
ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代からレッドラベルと12年ブラックラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です。
その伝統あるジョニーウォーカーが7世代を超え受け継がれてきたマスターブレンダーを称えて現在のマスターブレンダーが造り上げた特別なブレンドがこのゴールドラベルです。
私の最も多く愛飲したジョニーウォーカーブラックラベルが12年熟成以上のキーモルトを使っていますが、このゴールドリザーブは更に熟成度を感じる芳醇な風味で熟成年数に拘らずに風味を追及しており非公開ながら18年以上のキーモルトが入っているとされています、それがこの価格で買えるとは良い時代になったものです。
ちなみにジョニーウォーカーのキーモルトは驚くなかれアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、キーモルトを知っただけで飲まなくてもその風味がどれほど上品で多くのエッセンスが詰まっているかを想像できるでしょう。
尚、本ボトルは旧ラベルとなっています、新しいラベルはラベルの下に赤文字でジョン・ウォーカーも文字が入っています。
品名 ジョニーウォーカー ゴールドラベル 旧ラベル
熟成年数 不明(非公開、18年以上のモルトが入っている?)
キーモルト ラガヴーリン、タリスカー、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入価格 6,000円~6,500円(2026年10月現在)
特記事項 現在は新ラベルに変わっています

グレンキース蒸留所はオフィシャルボトルに加えてブレンデッドウイスキーのキーモルトとしても提供していたのが影響し、1999年に原酒カスクの枯渇により閉鎖されました。
ところが2013年に多額の投資を受け生産を開始します、本ボトルは再生産後初のオフィシャルボトルで少数出荷されました、現在では不明ですが2023年当時は日本では公式発売されておらず全て並行輸入品でした。
初めて飲んで以来虜になってしまったのですが2024年10月以降あらゆるショップを探してみましたが写真のボトルを最後に見つけることはできませんでした、ところが2026年に入ると再び出回るようになりました。
若干の粗さを感じますので熟成年数はおろらく8年くらいだと思いますが香りはスペイサイドらしからぬ甘酸っぱい若い洋ナシのような香りがします、数滴加水すると雑味が消えハチミツのような甘さが出てきて嫌味の無い味に変わります、早く12年とかのオフィシャルボトルを飲んでみたいです、それまでしばらく我慢しましょう。
品名 グレンキース ディステラリーズエディション
熟成年数 不明
カスク 不明
蒸留所 グレンキース(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 4,500円~5,000円(2026年5月時点)
特記事項 2013年に稼動再開後初の出荷ボトル

オリジナルのザ・グラッドストンアクスはハイランドに存在する14の蒸留所で造られたシングルモルトだけをブレンドしています、本ボトルはザ・グラッドストンアクスにアイラモルトをブレンドしてスモーク版として造られたザ・グラッドストンアクスのブラックアクスです。
モルトブレンデッド自体が数少なく、ハイランドモルトにアイラモルトをブレンドしたモルトブレンデッドは貴重でありウイスキーファンには堪らないウイスキーでしょう。
香りはスモーキーの中にモルティでバニラのような甘い香りがします、フィニッシュにほのかにビター味を感じます、スコッチウイスキーのエッセンスがこれでもかというくらいに詰め込んだ非常にバランスのよいウイスキーです。
ただし芳醇な味と香りを楽しみたい人には向きませんがガツンとしたドライな味を好む人には大変美味しく味わえると思います、価格もリーズナブルなのでお薦めです。
品名 ザ・グラッドストンアクス ブラックアクス
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク バーボン
蒸留所 不明(ハイランドの14蒸留所+アイラの蒸留所)
メーカー グラッドストンアクス
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 41度
内容量 700ml
価格 4,000円~4,500円(2026年9月時点)
特記事項 14ハイランドモルト+1アイラモルトブレンデッド

スコットランドの最も北にあるオークニー諸島にある蒸留所の中で最も古い歴史のあるウィットロー蒸留所、そこで生産されるモルトをシグナトリー社がボトリングしたウィットロー10年・ダブルカスクです、本ボトルは2013年蒸留2013年ボトリング版です。
ボトラー版はオフィシャル版を出していない蒸留所やカスクを世に出し広めてくれるのでありがたい存在です、特にその中でもシグナトリー社は極めて貴重なウイスキーを出すボトラー銘柄でウイスキーファンなら知らない人がいないほどです。
ちなみにウィットロー蒸留所はハイランドパーク蒸留所の第二蒸留所のような存在で支配権はハイランドパーク蒸留所です、しかし本家ハイランドパークとは似ても似つかない個性的な味と香りのシングルモルトです。
ダブルカスクとあるので2つのカスクのヴァッティングです、ラベルにはファーストフィル・ペドロヒメネスとセカンドフィル・オロロソとあります、ダブルシェリーカスクとしてはエグ味もなくすっきりと飲めます。
甘み・苦み・酸みを感じながらスパイシーさもありシェーリーカスクファンには堪らない一本です、ただ熟成された芳醇な旨みは少なく若干ドライさを感じます、現在ほぼ入手不可能な状況です、買えたら非常にラッキーです。
品名 ウィットロー10年2013 ダブルカスク(シグナトリー)
熟成年数 10年(2013年蒸留2023年ボトリング)
カスク ファーストフィルPX、セカンドフィル・オロロソシェリー
蒸留所 ウィットロー(アイランズ:オークニー諸島)
ボトラー シグナトリー
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 9,000円~11,000円(2026年9月時点)
特記事項 入手困難状態

日本人には70年代から馴染みの深い三角形ボトルのシングルモルトウイスキーであるグレンフィディック、その三角形ボトルそっくりのブレンデッドウイスキーであるグランツの若熟成版トリプルウッドです。
同社所有のグレンフィディックが80年代には入っていましたが、現行のグランツには入っていないという噂が広まった時期がありますが、改めて調べてみましたがしっかりグレンフィディックは入っていました。
個人的な感覚ではグレンフィディックは90年代辺りから風味がかなりマイルドになった感があります、対してグランツは80年代のグレンフィディックに通じるドライな風味を感じます、これはかなり個人的には好きな味と香りです。
シェリーカスクを使っていないブレンデッドが少なくなった現在、私個人的には貴重なブレンデッドウイスキーの一つかもしれません、若熟成でのドライ感はあるもののバーボンカスクからくるトーストのような香ばしさとドライフルーツのような風味は生きています。
品名 グランツ トリプルウッド
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク ヴァージンオーク、アメリカンオーク、リフィルバーボン
キーモルト グレンフィディック、ヴァルベニー、キニンヴィ、アイルサベイ
メーカー ウイリアム・グラント&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 1,600円~1,800円(2026年9月現在)