「人を相手にせず、天を相手にせよ」
西郷隆盛は事あるごとに「敬天愛人」(天を敬い人を愛せよ)を口にしました、天(大きな事や使命)を相手にすれば他者のことなど些細なことです。
藩主交代の際に新藩主久光を罵り藩を追われた隆盛が旅の途中で空を見上げてこうつぶやいた、「他人の取るに足らない野望や思惑に振り回されることなく、天から与えられた使命を全うせよ!」と。
起業したのなら志を高く持ち覚悟をもって何が起きてもぶれずにこれを継続させることが肝要です、「我を何とでも言え我は我の道を進むのみ」、同様の言葉を坂本竜馬も残しています、己の志を燃やす者に他者の思惑に踊らされている暇はありません。
そして成功する人は今の状況で一喜一憂はしないものです、未来に必ず笑えることを知っているからに他なりません。
忙しくなればゆっくりしたいと言い。
暇になればなったで退屈だと言う。
自分の好きなことには、
寝食忘れて何時までも没頭するのに、
与えられた業務はすぐ飽きて、
いつの間にかやるべき約束事を忘れている。
まったく人間ていうのは、
正直者なのか、それとも天邪鬼なのか。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
明言します、この世に存在する全ての物・人にはそれぞれが存在する理由と意味と価値があります、それを認められない人はその対象に価値観を見いだせないか興味が無いということです。
何をやっても上手くいかず、どの会社でもお荷物だと思われる人がいるとしてみなさんならどう考えますか?
私ならその人を雇用するかしないかは別として近くに置きたいと考えます、この理由は実に明確です。
確実に常に上手くいかない人であれば、その人の意見ほど貴重な意見はないと思うからです。
事業や経営方針などをその人に相談してどうすべきかを問います、そしてその人の導いた結論は選択肢から落とします、結果的に選択肢の幾つかを絞り込めることになります。
常に上手くいかない人の結論は誰がやってもきっと上手くいかないのです、厳しい言い方のようですが事実としてこれまでの過去の実例として明確に証明されているのです。
有効か無効か、有能か無能か、常識と正論に囚われていては一歩抜け出したアイデアを思考することはできません。
どんなことでも思考方法一つで世界が変わるのです、これを事前に可能とするのがロジカルシンキングの力でもあるのです。
周囲の物や人に不満を感じたら、是非とも全方位で有効活用できるような活用法をロジカルシンキングしてみていただきたいと思うのです。
平凡な思考から成功を導くアイデアは生まれません、そのアイデアに不要な事項も無ければ不要な人もいません、すべてがロジカルシンキングを通すと見事なまでに重要なアイデアのヒントに変わるのです。
見返りを求めないで本気で支援してくれる人がいる。
その存在を信じられない人は、
自分にそういう思考が無いからに他ならない。
「与えない人は与えられない」という本質がここに在る。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
思わず溜息をついてしまったら、
次の瞬間に息を大きく吸い込むことだ。
これで溜息が深呼吸に変わる。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。