2023年9月 6日 00:00
良い状況はそう長くは続かない。
人はよく永遠に続くと勘違いして無茶をする。
良いときは謙虚さを忘れてはならない。
悪い状況はそう長くは続かない。
人はよく永遠に続くと勘違いして塞ぎ込む。
悪いときは大胆さを忘れてはならない。
長い人生、良いことも悪いことも、
何度も何度も繰り返されるものなのだから。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「60歳にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2023年9月 6日 00:00
良い状況はそう長くは続かない。
人はよく永遠に続くと勘違いして無茶をする。
良いときは謙虚さを忘れてはならない。
悪い状況はそう長くは続かない。
人はよく永遠に続くと勘違いして塞ぎ込む。
悪いときは大胆さを忘れてはならない。
長い人生、良いことも悪いことも、
何度も何度も繰り返されるものなのだから。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「60歳にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2023年9月 5日 00:00
ロジカルシンキングと対比的な能の機能に「思い込み」があります、思い込みとは脳の合理化という手抜き処理によってもたらされる「現実を無視した結論付け」を言います。
実際に行動してもいないのに過去の結果や他者の情報を基に脳が勝手に推測し結論付けてしまいます、また強い思い込みや思い入れが実際に経験したことによる結果であるかのように脳が現実の事象として記憶してしまう場合もあります。
この現象は極めて危険な現象であり、思い込みによって殺人事件にまで発展することも少なくありません。
精神疾患の被害妄想と極めて酷似した脳の現象であり、状況を特定した場合には区別をつける方法が今のところは無いとも言われています。
何れにしても事実とは異なる記憶をしてしまうのがこの思い込みという脳の手抜き処理です、考えているだけで行動に移さない人の多くは思い込みで結論付けている人です。
対してロジカルシンキングは一つのシミュレーションであり、むしろ脳の無駄使いとも言えます。
実際に起これば結論付けされることでさえも予め結論を導こうとしているのですから、でもこれが無駄ではなくて後々大きな意味を持つのです。
ロジカルシンキングで結論付けされるのは一つの事象に対して複数の結論が用意されます、実際の結果が起きればその結論による次の一手もロジカルシンキングにより用意されていますから、その時点で慌てることも騒ぐこともありません。
そして動いてみた真実という結論が出た際に、ロジカルシンキングしてきた人は素早く行動に移せます。
思い込みという脳の手抜き処理とロジカルシンキングという脳の無駄使い、さてどちらがビジネスには有益でしょうか?
少なくても思い込み人間は多数派でありロジカルシンキング人間は極めて少数派といえます、そしてどちらの人なのかを確認する方法は実に簡単です、それは「言っている事と事実」を比較すればいいだけです。
ロジカルシンキング派の人は口に出した時点で既にビジョンと戦略と具体的な行動計画が明確に固まっています、だから直ぐにも言った事を実行しその通りの結果を出せます。
逆に思い込み派は脳の手抜き処理による合理化によって思考されたことを口にします、だから実際に行動に移したときには何も具体策が用意されていません、結果何も生むことはないのです。
またロジカルシンキング派の人の記憶力は驚異的でどんな些細な事も記憶していますが、思い込み派の人の記憶は全てが曖昧であり記憶違いによるトラブルも多々起きます。
脳は使ってこそ鍛えられるものです、思い込みによる脳の合理化が常習化した状況を「脳の老化現象」と称します。
高齢になると筋力が落ちます、これを補う為に筋肉を使わなくても動けるように身体細胞が効率化します、脳も同様に高齢になるといちいち考えなくてもいいように合理化が進んでしまうようです。
ビジネスシーンでよく言われる老害、何を意味しているのかをここであえて言う必要も無いでしょう、近年では30歳を超えた辺りから既に脳の老化現象が進んでいる事実を少しは考えた方が良いかもしれません。
2023年9月 3日 00:00
一度崩れた信頼関係は、
修復を試みてもやはり同じ結果となる。
その人とは縁が無かったと潔く諦めることだ。
終わった過去に未練がましい人に輝く未来は開かれない。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年9月 2日 00:00
諦めさえしなければ何時かは夢は叶う。
しかし有効なビジョンに基づく計画も無しに、
諦めない者は最も困難な局面を迎えることになる。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年8月31日 00:00
「オレがいないと何事も上手くはいかない」と立場を越えて社内を牛耳る「オレオレ人間」、これもまた一つの「es」が自我に働き自我が異常に肥大した結果なのかもしれません。
この人は本質的には独立して経営者となるべく人なのかもしれません、しかし例え独立しても自分では事業を興さずに他社の顧問や役員になりたがるのです。
社員を集めて組織を持つ経営者と彼らと何が異なるかというと「権力は持ちたいが責任とリスクは負いたくない」ということです、実に自身に都合よく他者の陰で世渡りしようとする厄介者です。
給与はそこそこでもよく自分が中心で組織が動くことに堪らない興奮を呼び起こすのです、そう「es」が自我に働きかけているからに他なりません。
業務フローを自分がいないと機能しないようにいつの間にか勝手に作り上げてしまい、それに関しては社長でさえ口を出すことはできません、何故ならその人の機嫌を損ねると組織が機能しなくなってしまう恐怖を植えつけられてしまっているからに他なりません。
「経営の鬼神」と言われる「ハロルド・ジェニーン」は著書の中で「オレオレ人間はアルコール依存症よりも企業に対する損失があまりにも大きい」と述べています、アメリカでは一時期アルコール依存症が大きな社会問題となったことがあります。
経営者は何が最も尊ぶべきかを考え会社の為と大義名分をもって「オレオレ人間」を排除しなくてはなりません、この結果なのか「オレオレ人間」は短期間で次から次へと企業を渡り歩くのも特徴で経歴や実績を詐称する人もいます。
困ったことに最初はバリバリ仕事をしているように見せかけるので情熱的と感じてしまうのも共通点です、しかしバリバリ仕事をこなしているのは完璧なまでに自分の居心地良い環境を作っているからに他ならないのです。
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