代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

蝦夷松(エゾマツ)は「松」という名前がついていますが、正確にはマツ科トウヒ属の樹木で、いわゆる"松"であるマツ科マツ属とは別のグループに属します。
同じマツ科ではあるものの、いくつかの違いがあります。
両者の違いがいちばん分かりやすく表れるのが葉の付き方です。
マツ属の木は細い葉が2本ずつあるいは5本ずつなど束になって生えます。
黒松や赤松の葉をよく見ると針のような葉がセットで出ているのが分かります。
一方トウヒ属である蝦夷松は、この束がなく葉が1本ずつ枝についています。
枝を指でなぞると一つひとつの葉が均等に並んでいるのが特徴的です。
葉の長さや質感にも違いがあります。
マツ属は全体に葉が長めでふさふさとした印象のものが多いのに対して、トウヒ属の蝦夷松は葉が短めで硬く触れると少しチクッとした手触りがします。
同じ「松」という名でひとまとめにしてしまいがちですが、こうして見ていくと蝦夷松はやはりトウヒとしての個性をしっかり持っているのだと分かります。
くらしの園芸
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冬に入り古い葉が茶色くなってきましたので、少し整理しました
古い葉を指でつまんで取り除いて風通しを良くしています。
指でつまんでぽろっと取れてしまうもの中心に取り除きました。
赤松も冬支度を進めています。

また、葉の根元の白くなって見えることに気づきました。
冬になって乾燥しているからでしょうか。

少し調べてみると、葉を包んでいる薄い白い皮のようなものが粉っぽくなっているようです。
ただ害虫やカビなども情報として出てきます。
葉自体は元気そうなので、もう少し観察して確かめたいと思います。
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パンダガジュマルを育て始めてあらためて植物の不思議さを感じています。
今日は12月5日ですが、室内の鉢を見ていると新しい葉がそっと顔を出していてこんな時期でも成長するのかと驚かされました。
冬は植物が休眠する季節だと思い込んでいたので、初心者の私にとっては大きな気づきです。
調べてみるとパンダガジュマルはもともと暖かい地方に自生する木で、十分な室温と明るさがあれば冬でも完全には動きを止めないそうです。
室内が20度前後で日中はカーテン越しでも光が届く場所であれば、外が寒くても鉢の中では静かに活動を続けているようです。

とはいえ春や夏のように一気に伸びるわけではなく、この時期の成長は本当にゆっくりです。
よく見ないと気づかない程度に新芽がふくらむなど変化はとても控えめです。
12月でも条件が合えばきちんと応えてくれるパンダガジュマルの姿は勉強になります。
冬のゆっくりとした成長を一つ一つ確かめながら、この植物との付き合い方を身につけていきたいです。
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今回の記事でスパティフィラムは10回目の投稿になります。
そこでこれまでの経緯をまとめておきたいと思います。
春(5~6月)は代表にお分けいただいた若木の中央の新葉がぐんぐん伸びて、根元にも小さな葉や芽が増えてきました。
スパティフィラムは15~30℃の時期に活発に生長することを実感し、どんどん成長していく姿を愉しんでいました。
夏(7~8月)は古い葉を切り取ったあと脇芽がよく育ち、株元から複数の芽が束になって立ち上がるようになりました。
外側の葉が黄色くなるのは新陳代謝による老化で、黄色い葉は根元から切り取るのが基本だと教えていただきました。

秋(9~11月初め)はベランダの直射日光の当たらない場所で育てながら水やり回数を減らし、根を育てる時期として見守りました。
中心部の新葉が大きくなり姿に厚みが出る一方、外側の古い葉先の黄ばみは老化と考え、夜間は冷え込みを避けるため室内に取り込むようになりました。
冬(現在)は外側の古い葉は黄変が進んでいますが、株元からの若芽と中心の新葉は引き続きよく育っており鉢全体がしっかり茂ってきています。
最低気温が10℃を下回ってきたため、現在は終日室内の明るい場所で管理し土が乾いてから控えめに水を与えつつ越冬させていく予定です。
冬を越えて来年はどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
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