代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2026/1/2時点

今回のスパティフィラムの様子です。
見た目としては大きな変化はありません、葉色も安定していて全体としては落ち着いて見えます。
ただ最近は室内で他の鉢と少し固めて置いていました。
そのせいか写真の右側が少し詰まって見えます。
葉の向きや広がり方を見ると余裕を持たせた方が良さそうです。
スパティフィラムはどんどん広がっていくので、もっと広めのスペースを取っておくことにします。
引き続き様子を見ながら記録していきます。
くらしの園芸
2025年の春に代表からたくさんの若木の鉢をお分けいただき盆栽を育て始めました。
最初は水やりや置き場所も手探りでしたが、季節が進むにつれて植物の反応がはっきり変わっていくのが面白く、観察すること自体が習慣になっていきました。
春は生長が目に見えて進み、芽や枝葉が伸びていく変化を楽しめる季節でした。
水やりも乾いたら与え、毎日土の状態を観察していました。
夏は一転して難しく、春の延長で考えると失敗する季節でした。
直射日光や乾燥、蒸れなどで状態を崩すものが出て、いくつかは枯らしてしまいました。
特に痛かったのは見た目に変化が出た時点で既に手遅れにだったという点です。
夏は変化が出てから対処するのではなく、変化が出る前提で観察する必要があるのだと学びました。
秋は気温が下がるにつれて生長が落ち着き、水やりの感覚も夏から切り替える必要がありました。
乾き方が変わるので、夏と同じペースで水を与えると過湿になりやすく、季節の変わり目ほど土の状態を丁寧に見ることが大事だと実感しました。
冬は生長がほとんど止まり水やりの間隔も大きく空きます。
動きが少ない分、調べたり振り返ったりする時間が増えました。
今年の失敗も含めて季節の変わり目に敏感になって自身の前提を変えないとうまく育てられないのだとわかったことが一番の収穫だった気がします。
まずはこの冬を無事に越えて、来春また芽が生長する瞬間を楽しみにしています。
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

セッカヒノキを画像検索でいくつか眺めてみました。
樹形の方向性にいくつか傾向が見えたので、印象に残ったものを4つにまとめてみました。
1.幹を太くしているもの。
まず目に入ったのは幹の存在感を前に出したセッカヒノキです。
太い幹を見るとそれだけで長い時間がかかっていそうだと感じます。
セッカヒノキは葉が細かく縮れて密に詰まり、硬く締まって見えると言われます。
そのため樹高が低くても古木の雰囲気が出やすく、幹の太さが加わると重みが一段増すように見えます。
2.複数寄せ植えにしているもの。
横長の鉢などに複数株を寄せて1つの地形のように見せている例も見かけました。
寄せ植え自体はセッカヒノキでも普通に作られていて作例も多いようです。
地肌に苔を合わせると鉢の中がジオラマのように感じられ、山の斜面や林の世界が想像しやすくなります。
3.上の方をこんもりさせているもの。
一本の幹から上部に密度を集めて樹冠をこんもりまとめている樹形もありました。
輪郭が整っているとそれだけで「木らしさ」が強く出るように見えます。
葉が込みやすい樹なので、内側まで手を入れるなど労力がかかっていそうだと想像しました。
4.曲げられた樹形のもの。
曲線を強く出した樹形も見かけました。
セッカヒノキは「硬い」と表現されることが多く、実際に固くて好きには曲げられないのですが、形として成立させているものは、それだけで時間と労力と思いがかかっていそうだと感じます。
見比べてみると、セッカヒノキは同じ素材でも仕立て方によって印象が大きく変わる木なのだと思いました。
幹の重みを前に出すのか、景色として見せるのか、樹冠のまとまりを作るのか、動きをつけるのかで、見える世界が別物になってきます。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

山椒は、うなぎに振る粉山椒や、料理の香りづけに使う「木の芽」として知られています。
しかし山椒には「香辛料」より以前から「薬」として使われてきた側面があります。
たとえば日本薬局方では、生薬「サンショウ」を「サンショウZanthoxylum piperitum De Candolle (Rutaceae)の成熟した果皮で,果皮から分離した種子をできるだけ除いたもの」と説明しています。
つまり「山椒=実そのもの」というより、薬としては「成熟した果皮」が中心に据えられているようです。
さらに成熟した果皮を用いその辛味と芳香を生かして健胃などに用いる、という説明が見られます。
また山椒は「特別な作物」というより、昔から各地に自生し暮らしの近くにある木だったようです。
人々は必要なときに枝先を摘み、実を採り、香りや辛味を生活に取り入れてきました。
若葉は木の芽として、実は実山椒として、さらに樹皮や根皮まで利用され、捨てる部分がほとんどないとも言われます。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

山椒の葉は羽状複葉です。
小さな葉(小葉)が、芯のような部分に左右対称に並んで、一枚の葉をつくります。

この芯に当たる部分を葉軸と呼び、葉軸は細くて硬めで、色も枝に似ています。
冬になって葉が落ちるのですが、最初は枝ごと落ちるのかと思いました。
この葉が落ちて、最終的には中心の幹だけが残るようです。
まだ葉が残っていますが、これがどんな姿になるのか見守ります。
くらしの園芸