印象的です。
この当時のデスモンド&ダフ社はボトラーのグレンモア・スピリッツカンパニーの関連会社だったようでボトラーとブレンデッドウイスキーメーカーという住み分けだったのではないかと推測しています。
グレンモア・スピリッツカンパニーは主にアメリカ向けの各種スピリッツを製造販売する会社であり、このデスモンド&ダフもアメリカ向けのウイスキーだったのかもしれません。
キーモルトは不明ですがボトルの印象とは異なりライトでスパイシーな風味です、スムーシーで飲みやすいウイスキーだと思います。
品名 デスモンド&ダフ12年 80年代流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト 不明
メーカー デスモンド&ダフ(現在ホワイト&マッカイ傘下)
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 6,000円~8,000円(2025年8月時点)
買取相場価格 2,000円~3,000円(2025年8月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

ノンエイジながらも12年ブレンデッドよりもはるかに上品で美味しいと人気のウシュクベ・リザーブです、昔から常時置いているショットバーも多いです。
販売元の会社はアメリカの会社のトゥエルブ・ストーンフラゴンで、スコットランドのグラスゴーに現地法人を置いて製造しています。
ノンエイジとはいえ10年から18年熟成の25種のモルトをメインに少量のグレーンをブレンドした後にシェリーカスクで6ヶ月間再熟成させたブレンデッドウイスキーであり手の込んだ高品質のウイスキーです。
一口目から各モルト原酒のエッセンスが飛びこんできます、複雑で上品な味と香りのバランスは最高です、是非ともストレートで飲みたいウイスキーです。
キーモルトは公開されていませんが、ウシュクベの最高級品であるウシュクベ・ブルーフラゴンには18種のキーモルトが使われておりおそらくウシュクベ・リザーブにも同じモルトが使われていると考えて良さそうです。
ちなみにウシュクベ・ブルーフラゴンの公開されているキーモルトは、スペイサイドのインチガワー・ベンリネス・クライゲラキ・ダルユーイン・オスロスク、ハイランドのグレンゴイン・ブレアアソール等となっており何と花と動物シリーズの蒸留所モルトがずらーっと並んでいるのが驚きの事実です。
品名 ウシュクベ リザーブ
熟成年数 不明
キーモルト インチガワー・ベンリネス・クライゲラキ・ダルユーイン・オスロスク・グレンゴイン・ブレアアソール
メーカー トゥエルブ・ストーンフラゴン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 6,000円~7,000円(2025年8月時点)
特記事項 シェリーカスクフィニッシュ

日本の小さな輸入商社が少量輸入していたベンロイヤルの80年代に流通していたボトルです、詳しいことはほとんど解らないアンティークウイスキーの一つです。
80年代当時はありとあらゆるウイスキーがイギリスから輸入されていました、本ボトルもその一つで数年で姿を消してしまいました、ベンロイヤルは調べたところ黒ラベルの現存数が多いようでゴールドラベルの本ボトルは珍しいと思います。
ライトでスムースな口当たりで飲みやすい風味です、当時のベタ甘な風味のブレンデッドとはかなり趣向が異なる味と香りがします、わりと若熟成なのかドライな風味なので現在でも受けがよいアンティークウイスキーだと思います。
保管用に何故か2本ストックがありましたので、記憶はないのですが個人的に当時気に入っていた風味がしたのだと思います、アンティークなのにかなりリーズナブルな価格なので飲んでみる価値はあると思います。
品名 ベンロイヤル 80年代流通ボトル
熟成年数 不明
キーモルト 不明
メーカー モリソン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 4,000円~5,000円(2025年8月時点)
買取相場価格 1,500円~2,000円(2025年8月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

このウイスキーに関しては何の説明も不要でしょう、それほど高名なスコッチウイスキーの頂点を極めたマッカランの現在におけるスタンダードがこのマッカラン12年・ダブルカスクです。
ダブルカスクは2つの異なるカスク原酒のヴァッティングものであり、ほぼ同じ価格で3つのカスク原酒をヴァッティングしたトリプルカスク版もありますので購入の際には好みで選ぶとよいでしょう。
原木を厳選し1からカスクを自社で作り上げる拘りと伝統の技法に裏付けされた味と香り、世界中でスコッチウイスキーの頂点に君臨していることは紛れもない事実です。
バブル期に売り出されていた木箱入りマッカラン30年の重厚な木箱と空ボトルがなんとプレミアムリカーショップで100万円で売られている事実、他のウイスキーには真似できない風格は見事としか言いようがありません。
それにしても木箱と証明書付きの空ボトルを100万円で買ってどうするのでしょうか、もしも当時のものが手付かずの綺麗なまま保存されていたらとんでもない金額で取引されています、下衆の勘繰りではありませんがとても気になります。
そんなプレミアムマッカランは無理でも現役の12年なら手軽に飲めます、オロロソシェリーに使われるカスクで熟成されたモルトウイスキーはまさに上品でフルーティ、疲れた心身を癒すのには充分です、1日の最後に飲みたいウイスキー、これが世界の最高級ウイスキーブランドが製造するシングルモルトの強さなのでしょう。
品名 マッカラン12年 ダブルカスク
成年数 12年
カスク アメリカンオークシェリー、ヨーロピアンオークシェリー
蒸留所 マッカラン(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 9,500円~12,500円(2025年8月時点)
特記事項 2カスクバッティング