2024年7月26日 06:00
私は還暦を越えた辺りから毎年のように歯の治療を行っており、1本また1本と歯を失っていますが歯を抜いた瞬間は痛いのですが2度とこの歯が痛むことは無いという何か安心感というか爽やかな気持ちになるのには驚きます。
私は幾つかの内蔵がありません、37歳の時に死亡率80%以上といわれる大病を患い消化器官の多くを失ってしまいました、その後考えたのですが逆に言えばその内臓に関する疾病に関しては癌などのリスクが皆無だということです。
おかしな話なのですがこう考えると何か前向きな気持ちになります、何故ならそれに関連する疾病を一生涯恐れずに過ごせるからです、家を持てば災害や融資担保などで失うリスクが付きまといますが無ければそんな不安も無いわけです、車も同様に持っていなければ事故の心配も故障で失うリスクも無いのです。
お金だって手元にあるから失う怖さが生まれます、私のように出資や貸付金としてグループやパートナー法人に預けておけば特別な事情を除けば債権を失うことはありません、状況とタイミングをみて必要な時に回収することができます、事実昨年から毎月少しずつ回収に入っており年金を貰っているかのように口座残高が日々膨らんでいます。
結婚も同じことで結婚した瞬間に離婚や親族内トラブルに家族の怪我病気などを心配するリスクが生まれます、こういったことに気持や時間をとられることで仕事に専念できないというデメリットが発生します、こう考えると持つメリットよりも持たないメリットの方が大きいと感じるのは私だけでしょうか?
下手に何かを持てば必ずリスクを抱えます、個人情報などの情報も含めて「不安要素は持たない方が良い」と考えるのと前向きな思考に変わるように思えます。
極論として私はそもそも得たもの全てが「生まれた時には持っていなかった」ものとして考えるようにしています、こう思うことで不思議と心に余裕が生まれます、経済的余裕に加えて精神的余裕ほど生きるのに楽な状況はありません、ただし私のように無人島でたった一人残されても毎日を愉しく過ごすことができるという考えの人であればという話ですが。