これが本物のダイヤモンドかどうか?
疑うのなら割ってみればすぐ解る。
問題は本物の原石かどうかではなく、
それを確認する勇気が有るか無いかということだ。
確認しなければ何も無かったで済む。
割ればシロクロはっきりして満足するか、
損害賠償するかどちらかの話し。
割って確認する勇気が無いなら、
出されたものを素直に信じることだ。
それが最も成功する賢い生き方ということだ。
屁理屈言っては自身の方針を通すなら、
この話しは最初から無かったことにするだけだ。
覚悟が無い者は成功とは程遠い世界で生きるのが善い。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
私は昔から気が付けばロジカルシンキングしています、頭の中には常に複数同時進行で幾つものロジカルシンキングが何をしていても蠢いています。
ところで「ロジカルシンキング」は日本語では「論理思考」であり夢想的な空想とは異なります、会社の未来ビジョンや人生のリアル計画そのものであり、また具体的なそれまでの過程における施策や行動シミュレーションなのです。
つまり頭の中に描かれる事業計画書やPDCAサイクル表、更にはライフプランそのものといえます。
ロジカルシンキングを常に行っているといざという時に極めて敏速な行動がとれます、一つの事項で3手先まで、更にその先まで複数の事項が絡むと展開は多岐に渡り複雑化しますが難解のパズルを解くように愉しんでいるのです。
ビジネス展開では現実に起こるほとんどの事象がロジカルシンキングでシミュレーションしているのですから、シミュレーション通りの行動と決断を瞬間的に行うことができるのです、よく「何事も即断即決ですね」と言われますがその場で改めて考える必要がないので当たり前なのです。
私のロジカルシンキングは歳を増すごとに強く精度がすこぶる良好になってきました、ビジネスでは毎日の出来事のほぼ全てがロジカルシンキング通りに進んでいるのです、時に突発的なトラブルとしてロジカルシンキングには出てこなかった展開が起こることがあります。
でもそれこそが私の大きな喜びであり本当の意味での愉しみなのです、例えそれが大きなトラブルであってもです、新鮮味を感じ新たなソリューションのロジカルシンキングと展開を愉しめるからに他なりません。
簡単に見えるものほど実は複雑で、
複雑に見えるものほど実は簡単だ。
簡単に成功していく人は、
有益な人脈と有効な成功ノウハウを確実に持っている。
もしくは自らが絶大なるステークスホルダーかだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
その人の心が解らないときには、
何も持ってない振りをすることだ。
それでも寄ってくるなら一旦は信用してもよいだろう。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
「アジャイル(agile)」とは「機敏」を表す英語で、近年IT業界での大規模ソフトウェア開発の現場においてアメリカ発の「アジャイル開発技法」が確立してきて大きな実績を残しています。
「アジャイル開発技法」とは、巨大なシステムを細分割してそれぞれを数名で短時間に開発できるように設計段階から充分に検討されて行う手法をいいます、それぞれの分割された機能開発はそれぞれ数名の技術者チームによって他の機能を全く意識せずに作り込まれます。
そして最後に個々に開発されたソフトウェアモジュールを結合させて巨大なソフトウェアとして総合試験を繰り返し短時間で巨大システムを構築してしまうのです、どこまでどの機能を分割するのかなどすべて設計者の腕にかかっています。
逆に言えば設計段階でその後の構築期間と性能が決定してしまうほど設計者は重要な任務を背負っています、これを建築で考えると部屋ごとに別の大工さんが作り上げて最後に一つの家に一気に組み上げるようなものです。
このアジャイル開発技法は現代のソフトウェア開発には欠かせない技法であり、巨大なシステムを大人数で開発するのに比べて期間は半分以下に、開発コストもデバッグルートが限られてくるので大幅に削減させることが可能となります。
このアジャイル開発技法と私のロジカルシンキングの思考方法が極めて似ていることに最近気が付いたのです、現在メイン事業ドメインとは別の事業の5法人をグループ化しています、そしてそれぞれに複数の単機能事業が存在しています。
これが一斉に動き出しました、予算編成に人材配分に収支計画に一時期は寝る時間も無いほどでした。
しかし短時間で相互の資金移動マトリックスから事業配分を行えたのは、まさにこのアジャイル開発技法と近似した思考で行ったからです。
それぞれの法人で一つの事業テーマからカテゴリ別に単機能事業での分割を考え最適なスケジュールを構築します、それによって年間と月間予算が決まってくるのでそれぞれの法人の収益を統括収益としてどのように配分していくかの資金移動マトリックスを考えたのです。
それぞれの思考するべき事項を何度もロジカルシンキング゙によってシュミレーションを行いました、こうして出来あがったシナリオは施行するなり実にスムースに稼働しました、まさにシュミレーション通りの結果となったのです。
数少ない人材をそれぞれの法人の事業内容を考え横割り展開させました、これによってグループ全社で見ると大幅なる人件費のコストダウンが生まれるのです。
また社外にも事業推進に必要なパートナーを多数抱えることに成功いたしました、これもアジャイル思考でのロジカルシンキングの結果です。
アジャイル思考によるロジカルシンキングは恐るべく経営手法です、ベンチャー企業には必須の経営手法でありどのような業種であっても適合します、更には最も効果を発揮するのが大企業だと思います。
場合によっては現在の半分の社員数にしても収益はさらに伸びるなんてことも起きうると思います、近い将来この経営手法を一つの実績による根拠を以って書籍化したいと考えているのです。