2023年8月10日 00:00
「一年の希望は春が決める、一日の希望は暁が決める、家族の希望は和合が決める、人生の希望は勤勉が決める」
「一年の計は元旦に在り」も同様に日本に伝来して定着したものと思われます、この諺は最初の2句と最後の2句は異なる意味を持っていることに気付きます。
最初の2句は計画策定の有効なる時期を指し、最後の2句はその有効なる実践方法を説いています。
プライベートであれば正月にビジネスであれば新年度初日に一年の計画を、また朝起きた時にその日の行動計画を立てれば無駄のない時間を有意義に過ごすことができるということを示しています。
そして家族(組織)の未来は一つにまとまり和やかな雰囲気から計画が実践され、それの延長に在る人生は毎日コツコツと計画を実行し結果を残して行く先に齎されるというものです。
私はこの諺を知った瞬間は「当たり前のことだ」と軽く流してしまいました、しかしさまざまな出来事を繰り返しているうちに言葉の真の意味が徐々に身体に染み込んできました、そして最後には「深い!」と実感した次第です。
その後は夜に考えることはしなくなり朝考え事をするようになりました、するとどうでしょう、夜考えるとマイナスな事がどんどん出てくるのに対して朝考えると未来志向で明るく考えることができるようになるのです。
早起きは三文の得、夜は何も考えずに寝る、考えごとは早く起きてじっくり考える、成功を考える前に習慣化したいものです。