2024年1月16日 00:00
人も物も財産も本当に欲しいと思うのなら、
自ら手に入れようと思わないことだ。
自分に相応しいものなら、
遅かれ早かれ自然に自分の手元に届くから。
手に入れたいものは追わずにじっと待つことだ。
「天の時を待つ」というのは、
「それを持つに相応しい人間になれ」という、
天が与えた試練なのである。
これが「謙虚に待つ」という本質である。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。