ブランデーグラスにキューリを挿して飲むのは多分昭和の男でしょう、昭和の時代のクラブでは高級ブランデーにおつまみのスティック野菜のキューリを挿して飲むのが流行ったのです。
キューリの香りがブランデーのアルコール臭を見事に消して爽やかな香りに変化するということから流行ったようです、実に自由で平和な時代でした、今の時代にやったら笑われるかもしれません。
これを思い出して実験してみました、ウイスキーの味を変えてしまう生野菜が多い中でキューリは不思議とウイスキーやブランデーに合うことが解りました、ただし塩味の強い漬物類(糠漬け、柴漬け、たまり漬け等)は全て駄目でした。
そこでオリーブオイルにワインビネガーを加えてキューリのたたきに合えてみたらすごく爽やかな香りのウイスキーに合うおつまみになりました、下手にスパイスやハーブ類(ミョウガやシソなどの香草)は無いほうがキューリの爽やかな香りを楽しめます。
おつまみは料理と違って味や香りを作りこんで主張させては駄目です、あくまでもお酒を美味しくする脇役でなければなりません、おつまみに余計な小芝居は禁物です。


伝説のUD社(現ディアジオ社)花と動物シリーズ26種のうちの1つで、1991年発売当初から現在まで定期的にリリースされており現在でも入手可能な数少ない11種のシリーズ銘柄の1つであるベンリネス15年です。
ベンリネスは現行の花と動物シリーズのなかにあって知名度は低いのですがリンクウッドと並びウイスキーファンには人気抜群のシングルモルトで黒ライチョウがシンボルキャラクターとなっているスペイサイドにある蒸留所です。
蒸留所の冠銘柄のベンリネス15年は他のオフィシャルボトルもなく、おそらくあと数年で手に入らなくなる「未来のお宝モルト」の一本と言っても過言ではないので買えるうちに買っておくべきウイスキーだと思います。
品名 ベンリネス15年
熟成年数 15年
カスク 不明
蒸留所 ベンリネス(スペイサイド)
ボトラー ディアジオ社
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 11,000円~13,000円(2025年3月時点)
特記事項 花と動物シリーズのなかにあって現在でも手に入る貴重なシングルモルトの一つ

80年代に多数製造販売された所謂ブランドウイスキーのバーバリー、最も売れた高級版の15年に次ぎスタンダードの12年がよく買われたと思います。
12年や15年の他にノンエイジや最高級版の17年も出ていました、いずれもバーバリーのチェックで覆われた豪華なケース入りで空港の免税店で目立つ存在でした。
15年に比べるとドライですっきりと飲みやすい口当たりです、所謂トロンとした甘口ブレンデッドが苦手な人にも美味しくのめるでしょう。
品名 バーバリー12年
熟成年数 12年
キーモルト 不明
メーカー バーバリー(ブランド)
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 6,000円~9,000円(2025年3月時点)
買取相場価格 2,000円~3,000円(2025年3月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

お酒ならなんでも好きな私ですが、特にウイスキーと並びビールと焼酎は三好酒の一つになっています。
ビールに始まりビールに終わる私は、途中焼酎やウイスキーをロックやストレートで飲む際のチェイサーも水ではなくビールにしているくらいです。
さてここで焼酎というお酒は何とも不思議で奇異な蒸留酒は他に無いと思うのですが、不思議に思っているのは私だけかもしれません。
実は私が不思議だと考えるにはしっかりとした根拠があるのですが、普通の人は考えもつかないどうでもいいような事なのかもしれません。
さて何が不思議だと思うかですが、先ずは今から言うお酒の組み合わせを頭に思い浮かべて熟考して欲しいのです。
それではいきます、ワインとブランデー、ビールとモルトウイスキー、日本酒と焼酎、どうですかこの組み合わせの法則が解ったでしょうか。
答えはどの組み合わせも同じ原料で作られており前者は醸造酒で後者は蒸留酒ということです、ワインはブドウを醸造しブランデーはワインを蒸留して作り、ビールは大麦を醸造しウイスキーはホップを加える前のビールの基を蒸留して作り、日本酒は米を醸造し調整前の日本酒の原酒を蒸留して焼酎が作られています。
この組み合わせのなかで、アルコール度が高い蒸留酒に加水してアルコールを下げた場合に同じ原料の醸造酒の代わりに飲めるのは焼酎だけなのです。
例えばブランデーを水で薄めてワインの代わりになるでしょうか、ウイスキーを水で薄めてビールの代わりになるでしょうか、ところが焼酎は水で薄めても辛口の日本酒の味わいとなり更にお湯割りは熱燗代わりにしっかり飲めるのです。
この理由は何ででしょう、理由はともあれ「事実は最大の根拠なり」ということで焼酎は私的には以上の根拠から特別な存在であり神の酒だと崇めているのです。
ちなみに焼酎の蒸留したての原酒を30~40度に加水して樽で熟成すると、米や芋ウイスキーとして飲めることも既に実証済みで家庭用の小型貯蔵樽が市販されているのも面白い事実であり、焼酎がホワイトウイスキーと呼ばれる所以がここにあります。

伝説のUD社(現ディアジオ社)花と動物シリーズ26種のうちの1つで、2001年に発売された4種の1つとして現在まで定期的にリリースされており現在でも入手可能な数少ない11種のシリーズ銘柄の1つであるストラスミル12年です。
ストラスミスは現行の花と動物シリーズのなかにあって知名度は低いのですがリンクウッドと並びウイスキーファンには人気抜群のシングルモルトでセキレイがシンボルキャラクターとなっているスペイサイドにある蒸留所です。
蒸留所の冠銘柄のストラスミル12年はオフィシャルとしては本ボトルだけなので極めて貴重なシングルモルトです、おそらくあと数年で手に入らなくなる「未来のお宝モルト」の一本と言っても過言ではないので買えるうちに買っておくべきウイスキーだと思います。
品名 ストラスミル12年
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 ストラスミル(スペイサイド)
ボトラー ディアジオ社
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 7,500円~9,000円(2025年3月時点)
特記事項 花と動物シリーズのなかにあって現在でも手に入る貴重なシングルモルトの一つ