2024年4月29日 11:00
スコッチブレンデッド三大ブランドの一つであるバランタインのゴールドシール12年です、80年代にはスタンダードクラスのファイネストに対して上位銘柄のゴールドシールにはデラックスやエキストラなど多品種があり細かく価格設定されていました。
このゴールドシール12年はゴールドシールに始めて熟成年数が表示されたボトルで、エキストラの代わりとして80年代の後期に出始めたと記憶しています。
ただ何がどの程度の違いなのか詳細は不明です、おそらくですがメーカーのマーケティング戦略の結果だと思います、その結果において今もなおスコッチブレンデッドキングの座に収まっています。
この頃になるとだいぶ現在のような丸みを佩びた長方形ボトルに近いスタイルとなります、こういうボトルデザインでも年代を見分けられるようになるとアンティークウイスキーをぐっと近くに感じるようになるでしょう。
ちなみにバランタインのキーモルトは、アイラのアードベック、オークニー(アイランズ)のスキャパ、ハイランドのオールドプルトニー・バルブレア・グレンカダム、スペイサイドのグレンバーギー・ミルトンダフという面白い蒸留所メンバーで構成されています、特にアードベックとスキャバはバランタインの風味からは想像すらできないモルトで隠し味的もしくは味のアクセントとして用いているのでしょう。
品名 バランタイン ゴールドシール12年 80年代後期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト アードベック、スキャパ、オールドプルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギー、ミルトンダフ
メーカー ジョージ・バランタイン&サン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 6,500円~7,500円(2024年4月現在)
買取相場価格 2,000円~2,500円(2024年4月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します