代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

冬の植物はどれも生長が止まって静かになるものだと思っていました。
ところが室内で育てているビワの鉢は冬でも新芽が出てきました。
淡い緑色で表面にうっすら産毛のある若葉が、冬の中でもしっかり存在感を示しています。

ビワは常緑樹なので落葉樹のように冬に完全休眠しにくい性質があります。
とはいえ、冬の生長はゆっくりです。
鉢植えのビワは地植えより根が冷えやすく寒風や霜の影響も受けやすいため、冬は室内で管理しています。
ただし光は必要なのでできるだけ明るい窓際に置いています。
夜のガラス付近は冷気が来るので葉が窓に触れない程度に距離を取ります。またエアコンの風が直接当たらない場所にして、乾燥と冷えの負担を減らすようにしています。
冬でも新芽が見られると育てる楽しみが途切れません。
小さな変化ですが春に向けた準備が進んでいるのだと思うと嬉しくなります。
くらしの園芸
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糸魚川真柏は、検索すると多様な樹形の画像が出てきます。
太い幹を強く曲げて迫力を出したものもあれば、白く削られた枯れ木部分が混ざり合うように見せた表現のものもあります。
けれどそれらがどれくらいの時間をかけどんな順番で手入れされて今の姿に至ったのかを、今の私が写真だけで読み取ることはできません。
代表からいただいた糸魚川真柏の鉢にも十年分の作業と判断が積み重なっていると伺いました。
この鉢の「見方」は教えていただいたものの、「なぜそうなっているのか」「なぜその作り方を選んだのか」まで理解するには、知識も経験もまだ足りません。
だからこそ初級者の私が軽々しく手を加えることはせず、当面は日々眺めて観察を重ねます。
目の前にある形を十年の痕跡として捉え、幹の流れや枝ぶりを見ながら、そこに至る過程を想像して少しずつ理解していきたい。
まずは、この樹形の価値を知るところから始めます。
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代表からいただいた九十九ヒバの鉢を育てています。
最近、下の方の葉が枯れてきたため気になった部分だけ少し取り除きました。
様子を見ながら手を入れすぎないよう意識しています。

九十九ヒバは夏に一度、強い暑さで焼けて枯らしてしまいました。
そのため手元の株は改めていただいた二鉢目です。
育ててみて感じたのは、見た目が保たれていても内部では弱りが進み葉色が変わり始めた段階では立て直しが難しいということでした。
夏は特に色が変わり始めてからは良い方向へ戻す手応えがなくそのまま枯れてしまいました。
だからこそ冬は症状が出てから対応するのではなく、崩れない状態を保つことを意識して世話をしています。
九十九ヒバは夏より冬のほうが管理しやすいと言われますが、冬に注意すべきは寒さそのものより乾燥のようです。
東京では極端な冷え込みは多くありませんが、乾いた状態で冷え込みが続き土が凍るような状況になると、根に負担がかかりやすくなります。
一方で、室内に入れると乾燥や日照不足で季節のリズムが崩れやすいため基本は屋外で管理します。
そのうえで強い風と霜を避けられる場所に置き、条件の厳しさだけを和らげます。
水やりは乾かしすぎないことを最優先にし表面が乾いたら午前中にしっかり与えます。
環境を大きく変えず淡々と続けて、この冬を無事に越えてほしいと思います。
くらしの園芸
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八房ソナレの「ソナレ=磯馴(そなれ)」は潮風のために木が地面に低くなびいて傾いて生える状態、またはそのように育った木を指す言葉です。
さらに「磯馴松(そなれまつ)」は、海の強い潮風で枝や幹が低くなびき、傾いて生えている松を指します。
辞書では、磯馴が磯馴松の略として使われるほか、ハイビャクシン(這柏槇)の別名・異名としても扱われています。
「八房」は盆栽の用語としては、同じ樹種の普通種に比べて枝葉が小さく、密に詰まる性質(八房性)を指します。
その性質をもつ系統や品種を指して用いられます。
葉が短く節間が詰まり、結果として全体が締まって見えるのが特徴です。
代表からいただいた株は枝先のまとまりと密度が際立ちっており、樹形が呼び名をそのまま形にしているように見えます。
冬は大きな変化が出にくい分、この締まった姿をそのまま味わっていきます。
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テーブルヤシは、Chamaedorea elegans(チャメドレア・エレガンス)として流通していることが多い観葉植物です。
自生地はメキシコ南部から中米にかけてとされ、同じチャメドレア属には多くの種類があるそうです。
テーブルヤシ自体は背丈が高くなりにくい小型のヤシで室内でも扱いやすいサイズ感が魅力だと感じます。
育て方としては、強い直射日光よりも明るい日陰(レース越しの光など)が向いています。
南国の植物というよりは、森の木陰で静かに育つタイプの植物というイメージでしょうか。
テーブルヤシは雌雄異株で、1つの株がオスかメスのどちらかになります。
雄株は黄色い小さな花(雄花)をつけて花粉を出し、雌株は雌花をつけ受粉できると小さく丸い黒い実ができるそうです。
ただオス株とメス株の両方が近くにないと受粉は起きませんので、室内では実がなるのは難しいかもしれません。
オスかメスの判別は花が咲くまで難しいようです。
うちの株はまだ若いので来春に花が咲く可能性は高くはなさそうですが、まずは冬の間に弱らせないことを優先しできるだけ光量を確保しながら元気に育ってほしいです。
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