「一年の希望は春が決める、一日の希望は暁が決める、家族の希望は和合が決める、人生の希望は勤勉が決める」
「一年の計は元旦に在り」も同様に日本に伝来して定着したものと思われます、この諺は最初の2句と最後の2句は異なる意味を持っていることに気付きます。
最初の2句は計画策定の有効なる時期を指し、最後の2句はその有効なる実践方法を説いています。
プライベートであれば正月にビジネスであれば新年度初日に一年の計画を、また朝起きた時にその日の行動計画を立てれば無駄のない時間を有意義に過ごすことができるということを示しています。
そして家族(組織)の未来は一つにまとまり和やかな雰囲気から計画が実践され、それの延長に在る人生は毎日コツコツと計画を実行し結果を残して行く先に齎されるというものです。
私はこの諺を知った瞬間は「当たり前のことだ」と軽く流してしまいました、しかしさまざまな出来事を繰り返しているうちに言葉の真の意味が徐々に身体に染み込んできました、そして最後には「深い!」と実感した次第です。
その後は夜に考えることはしなくなり朝考え事をするようになりました、するとどうでしょう、夜考えるとマイナスな事がどんどん出てくるのに対して朝考えると未来志向で明るく考えることができるようになるのです。
早起きは三文の得、夜は何も考えずに寝る、考えごとは早く起きてじっくり考える、成功を考える前に習慣化したいものです。
自分が行動して起こる事象。
如何なる結果も、
それはゴールではなく未来へのスタートである。
失敗は失敗に終わらせずリカバリーに務める。
成功したら慢心せず次に繋げる工夫を凝らす。
落胆や慢心には必ず悪魔が忍び寄る。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
正論とは正しさを保証されたものではない。
ただ一つ言えることは、
その人にとって最も都合のよい論法だということだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
楽しくないことは結局長くは続かない。
苦労の中にも楽しみが在るというのは、
大きなビジョンとゴールが在っての話だ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
私は世の中に意味も理由もないことは皆無だと思っています、だから自分が行うことはすべてが意味も理由もあることなのです。
例えば私事ですがビジネス用に用意されたオウンドメディアに、他者から見れば絶対にプライベートだろうと思えるブログを突然のように立ち上げてマイペースに道楽記事を書いています、それが最近ではオーディオだったりウイスキーだったりとほぼITという生業ビジネスには不必要な情報ばかりです。
もっと言えば第二種金融免許を子会社で取得したのをきっかけに金融取引関連の記事を上げ、既に金融ビジネス子会社を売却後の今でも継続して金融商品取引に関する記事を6年前から定期的にメンテナンスしながら上げ続けています、どれもすべてが自分が得てきた知識やノウハウをまるで記録を残すかのようにまとめながら行っています。
他者の目には一見して意味の無いような事実が実は私的には将来大きな意味があるのです、つまりその理由が明確になるゴールがしっかり見えているのです、そして準備しながら事業化のタイミングをじっくりと見定めているのです。
私は無駄に準備期間を他者の数倍も長くとることがあります、事業開始の5年も前にサイトだけをオープンしてしまうことなどは当たり前のようにあります、形ができればそれに向かう姿勢と行動が自然に決まるからです。
逆に準備期間に3年かけても事業開始1年以内で廃止や休眠させることも多々あります、それは事業化してみて初めて解る障壁や課題を実体験してしまうからです、そして克服するための期間と予算を検討します、そこで期間と予算がその事業規模と収益に見合わない場合は潔く撤退するか一旦休眠して再構築するかを決めるのです。
やり始めたことを済し崩し的にずるずると継続させることほど無駄な時間とお金を使うものはありません、「準備は充分に撤退は一瞬に」が私の長い経営経験から得たビジネスポリシーなのです。