人というのは最後の最後に本性が出るものだ。
その人を器を測るべきポイントは、
「ここまでか」というときにどう振舞うかだ。
最後の最後のここぞの時に、
自分かそれとも他者を優先するのか、
その結果に大きな違いが出る。
この瞬間の振舞いは今ではなく、
未来において原因による結果となって現れる。
因果応報と自己責任が見事に表面化する。
成功する人としない人を二分するのは、
ほんの少しの思考と振舞いの差でしかない。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
サービスや商品に関してのロジカルシンキングにおいて効率良く結論を導き出す方法を知っているのと知らないのでは大きな差が出ます、闇雲にロジカルシンキングを繰り返しても空白の時が過ぎるだけで何も生みません。
そこでお勧めする方法があります、その方法とは「垂直思考と水平思考」の両面によって思考視野を広げていく方式です。
垂直思考とは、対象のサービスや商品に関して機能を落としてみたり機能を上げてみたりと、そのサービスや商品のカテゴリを維持しながら機能面での精査を繰り返して精度を上げていく方法です。
対して水平思考とは、サービスや商品の機能をそのままに対象とする事業カテゴリを広げていく方法です、例えば医療向けのサービスを建築向けやレストラン向けに応用できないかということを思考します。
この垂直思考と水平思考を繰り返して行うと対象のサービスや商品の見えなかった価値も見えてくるようになります、結果として当初は想定しなかったカテゴリで大きな事業を確立できることもあります。
どんなことにもテクニックを知っているか知らないかでは大きな差が出るということを実感できる瞬間でもあります、こういった基本的な思考テクニックは「フレームワーク」と呼ばれています。
何かを突然閃いた時は、この2つの思考でロジカルシンキングするとそれが本当に有益なものになるのかどうかも精査することが可能となるのです、ロジカルシンキングにもテクニックの有無が精度に響いてくるということです。
刺激とリスクはスパイスと同じ。
多少なら味わい深いが、
少なければ味気なく、
多すぎたら食べられたものではない。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
やるべきことをやったら待つだけでよい。
動きが無ければマイペースに進め、
動きが有ったらそれに順応すれば自然と成功に向かう。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
「興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである」
日本が誇る天才物理学者である寺田寅彦の言葉は深いです、寺田寅彦は人間味溢れる日本の物理学の権威者であり、「吾輩は猫である」の水島寒月や「三四郎」の野々宮宗八のモデルとなった人物としても知られています。
物理学の研究を論文ではなく随筆としてまとめあげ、一般の人にも解りやすく解説した功績は極めて大きいものがあります。
食べず嫌いと同じくビジネスにおいても興味が湧かないからそれをやらないという人は実に多いです、もっと言えば興味の無い人と会おうとしません。
あえて言わせていただければ、その思考は自己成長の大きな機会損失に繋がるリスクが極めて高いと言えます。
先ずはやってみる、先ずは組んでみることが肝要です、意外や当初のイメージとは異なり新たなる発見や自分の感性に共感する事業や人であったりするものです。
成功する人は既成概念で人や事象を決め付けることはしません、日々新たなる事にチャレンジすることが右脳を活性化し老いても脳は若々しく居られるのです。