「窮鳥懐に入れば猟師もこれを撃たず 」
天然ボケと言われた名僧侶珍念のこの言葉、人間関係上の問題が起きると何かにつけて頭に浮かんできます。
どんな人でも自分の懐へ飛び込んできたら攻撃する人はいません、つまり経験豊富な人と付き合う時は中途半端な距離を取ってはいけません、ある程度の年配者は中途半端な関係が一番嫌うのです。
何故なら時間に限りが有り、意味ある事と人にだけ時間を使っていきたいと考えているからに他なりません。
縁あって出会った自分よりも経験がある人との最良の付き合い方とは、相手の懐へ入ってしまうか手の届かない世界で過ごすかどちらかということです。
懐へ飛び込んだ場合、その経験豊富な人は敵対勢力から守り自身の事業や利益を分け与えてくれます。
不要な争いを避け労せず利益を得る事、これが成功者の思考です、その為には経験豊富な人とどう付き合うべきか?
言わずもがです、ただし経験豊富なら誰でもよいということではありません、自身のビジネスや人生にプラスになる人であることが前提です。
人の気持ちと価値観は日々刻々と変化する。
数日も経てば気持ちも価値観も大きく変わる。
その瞬間を逃せば二度と会えなくなることもある。
会う気持ちがあるなら休日でも夜でも、
どんな事をしても時間を作るものだ。
忙しいとか時間が無いとか言い訳にもならない。
会う気が有るなら手段を見つけるものだ。
そうしないのは会いたくないとういうことだ。
それならそうとハッキリと断ればよいだけだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
私流のロジカルシンキングには自分に課した基本ルールがあります、幾つか事項を示しましょう。
1.必ず未来に起きる事象をロジカルシンキングすること、過去の事をあれこれ考えるのは回想という代物です。
2.ロジカルシンキングで見えた未来ビジョンは終わった事実とすること、未来の事なのに既に終わった過去として認識するようにロジカルシンキングすることが重要です。
3.障害を一切考えないこと、実現した後の事をロジカルシンキングするわけですから資金も潤沢に有り、人材も揃っていて障害になることは何も無いというのを前提にすることが肝要です。
4.常に愉しいことだけをロジカルシンキングすること、ストレスになることはロジカルシンキングではなく悩みや葛藤という代物です。
5.登場人物は具体的にすること、登場人物が具体的な方が正しい結果が得られます、ここで具体的な人物を思い浮かべて違和感が走ったらその人物は要注意です。
6.期限を定めないこと、時間的要素を加味すると途端にストレスチックなつまらないものになります、「いつまでに」とか「いつ頃」などという期限を定めるのは現実を意識してしまい正しいロジカルシンキングは行えません。
ロジカルシンキングとは無意識の領域の情報が表面意識に呼び起こされるものなので、表面意識であれこれと考えていることよりも実情に適した正しい結論が得られる場合が多々あるのです、ロジカルシンキングから全ての第一歩が記されるのです。
野心だけでも成功することは可能である。
しかしそれを継続させることは不可能である。
結果的に野心家は人生の成功者にはなれない。
上手くいっても一時の人で終わるから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
成功するのは難しい?
それなら成功の基準を変えてみたらどうだ?
自分の思考を変えれば全ての判断基準も変わる。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。