2025年12月18日 10:00
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点
八房ソナレの「ソナレ=磯馴(そなれ)」は潮風のために木が地面に低くなびいて傾いて生える状態、またはそのように育った木を指す言葉です。
さらに「磯馴松(そなれまつ)」は、海の強い潮風で枝や幹が低くなびき、傾いて生えている松を指します。
辞書では、磯馴が磯馴松の略として使われるほか、ハイビャクシン(這柏槇)の別名・異名としても扱われています。
「八房」は盆栽の用語としては、同じ樹種の普通種に比べて枝葉が小さく、密に詰まる性質(八房性)を指します。
その性質をもつ系統や品種を指して用いられます。
葉が短く節間が詰まり、結果として全体が締まって見えるのが特徴です。
代表からいただいた株は枝先のまとまりと密度が際立ちっており、樹形が呼び名をそのまま形にしているように見えます。
冬は大きな変化が出にくい分、この締まった姿をそのまま味わっていきます。