2022年5月19日 00:00
サービスや商品に関してのロジカルシンキングにおいて、効率良く結論を導き出す方法を知っているのと知らないのでは大きな差が出ます。
闇雲にロジカルシンキングを繰り返しても、空白の時が過ぎるだけで何も生みません。
そこで、お勧めする方法があります。
その方法とは、「垂直思考と水平思考」の両面によって思考視野を広げていく方式です。
垂直思考とは、対象のサービスや商品に関して機能を落としてみたり機能を上げてみたりと、そのサービスや商品のカテゴリを維持しながら機能面での精査を繰り返して精度を上げていく方法です。
対して、水平思考とはサービスや商品の機能をそのままに、対象とする事業カテゴリを広げていく方法です。
例えば、医療向けのサービスを建築向けやレストラン向けに応用できないかということを思考します。
この垂直思考と水平思考を繰り返して行うと、そのサービスや商品の見えなかった価値も見えてくるようになります。
結果として、当初は想定しなかったカテゴリで大きな事業を確立できることもあります。
どんなことにも、テクニックを知っているか知らないかでは大きな差が出るということを実感できる瞬間でもあります。
こういった、基本的な思考テクニックは「フレームワーク」と呼ばれています。
何かを突然閃いた時も、この2つの思考でロジカルシンキングすると、それが本当に有益なものになるのかどうかも精査する事が可能となるのです、ロジカルシンキングにもテクニックの有無が精度に響いてくるということです。