
ストレートでも水割りでもどんなスタイルで飲んでも味と香りがほとんど変わらず美味しく飲めると評判のディワーズ12年は、個人的には非常に高い評価を付けておりコストパフォーマンスが極めて高いと感じるブレンデッドウイスキーの一つです。
ちなみにデュワーズのキーモルトは、ハイランドのアバフェルディとロイヤルブラックラ、スペイサイドのクライゲラキ・オルトモア・デヴェロンと知る人ぞ知る超が付くほどの豪華すぎる蒸留所メンバーです。
花と動物シリーズは勿論のこと、シングルモルトファンはこれらの事実をしっかり理解しているからこそありがたみを感じて飲み続けることができるのです、特にフィニッシュの味わいが何とも言えない甘さが香り暖かな幸福感を感じるのです。
品名 デュワーズ12年 ダブルエイジ 新ラベル
熟成年数 12年
キーモルト アバフェルディ、ロイヤルブラックラ、クライゲラキ、オルトモア、デヴェロン
メーカー ジョン・デュワー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 2,900円~3,300円(2026年3月時点)

ショットバーでジンなどのスピッツやカクテルから卒業しウイスキーをストレートで頼むようになって、マスターや常連客とウイスキーのウンチクを語り合うようになったら間違いなくウイスキーフリークの仲間入りです。
こうなったときにちょっと考えて欲しいのが飲むウイスキーの選び方です、これまでのように好みの特定の銘柄から同じ地区の蒸留所のシングルモルトを飲んで比較してみたり、そのシングルモルトがキーモルトとなっているブレンデッドウイスキーを飲んでみるようにしてほしいのです。
これを行うっているうちにウイスキーに対する舌と鼻がこれまでの数十倍も鍛えられます、そして最後に行き着くところまで極めてほしいと思います。
最後に行き着くところはカスクです、つまりそのウイスキーはどんな樽で熟成されたのかというところに感覚を磨いてほしいのです。
同じ蒸留所のシングルモルトのカスク違いを味わってカスクの特徴を舌と鼻で記憶して欲しいのです、こうなるとウイスキーのソムリエのように舌と鼻が研ぎ澄まされます。
同じ蒸留原液(スピリッツ)なのにカスクによって味と香りはまったく違います、同じ蒸留所のウイスキーとは思えないほどに違います、また次にカスク別の味と香りを記憶したらダブルカスクやトリプルカスクといったカスクヴァッティングものでそれぞれのカスクのエッセンスを感じてほしいと思います。
ここまでくると自分で好みのモルトブレンデッドが作れるようになります、これが本当にウイスキーフリークの極みです、まるでウイスキーメーカーに必ずいるマスターブレンダーの如しです、これが本当に愉しいしウイスキーが人生に彩を与えてくれるようになるのです。

このウイスキーに関しては何の説明も不要でしょう、それほど高名なスコッチウイスキーの頂点を極めたマッカランの高級オフィシャル版がこのマッカラン18年・ダブルカスクです、同じダブルカスクの12年に比べて6倍の価格ですが原種が枯渇している今では致し方ない価格設定でしょう。
マッカラン蒸留所は原木を厳選し1からカスクを自社で作り上げる拘りと伝統の技法に裏付けされた味と香り、世界中でスコッチウイスキーの頂点に君臨していることは紛れもない事実です。
バブル期に売り出されていた木箱入りマッカラン30年の重厚な木箱と空ボトルがなんとプレミアムリカーショップで100万円で売られている事実、他のウイスキーには真似できない風格は見事としか言いようがありません。
そんなプレミアムマッカランの18年は至福の味わいでオロロソシェリーに使われるカスクで熟成されたモルトウイスキーはまさに上品でフルーティ、1ショットで1万円のウイスキーは疲れた心身を癒すのには充分です、1日の最後に飲みたいウイスキー、これが世界の最高級ウイスキーブランドが製造するシングルモルトの強さなのです。
品名 マッカラン18年
成年数 18年
カスク アメリカンオークシェリー、ヨーロピアンオークシェリー
蒸留所 マッカラン(スペイサイド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 54,000円~65,500円(2026年3月時点)
特記事項 2カスクバッティング
フィノシェリーとは辛口系のホワイトシェリーです、そのフィノシェリーで私個人的にお薦めなのがパルデスピノのデリシオーサ・マンサニーリャです、キリっとした喉越しが大変美味しいです。
シェリーとはワインの一種でスペイン産のアルコール強化ワインを指します、ワインにワインを蒸留して造った蒸留原酒を混ぜてアルコール度数を上げています。
こういったアルコール強化する際に加えるスピリッツ(飲用アルコール)を日本語で酒精と言います、スピリッツも良いですが日本語の酒精のほうが何か神聖な感じがしていいですね。
パルデスピノはスペインで最も古い老舗のシェリー酒造社でなんと700年の歴史を誇ります、今も変わらぬ製法で造られるシェリーはそのまま飲んでも勿論美味しいしカクテルにしてもすっきりとしたドライな味で大変美味しいです。

奥右がフィノシェリーの「デリシオーサ・マンサニーリャ」
カクテルは私が一番好きなフィノシェリーを使う「バンブー」

近年人気急上昇のロッホローモンドの12年です、ロッホローモンド蒸留所はイギリス最大のスコットランドにおいては名所となっているローモンド湖の南端に位置する蒸留所です。
ロッホローモンドはピートを使う蒸留所でピートの強弱によって同じ年数でも何種類か出していますので好みによって選ぶことができます、またカスクの違いでも分けられますので非常にバリエーションに富んだ商品数を誇ります。
更にはシングルモルトと並行してグレーンウイスキーも生産しています、したがって同じ蒸留所のシングルモルトとシングルグレーンをブレンドした極めて稀なシングルブレンデッドも出せるという芸当もやってのけています。
この12年はロッホローモンドのスタンダードともいえるシングルモルトで、アメリカンオークのすっきりした甘みを感じることができます、近年多く出回っているシェリー系カスクの味に辟易している人には価格もリーズナブルでお勧めの一本です。
品名 ロッホローモンド12年
熟成年数 12年
カスク アメリカンオーク
蒸留所 ロッホローモンド(ハイランド)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 4,800円~5,500円(2026年3月時点)