2025年12月20日 10:00
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点
代表からいただいた九十九ヒバの鉢を育てています。
最近、下の方の葉が枯れてきたため気になった部分だけ少し取り除きました。
様子を見ながら手を入れすぎないよう意識しています。
九十九ヒバは夏に一度、強い暑さで焼けて枯らしてしまいました。
そのため手元の株は改めていただいた二鉢目です。
育ててみて感じたのは、見た目が保たれていても内部では弱りが進み葉色が変わり始めた段階では立て直しが難しいということでした。
夏は特に色が変わり始めてからは良い方向へ戻す手応えがなくそのまま枯れてしまいました。
だからこそ冬は症状が出てから対応するのではなく、崩れない状態を保つことを意識して世話をしています。
九十九ヒバは夏より冬のほうが管理しやすいと言われますが、冬に注意すべきは寒さそのものより乾燥のようです。
東京では極端な冷え込みは多くありませんが、乾いた状態で冷え込みが続き土が凍るような状況になると、根に負担がかかりやすくなります。
一方で、室内に入れると乾燥や日照不足で季節のリズムが崩れやすいため基本は屋外で管理します。
そのうえで強い風と霜を避けられる場所に置き、条件の厳しさだけを和らげます。
水やりは乾かしすぎないことを最優先にし表面が乾いたら午前中にしっかり与えます。
環境を大きく変えず淡々と続けて、この冬を無事に越えてほしいと思います。