膨大な数のパーツを見て一瞬躊躇う。
何時終わるのか、何時完成するのか?
それでも毎日毎日コツコツと合わせていく。
すると何かをきっかけにして、
突然合わせるコツが解ってくる。
これまでのスピードとは桁違いに進む。
ただ問題は最後の1枚だ。
もしも合わなかったらそれは最大の悪夢だ。
何事も最後の最後まで気を抜いてはならないということだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
私は現在までに120件を超える特許を出願しています、自社名義の特許だけで90件以上出願し14件が特許化しています。
この私の特許出願はすべてロジカルシンキングによるものと言っても過言ではありません、ある疑問や面倒な事をロジカルシンキングしていると「こうすればどうだ?」ということを思い付きます、ほぼ毎日がこんな感じでどんどん出てくるのです。
ここまでは誰にでもよくあることだと思います、ただ私の場合はロジカルシンキングから生まれたアイデアを徹底的に調査して実現する方法を探すのです、場合によっては数ヶ月間も要するときもあります、この気の遠くなるような調査と実現可能にする技術や工夫が特許出願に繋がっているわけです。
この副産物として多数の事業スキームが浮かんでくるときもあります、これも同様に平行して真剣に調査します、場合によっては国家資格や免許が必要な事業であることも多々あります。
それを自身で実現しようと思うのであれば、必要な資格保有者や免許を得ればよいと考えてしまうのが私の発想の原点のようです。
更にはその事業に必要な人材や資金も全てロジカルシンキングによって得る算段が生まれてくるのです、後はそれを何も考えずに実行に移すだけです。
私の事業の事始まりとはだいたいがこんな感じなのです、動いた時には既に勝算がくっきりと見えています、逆に言えば勝算が無いときは動くことはしません、動くときには成功を確信しているのです。
どんな事業も恐れることなく短期間に実現できて更にはそれなりの結果も残せるのです、そして興した事業は一時的に赤字であっても一定の期間で観れば形を変え物を変えながらも空振りに終わったことは過去一度もありません。
更に確立した事業から徹底するときは常にその事業での利益がピークの時に大いなる満足感をもって気持ち良く完全撤退します、これらの全てがロジカルシンキングの産物だと思っています。
同じ話が複数人からもたらされたら、
どんな良い話しでも絶対にそれに乗るな。
誰かが自己利益優先で意図的に流している情報だから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
気合だけでも目標は達成するだろう。
しかしそれは達成であって成功とは呼ばない。
達成後に継続的に成長させてこそ初めて成功と言える。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
先日2023年4~6月期の家計における金融資産の統計が発表されましたが、初めて2100兆円を突破し2115兆円であることが解りました、実に日本の国家予算の18.5倍です。
新型コロナウイルスパンデミックが起きた2020年に大きく落ち込んだ家計金融資産は、その半年後から一直線に伸び続け今やバブル経済期の頃とは比較にならないほどの額となっているのです。
この1年間の家計に関するニュースは数度に渡る値上げや消費者物価上昇などの負の情報ばかりがクローズアップされていますが、反面1億円以上資産家比率が増えていることや冒頭の家計金融資産が上昇し続けていることなどはほとんど報道されません。
世の中は確実に世帯間経済二極分化が進んでいるのです、1億総中流と言われた平和な昭和の時代は80年中期に崩壊し、バブル景気を境にその後からは年を追うごとに貧富の差が急拡大しているのです。
特に顕著なのが65歳以上の高齢者世帯です、現預貯金500万円以下と5000万円以上とに見事に分布図が分かれます、さらにここに金融資産を加えたら真ん中がほとんど無く真っ二つに層が分かれます、昭和時代の平均値層が出っ張った文鎮型と真逆の両端が出っ張ったフタコブラクダ型グラフになるのです。
バブル経済期に流行った「勝ち組VS負け組み」という言葉ですが、現在はそのバブル経済期とは比べ物にならないほどの格差が現れているのです。
報道機関はこういう事実をほとんど報道しません、何故なら現政権の基盤が揺らぐことになりかねないからです、こうして国民が知らないうちに更に日本の世帯間経済格差は広がり続けていき近未来SF映画のように経済2つの国状況になっていくのでしょう。