失敗しても良い、
失敗から生まれたものなど幾らでもある。
意図してそうなるようにした、
と考えれば一つの成功である。
新しい経験が増えたと考えれば安いものだ。
勝ち続ける人なんてこの世にはいない。
失敗は失敗で謙虚に受け止めることだ。
失敗を笑う人もこの世にはいない。
自分が笑われていると勝手に思い込んでいるだけだ。
周囲はそれほど一人の人に注目していない。
失敗は謙虚に受け入れる、
そしてそれを成功の糧にすればよい。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
私のロジカルシンキングの前提に在るのが常に「決定」です、新しい事業をロジカルシンキングする場合に必ずネックとなるのが事業資金や人材の問題です。
普通の人は最初の準備に係る費用や事業資金を自身では用意できないとなると全てを諦めてしまいます、ところが私の場合のロジカルシンキングでは事業資金が潤沢に有ることを前提にして行われます、つまりこれが前提に在る決定という意味です。
頭の中では何時でも大きな事業を興すシミュレーションが行われます、そしてキャッシュポイントや収支計画も同時進行で行われています。
こうしてロジカルシンキングによって生まれた新規事業を本当に行うのであれば、ここで初めて事業資金と人材をどう確保するかを具体的に考えればよいだけとなります。
そしてまた、事業資金や人材を確保する方法も別の同時進行で行われるロジカルシンキングによって作り上げられているわけです。
こんなことを繰り返していると、どんな大きな事業でも不可欠な資金や有益な人材が必要な事業でもロジカルシンキングしていること全てが現実に具現化してくるのです。
ロジカルシンキングの精度が上がってきている現在では私の頭の中で多くの明日起こるべく事象は全てが過去の出来事となっているのです、事業を行う上で成すべき準備とは実はこれが最大の決定の上でのロジカルシンキングというわけです。
だから人事などの組織化もサイトなどのバックヤード構築も全てが事業開始の数年間も前に用意できるのです、動き出したら何も考えずに没頭できる事業推進の爆発力はとてつもなく大きなものとなります。
野心を持てば陰がこもる。
陰がこもれば成功しても暗躍でしかない。
陽光の下で成功したいのであれば輝く志を持つことだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
人は旅に出てはじめて、
住み慣れた場所が一番心地よいと気付く。
それを再確認する為に旅に出る。
環境変化を求める時は不満足な心境の表れである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
世の中には確実に「自分は選ばれた特別な存在」だと思い込んでしまっている人がいます、この人は全てが自分の思い通りになると思って生きています。
したがってそうならない状況が起きれば何よりも認めたくない事実であり、それに関する全てを消去するような行動に出てしまいます。
芸能界やスポーツ界、更には政治の世界などではマスコミでも話題になるので多くの人はそういう人達の存在を知っています。
「御意見番」や「大御所」などと呼ばれ、その業界で活動するためには無視できない存在であり、その人に逆らおうものなら一瞬で職を失うことになります。
その業界で実績や存在感のある人であれば本物なので周囲も認めますが、意識だけは「自分は特別な存在」だと思い込んでいる人が身近なところにも普通に存在しているので厄介なのです。
困った振りすれば助けてくれる、相談すれば何でもしてくれる、ドタキャンも直前アポも全て許される、「だって私は特別な存在なのだから」という振舞いです。
このような意識の人は最初のうちは低姿勢でいろいろな手を使っては人定めをします、そしてこの人は自分が自由に操れると確信した途端に豹変するのです。
一方では自分の手法が一切通じない人は遠ざけようとします、そう自身の立場を堅持する目的において自分の周囲にはいてはならない存在だからです、時々耳にする言葉の「王様・女王様症候群」、まさにこの言葉がぴったりくるような人達なのです。
「狂いの構造」(扶桑社新書)の中ではこのような症状を「バルンガ病」だとしています、承認されている病名かどうかは解りませんが極めて興味深い内容が述べられています。
常に認められたい承認欲求、褒められることが最大の喜び、自分に否定的な人や嫌なことは避けて通る、自己主張するが異常なほど他者依存心が強い、この症状もまた「es」が自我に働き自我が異常に肥大した結果なのかもしれません。