2023年5月 9日 00:00
目の前に倒さなければ自身の身が危うい状況となる相手が存在すると仮定して、一つのロジカルシンキングを体験してみましょう。
他の人には効果的だった作戦を自信満々に使うも軽く流され、最後の砦である切り札をこれでもかと使っても余裕の表情で受け流されてしまう。
自身の無力さに頭が混乱し始めたその瞬間、相手は今までに経験した事もない作戦を日々強めながら縦横無尽に繰り広げてくる。
パニックを通り越し恐怖に怯えながら冷静に考えたら、相手を攻撃するのに集中するあまり自身を防御する方法を何一つ備えていないではないか、何だこの絶望感は・・・。
さて自身の作戦は無力化し相手の取れる作戦に関する情報も知識も何も無し、更には自身を守る術も無いという状況、これが具体的な解りやすい対人恐怖感という代物です。
では、そういう人を無視できない状況にあるときにはどう対処すべきなのでしょうか?
答えは、恐怖感を覚える人とは決して張り合わずに極めて良好な関係を築くことに専念すること、もしくは一切の関係を断ちまったく別の空間で生きること、このどちらかしかありません。
これなら特定の人に不要な恐怖感を覚えることもありませんし自身の空間でマイペースに安心して生きられます、他者に恐怖感を覚えたら恐怖感に従いロジカルシンキングを繰り広げてみましょう。
その結果において上記のように冷静なる判断と優先すべき行動が見えてくるのです、恐怖心から逃げている人はその人に対するロジカルシンキングの欠如とも言えます。
的確なロジカルシンキングは、相手に対して情報不足による決してやってはならない行動を起こさなくなります。
「寄るなら徹底して寄る、離れるなら徹底して離れる」、ご都合主義丸出しの自己利益を優先した中途半端な関係が人間関係上の最も危険で極めて苦しい状況になります。
こういった人間関係上のトラブルもロジカルシンキングで解決できるのです、そして思い込みや勘違いでの大きな対人関係上の致命傷も負わずに済むのです。
対人ロジカルシンキング、これは一つの自身の相手に対する気持ちと真摯に向き合うことにも繋がります。
そして最後に一言、関係構築しようと思う相手がいるならば関係構築する前に全方位で徹底的に調査することです。
経歴・実績・過去・人脈・能力は当然のこと重要なのは今の状況ではなく5年後の状況をどこまで正確に読めるかが肝要です、実績豊富な人は次の展開への必要な準備期間として「仮の姿」を完璧なまでに演じきる役者でもあるのですから。