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現在では謎のアイラモルトなど各種のシングルモルトウイスキーを創出しているBB&R(ベリー・ブラザーズ&ラッド)の80年代に流通していたカティサーク12年・エメラルドです、カティサーク12年に比べるとボトルにエメラルドグリーンの色が入り豪華なケース入りで高級感を出しています。
スタンダードの12年と何が違うのかは謎ですがすっきりした味に仕上がっています、キーモルトの配合が違うのではないかと推測します。
ちなみにカティサークのキーモルトを知ると皆さん驚きます、なんとスペイサイドのマッカランとグレンロセスにスコットランド最北のオークニー島にあるハイランドパークです、これらの若熟成モルトがキーモルトなのですから風味は飲まなくても解る人には解るでしょう。
品名 カティサーク12年 70年代後期~80年代前期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト マッカラン、グレンロセス、ハイランドパーク
メーカー BB&R(ベリー・ブラザーズ&ラッド)
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 760ml
購入相場価格 6,500円~8,000円(2025年1月現在)
買取相場価格 2,000円~2,500円(2025年1月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
高級コニャックの三大ブランドの一つであるヘネシーの最上級クラスであるXOは、80年代からバブルの象徴のようなブランディとして日本人に親しまれています。
バブル経済期ではクラブやショットバーで財布を気にせずゴクゴク飲めたヘネシーXOも今では特別な日にショットで飲むようなお酒になってしまいました、ウイスキー派の私もナイトキャップとして今でも時々楽しむ程度のお酒の一つになっています。
トロンとした甘い香りと味は至福の気分になります、バブルの頃にはこれを水割りやハイボールで飲む人がたくさんいました、本当に狂喜乱舞の時代だったのだと思います、高級コニャックは是非ともストレートでじっくりと香りを楽しみながら味わってほしいと思います。
ちなみにコニャックとかアルメニャックとはブランディのなかで生産地域を限定し厳しいルールの中で作られるブランディであり、優れた品質を保障されています。
現行商品は80年代からずっと同じボトルデザインです、最高級品とは百年以上経っても古さをまったく感じさせません、そこがトップブランドという存在だと思います。
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80年代のミニボトルと比較してもまったく同じです、最高級コニャックと言われるだけあって40年以上経っても同じボトルとラベルなのですね
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伝説のUD社(現ディアジオ社)花と動物シリーズ26種のうちの1つで、1991年発売当初から現在まで定期的にリリースされており現在でも入手可能な数少ない11種のシリーズ銘柄の1つであるダルユーイン16年です。
ダルユーインは現行の花と動物シリーズのなかにあって知名度は低いのですがリンクウッドと並びウイスキーファンには人気抜群のシングルモルトでアナグマがシンボルキャラクターとなっているスペイサイドにある蒸留所です、そこで製造される98%はボトラーズ銘柄やブレンデッド用でありオフィシャルのシングルモルトは大変貴重です。
蒸留所の冠銘柄のダルユーイン16年は熟成年数も高く残存カスク原酒も枯渇気味だと思われ同蒸留所の極めて貴重なシングルモルトです、おそらくあと数年で手に入らなくなる「未来のお宝モルト」の一本と言っても過言ではないので買えるうちに買っておくべきウイスキーだと思います。
かのジョニーウォーカーのキーモルトともなっているダルユーインは、バニラの香りにスパイシーな味でスペイサイドの蒸留所らしいバランスの取れた味と香りは流石です、スペイサイドモルトを堪能したい人にお勧めの逸品です。
品名 ダルユーイン16年
熟成年数 16年
カスク 不明
蒸留所 ダルユーイン(スペイサイド)
ボトラー ディアジオ社
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 12,000円~14,000円(2025年2月時点)
特記事項 花と動物シリーズのなかにあって現在でも手に入る貴重なシングルモルトの一つ
アラート 2024年初頭辺りから価格上昇がみられる
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現在では謎のアイラモルトなど各種のシングルモルトウイスキーを創出しているBB&R(ベリー・ブラザーズ&ラッド)の70年代に流通していたカティサーク12年です、当時のラベルはカティだけだったのですね、面白いです。
70年代前半までのボトルは細身のロングタイプでありその後本品のようなどっしりとしたボトルに変わり2000年以降は再度ロングタイプに戻りました、何れにしてもカティーサークはすっきりとした風味であり日本人受けすると思います、水割りやハイボールでも味が極端に変化することもなくスタイルを選ばないウイスキーです。
ちなみにカティサークのキーモルトを知ると皆さん驚きます、なんとスペイサイドのマッカランとグレンロセスにスコットランド最北のオークニー島にあるハイランドパークです、これらの若熟成モルトがキーモルトなのですから風味は飲まなくても解る人には解るでしょう。
品名 カティ(カティサーク)12年 70年代後期~80年代前期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト マッカラン、グレンロセス、ハイランドパーク
メーカー BB&R(ベリー・ブラザーズ&ラッド)
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 760ml
購入相場価格 7,000円~9,000円(2025年1月現在)
買取相場価格 2,500円~3,000円(2025年1月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します
私がコンサルティングしているお店にはカジキマグロのソテーというメニューがあるのでステーキだけではなく同じ食材でフライにしたらおつまみにいいんじゃないかと提案したところ、即行で作って出してきました。
ウイスキーと共に試食したらすごく美味しいです、ステーキだと塩味が強く感じてビールには合いますがウイスキーにはイマイチだと感じていたのでヒットしました、ここで合わせるタルタルソースは塩味を抑えてレモン果汁で酸味を出すようにしたら更に美味しくなりました。
マスターは早々に「フィンガーフィッシュフライ」としてメニュー化してしまいました、上手くいっているお店のオーナーは本当にやることが早いです、このお店には私の提案したおつまみメニューが20種を超えます、そして料理だけでなくお酒を飲む人が増えたので売り上げも倍増したのです。
ちなみに料理に対してお酒は原価率が30%以下です、更にはドリンク類はアルバイトでも作れるので手軽に客単価を上げることができます、このお店もレストランでしたが場所的に考えてレストラン&バーとしてリニューアルさせたら赤字店だったのが見事に黒字店に変わりました。
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