2023年7月20日 00:00
「最善を期待せよ、しかし最悪に備えよ」
イギリスを中心にヨーロッパ各国に伝わる格言の一つで、私もこれを知って以降は経営の基本思考の一つとして頭の中に常に置いています。
例えば事業計画においても収支予測は「イージー(楽観)」と「グルーミー(悲観)」の2種を用意します、時にはその中間の「ミドル」の3つを計画することもあります。
「イージー」は最良予測で「グルーミー」は最悪予測です、そこで最悪の予測に着地しても事業継続し赤字にならないように別の事業での収益施策を織り込んでおくのです、こうすることで最悪の状況になったとしても慌てずに粛々と事業を継続することができます。
これは事業推進や経営だけではありません、プライベートや人間関係でもそうすることで如何なる状況でも対応できるというものです。
成功するに必要なのは常にスティディな心の状態です、良い時も悪い時も冷静でいられるためには最悪状況を常にイメージして備える準備を怠らないことです。