褒めることで成績が上がるという児童心理がある。
この現象を「ピグマリオン効果」という。
これを成人に対して行った実験結果が極めて興味深い。
自律した常に実績を残している有能な人には、
ピグマリオン効果を認められなかったという。
これらから推測しピグマリオン効果の本質とは、
他者に認められたいという承認欲求と、
期待に応えようとする共感性を引き出しているに過ぎない。
では褒められて育つ大人とはいったいどのような人間なのだろうか。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
「絶対に家族を守ります」
どうして重要なことをそんなにも簡単に言えるのだろうか。
家族を守るとという本質は精神論的な問題ではなく、
あくまでも物理的な結果が最も重要な問題である。
だから「守る」という言葉を吐く人に限って守れない。
自分の弱さ未熟さを認めず、
嫌な事象から逃げてばかりの人がどうして家族を守れようか。
自分の行いが家族を境地に立たせることになるかもしれない、
ここまで真摯に思考できて初めて家族を守れるようになる。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
ライオンの鬣(たてがみ)立て。
クマの仁王立ち。
鳥類の翼を広げる威嚇。
動物の雄は自分を大きく見せる為の本能を持っている。
でも人間にもこれを行う輩がいるのは極めて面白い事実である。
会う人に合わせて服装を変える。
ブランドや貴金属アクセサリーで身を包む。
多種多様の著名人の名刺を持ち歩く。
レンタルしてでも高級外車を乗りまわす。
待ち合わせに分不相応のホテルのカフェを指定する。
意味の無い誇張に惑わされる人もまた同じ種の人間である。
少なくても本物の成功者は自ら一切誇張はしない。
そうでなくても要らぬ人が多数寄ってくるのだから。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
依頼したものを複数の人に一つ一つ詳細に確認させ、
最後に自分が精査して納得するまで判を押さない。
これは慎重なのではなく単に器が小さいだけだ。
器の大きい人は頼んだ事はその人を信用して任せる。
任せた人が完璧だと言うなら完璧なのだ。
後に問題が出たら改めて対処すれば済むことだ。
詳細な確認も悪くはないが、
それ以上に無駄な労働を減らすことを優先すべきである。
日本の一人当たりのGDPが最下位圏にある理由がここにある。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
終わった事をいつまでも考えるのは愚の骨頂。
更にそれを引きずり生きるのは最悪の人生。
自分で決めた事を後悔するのも同じこと。
どうして人は未来だけを見て歩かないのだろう。
未来で過去の過ちはいくらでも修正できるというのに。
目的があるなら前だけを見て粛々と歩くだけだ。
人間の目は前しか見えないようになっているのだから。
天が与えてくれた機能に素直に従うことだ。
そうすれば未来に広がる道を愉しんで歩けるだろう。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。