「売り手よし、買い手よし、世間よし」(三方よし)
これは近江商人に古くから伝わる商売哲学です、リサイクルショップはズバリこれにあたります、廃棄したい物をただ同然で引き取り修理しては新品のように蘇らせて安く売る、買う方も売る方も更には廃棄せずにすむので環境(社会)にも良いのです。
最近では形あるものだけではありません、誰にも使われずに放置された特許や技術をゼロからインキュベーションして転売することを事業とする専門企業も誕生しています、飲食等の店舗を居抜きで賃貸する不動産や什器付きのオフィス賃貸もその流れです。
バブルのころは同じ商品でも高い方が売れましたが今はそんな時代ではありません、昔ながらのビジネス哲学に現状打破のヒントが隠されているのではないでしょうか。
成功者は過去の成功事例を現代に生かす知恵を持っています、古きを学び今に活かす「温故知新」を忘れてはいけません。
その人を一度でも信じたら、
何が起こっても最後まで信じきることだ。
他者を心から信じることができない人は、
自分を一番信じられない人である。
人間とは自分を基準に他者を測る生命体。
他者を信じることができない人を、
他者もまた信じることはしない。
寄ってくるのは自分と同じ、
自分を信じていない人ばかりとなる。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
私のロジカルシンキングで得た新事業構想を酒を飲みながら話すことがあります、その時に必ず質問されるのが「実現すれば夢のような話しですが資金はどうするのですか?」というものです。
その時には「何とかなるんじゃないの?」と答えていますが、私には何の不安も無いのが正直な話なのです。
そもそも私のロジカルシンキングは空想物語ではありません、資金の問題は既に解決しているのが前提として存在しています。
したがってロジカルシンキングしている時点で既に当てがあるのです、資金が無いと仮定するならそのロジカルシンキングを行うことはありません。
多くの人は新事業を考えるときに前提として現状をベースに考えているのではないでしょうか、お金がない、人がいない、時間がない、だから現状維持のつまらない夢物語に始終するのです。
そして何も変わらず歳だけを重ねて何十年経っても同じことを繰り返しては同じことを考え続け、そして結果において同じような生活レベルの継続に甘んじているのです。
正しいロジカルシンキングとは、成功している事実を前提として近未来に起こる具体的なビジョンでなければなりません、だから常に新事業を興す時には爽やかな気持ちでワクワクしながら推進できるのです。
準備と計画は充分な時間をかけること。
始動したら行動に集中し短期決戦で臨むこと。
これなら気持よく事業推進できるはずだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
提案とは相手に利益をもたらすシナリオの提示である。
少なくても自分の利益を優先する計画ではない。
自分の利益にならない事を受け入れる人は皆無である。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。