
バランタイン17年の新ボトルです、旧ボトルはストレート瓶ですが新ボトルは下部を絞ったような今風のデザインになっています。
バランタインは70年代以降17年以上のボトルはほぼワインボトルのようなストレート瓶でしたがこの17年新ボトルから今後のボトルデザインの流れが変わるかもしれません。
ちなみにバランタインのキーモルトは、アイラのアードベック、オークニー(アイランズ)のスキャパ、ハイランドのオールドプルトニー・バルブレア・グレンカダム、スペイサイドのグレンバーギー・ミルトンダフという面白い蒸留所メンバーで構成されています。
特にアードベックとスキャバはバランタインの風味からは想像すらできないモルトで隠し味的もしくは味のアクセントとして用いているのでしょう、流石17年ともなれば味の奥行きが一気に深くなりちょっと枯れた木独特の風味も増して芳醇な味と香りを堪能できます。
品名 バランタイン17年 新ボトル
熟成年数 17年
キーモルト アードベック、スキャパ、オールドプルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギー、ミルトンダフ
メーカー ジョージ・バランタイン&サン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 7,500円~8,000円(2026年3月現在)
昔からお酒の漫画などでは必ず登場するリンゴが丸ごと入ったカルヴァドスが存在します、その名は伝統あるクール・ド・リヨンのポム・プリゾニエールといいます、「ポム」はリンゴを指します。
カルヴァドスはリンゴから作るブランディで三大ブランディの一つです、コニャックやアルメニャックはブドウから作られるので同じブランディとは思えないのですが、ブランディとは果実を醗酵させ蒸留の後に樽熟成して造るお酒を指すのでカルヴァドスも立派なブランディということになります。
またカルヴァドスと謳えるのは指定した地域の指定したリンゴ種を使い規定に則った製法で造られていなければなりません、リンゴのお酒とはいえ実に厳密なルールの下に造られるお酒なのです。
ところで、この丸ごとリンゴはどのようにボトルに入れたのでしょうか、答えはリンゴの実が小さなうちにボトルを枝に引っ掛けて実の付いた枝をボトルの中に入れ大きくさせてからリンゴの実を摘んだのです、実に手間のかかったお酒です。
フルーティ且つすっきりした甘さのカルヴァドス、疲れた時にゆっくり飲むと嫌なことも忘れて至福の感覚に包まれます。
尚、私もですが飲み終えた後リンゴを砕いて取り出しボトルのラベルを綺麗に剥がして水差しやデキャンターに使っているレストランやショットバーがあります、大きさが丁度よくてグラスを逆さに挿して蓋代わりにするとロックグラスがぴったりと納まり見た目もお洒落です。


ストレートでも水割りでもどんなスタイルで飲んでも味と香りがほとんど変わらず美味しく飲めると評判のディワーズ12年は、個人的には非常に高い評価を付けておりコストパフォーマンスが極めて高いと感じるブレンデッドウイスキーの一つです。
ちなみにデュワーズのキーモルトは、ハイランドのアバフェルディとロイヤルブラックラ、スペイサイドのクライゲラキ・オルトモア・デヴェロンと知る人ぞ知る超が付くほどの豪華すぎる蒸留所メンバーです。
花と動物シリーズは勿論のこと、シングルモルトファンはこれらの事実をしっかり理解しているからこそありがたみを感じて飲み続けることができるのです、特にフィニッシュの味わいが何とも言えない甘さが香り暖かな幸福感を感じるのです。
品名 デュワーズ12年 ダブルエイジ 新ラベル
熟成年数 12年
キーモルト アバフェルディ、ロイヤルブラックラ、クライゲラキ、オルトモア、デヴェロン
メーカー ジョン・デュワー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 2,900円~3,300円(2026年3月時点)

ショットバーでジンなどのスピッツやカクテルから卒業しウイスキーをストレートで頼むようになって、マスターや常連客とウイスキーのウンチクを語り合うようになったら間違いなくウイスキーフリークの仲間入りです。
こうなったときにちょっと考えて欲しいのが飲むウイスキーの選び方です、これまでのように好みの特定の銘柄から同じ地区の蒸留所のシングルモルトを飲んで比較してみたり、そのシングルモルトがキーモルトとなっているブレンデッドウイスキーを飲んでみるようにしてほしいのです。
これを行うっているうちにウイスキーに対する舌と鼻がこれまでの数十倍も鍛えられます、そして最後に行き着くところまで極めてほしいと思います。
最後に行き着くところはカスクです、つまりそのウイスキーはどんな樽で熟成されたのかというところに感覚を磨いてほしいのです。
同じ蒸留所のシングルモルトのカスク違いを味わってカスクの特徴を舌と鼻で記憶して欲しいのです、こうなるとウイスキーのソムリエのように舌と鼻が研ぎ澄まされます。
同じ蒸留原液(スピリッツ)なのにカスクによって味と香りはまったく違います、同じ蒸留所のウイスキーとは思えないほどに違います、また次にカスク別の味と香りを記憶したらダブルカスクやトリプルカスクといったカスクヴァッティングものでそれぞれのカスクのエッセンスを感じてほしいと思います。
ここまでくると自分で好みのモルトブレンデッドが作れるようになります、これが本当にウイスキーフリークの極みです、まるでウイスキーメーカーに必ずいるマスターブレンダーの如しです、これが本当に愉しいしウイスキーが人生に彩を与えてくれるようになるのです。

このウイスキーに関しては何の説明も不要でしょう、それほど高名なスコッチウイスキーの頂点を極めたマッカランの高級オフィシャル版がこのマッカラン18年・ダブルカスクです、同じダブルカスクの12年に比べて6倍の価格ですが原種が枯渇している今では致し方ない価格設定でしょう。
マッカラン蒸留所は原木を厳選し1からカスクを自社で作り上げる拘りと伝統の技法に裏付けされた味と香り、世界中でスコッチウイスキーの頂点に君臨していることは紛れもない事実です。
バブル期に売り出されていた木箱入りマッカラン30年の重厚な木箱と空ボトルがなんとプレミアムリカーショップで100万円で売られている事実、他のウイスキーには真似できない風格は見事としか言いようがありません。
そんなプレミアムマッカランの18年は至福の味わいでオロロソシェリーに使われるカスクで熟成されたモルトウイスキーはまさに上品でフルーティ、1ショットで1万円のウイスキーは疲れた心身を癒すのには充分です、1日の最後に飲みたいウイスキー、これが世界の最高級ウイスキーブランドが製造するシングルモルトの強さなのです。
品名 マッカラン18年
成年数 18年
カスク アメリカンオークシェリー、ヨーロピアンオークシェリー
蒸留所 マッカラン(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 54,000円~65,500円(2026年3月時点)
特記事項 2カスクバッティング