
一時期は木箱入りで売られていたこともあるロイヤルチェスター12年です、改めて調べてみたのですがほとんど詳しい情報が得られません、限定的な時期にごく少量生産品だったのかもしれません。
後継品も見当たりません、価格も安価ですしアンティークウイスキーマニアの人に珍しがられて買われていくようです。
品名 ロイヤルチェスター12年 70年代後期~80年代流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト 不明
メーカー ダグラス・マードック
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 5,000円~7,000円(2025年4月時点)
買取相場価格 1,500円~2,000円(2025年4月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

ウイスキーボトラー兼メーカーのアンガス・ダンディ社が製造販売するシングルグレーンウイスキーのストラスコルム8年です、蒸留所が明かされていない謎のシングルグレーンということになります。
柑橘系の香りが爽やかでライトで飲みやすいウイスキーです、単独でも美味しいのですが、リーズナブルな価格なので好きなモルトとブレンドして手作りブレンデッドウイスキーを気楽に楽しめるシングルグレーンです。
品名 ストラスコルム8年
熟成年数 8年
カスク バーボン
蒸留所 不明
ボトラー アンガス・ダンディ
ウイスキー種 シングルグレーン
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 2,500円~3,000円(2025年4月時点)

ジェームス・マーティンズの80年代前期から90年代にかけて流通していたジェームス・マーティンズ12年です、キーモルトにハイランドのグレンモーレンジとスペイサイドのグレンマレイを使っている本格的なブレンデッドウイスキーとして定評があります。
本ボトルにはウイスキー特級のラベルがありますので本ボトルは70年代から流通していた可能性があります、キーモルトと12年という熟成年数から考えるとシングルモルトファンを強く意識して造られたスペックの高いウイスキーです。
ボトルやラベルデザイン的にもウイスキーファン受けするもので、当時ショットバーでもたまに見かけることがあった人気の高かったブレンデッドウイスキーですが2004年にジェームス・マーティン社は買収により同社名を冠したウイスキーは造られていません、その意味でもアンティークウイスキーブームでニーズが高まっているのか価格はプレミアムがついて上昇傾向にあります。
ボトルのデザインも含めてブレンデッドの味と香りが現在のブレンデッドの傾向に近いと思います、ドライとは言わないまでもベタな甘さを感じさせずにすっきり飲めるライトな風味で飲みやすいです、ちなみにグレンマレイのオフィシャルボトルと形状が同じなのでグレンマレイとの関係が強かったのだと思います。
品名 ジェームス・マーティンズ12年 80年代前期~90年代前期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト グレンモーレンジ、グレンマレイ、グレンリベット
メーカー ジェームス・マーティンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 7,500円~9,000円(2025年4月現在)
買取相場価格 2,500円~3,000円(2025年4月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

ジ・オブザーヴァトリー20年はデュワーズの7代目マスターブレンダー、ステファニー・J・マクラウド女史が手掛けたシングルグレーンウイスキーです。
グレンデヴェロンのブランドでオフィシャルシングルグレーンウイスキーを製造するマクダフ蒸留所の原酒をバーボン樽で20年熟成したという何とも贅沢なシングルグレーンウイスキーです。
バーボンカスクをダイレクトに楽しめるウイスキーです、バニラやハチミツのような甘い香りと芳醇でマイルドな味でストレートでもグイグイ飲めるライトな美味しさです、アイラモルトやスペイサイドモルトなどと合わせて即席の自家製ブレンデッドウイスキーを楽しむという手は大いにアリです。
品名 ジ・オブザーヴァトリー20年
熟成年数 20年
カスク バーボン
蒸留所 マクダフ(ハイランド)
ウイスキー種 シングルグレーン
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 6,000円~6,500円(2025年4月時点)

JPSは私と同年代の人はすぐにもピントくるブランドですが今の人には馴染みのないブランドでしょう、JPSはタバコのブランドで一時期はF1(チーム名:JPSロータス)にも参戦していたブランドです。
JPS15年は80年代に流通していたウイスキーでタバコと共に免税店でよく買われたウイスキーではないかと思います、海外のお土産にはもってこいだったわけです、このウイスキーも日本向けみたいなものでバブル崩壊と共に見ることもなくなりました。
当時のF1に参戦していたJPSのマシンは黒字に金色の文字やシルエットラインとタバコのデザインを模したカラーリングでした、まさにこのボトルも同じカラーリングとデザインを継承させています、当時は非常に高級感があり飾っていた人も多いかと思います、ボトル下部がF1マシンのリアウイングのようでモーターファンはゾクッとします。
肝心のウイスキーはどこで作られたものかは解りませんがトロンとしたストライクで当時の高級ブレンデッドの風味です、好む好まないは別にしてこれはこれで歴史を感じる味がします、味や香りがどうこう言うべきウイスキーでもないでしょう。
ちなみにラベルに目立つように免税店シールが貼られていますが、これはルールで国内販売物と区別するための処置で無理に剥がそうとするとラベルが確実に傷ついてしまいますので要注意です。
品名 JPS15年 80年代流通ボトル
熟成年数 15年
キーモルト 不明
メーカー ジョン・プレイヤー・スペシャル(ブランド名:JPS)
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 7,000円~9,000円(2025年3月時点)
買取相場価格 2,500円~3,000円(2025年3月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します