
スコットランドの最も北にあるオークニー諸島にある蒸留所の中で最も古い歴史のあるウィットロー蒸留所、そこで生産されるモルトをシグナトリー社がボトリングしたウィットロー10年・ダブルカスクです、本ボトルは2013年蒸留2013年ボトリング版です。
ボトラー版はオフィシャル版を出していない蒸留所やカスクを世に出し広めてくれるのでありがたい存在です、特にその中でもシグナトリー社は極めて貴重なウイスキーを出すボトラー銘柄でウイスキーファンなら知らない人がいないほどです。
ちなみにウィットロー蒸留所はハイランドパーク蒸留所の第二蒸留所のような存在で支配権はハイランドパーク蒸留所です、しかし本家ハイランドパークとは似ても似つかない個性的な味と香りのシングルモルトです。
ダブルカスクとあるので2つのカスクのヴァッティングです、ラベルにはファーストフィル・ペドロヒメネスとセカンドフィル・オロロソとあります、ダブルシェリーカスクとしてはエグ味もなくすっきりと飲めます。
甘み・苦み・酸みを感じながらスパイシーさもありシェーリーカスクファンには堪らない一本です、ただ熟成された芳醇な旨みは少なく若干ドライさを感じます、現在ほぼ入手不可能な状況です、買えたら非常にラッキーです。
品名 ウィットロー10年2013 ダブルカスク(シグナトリー)
熟成年数 10年(2013年蒸留2023年ボトリング)
カスク ファーストフィルPX、セカンドフィル・オロロソシェリー
蒸留所 ウィットロー(アイランズ:オークニー諸島)
ボトラー シグナトリー
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 9,000円~11,000円(2026年9月時点)
特記事項 入手困難状態

謎のアイラモルトならぬ謎のオークニーシングルモルトのカスクオークニー15年です、オークニー諸島の蒸留所はハイランドパークとウィットロー、もう一つがスキャバです。
ちなみにスキャバは2015年に15年熟成のカスクが枯渇してオフィシャルボトルから消えました、ハイランドパークのウィットロー蒸留所はシグナトリーなどのボトラーから数種出しています、おそらくその辺りだと推測しています。
かすかに香るスモーキーさに加えてバーボンカスクからくる甘い古い木の香りが私的にはどこか懐かしさを感じます、懐かしいというのは80年代によく飲んだブッカーズなどの高級なバーボンに通じる風味を感じるからです。
こういう謎のウイスキーはバーで見つけたらショットで飲むに限ります、何故なら買ってまで飲む意味が見当たらないからです、好学として経験値を増やす意味であればショットで充分です。
品名 カスクオークニー15年
熟成年数 15年
カスク バーボン(バレル)
蒸留所 不明(アイランズ:オークニー諸島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 10,500円~12,000円(2026年7月時点)

アラン島のアラン蒸留所のオフィシャルスタンダードシングルモルトがこのアラン10年です、10年というオフィシャルスタンダードとしては短期熟成版がアランの拘りなのでしょう。
飲んでみれば解ります、10年という短期熟成を感じさせないバランスよい風味で若干ドライですが蜂蜜のような甘さやナッツのような香りがすっきりとしており非常に飲みやすいウイスキーに仕上げています。
最近はどちらかというとバーではハイランドやローランドのウイスキーを常飲している私ですが、時折〆の一杯に頂きます、後味がすっきりしていて気持ちが引き締まります。
品名 アラン10年
熟成年数 10年
カスク ファーストフィルバーボン(バレル)、シェリー(ホグスヘッド)
蒸留所 アラン(アイランズ:アラン島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 6,500円~7,500円(2026年7月時点)
特記事項 ファーストフィルバーボン(バレル)とシェリー(ホグスヘッド)をヴァッティング

人口200人に対して鹿が5,000頭生息するというアイラ島と向かい合うように存在する小さな島であるジュラ島、その唯一の伝統ある老舗アイル・オブ・ジュラ蒸留所が創出するジュラ12年です。
バーボンカスクで熟成し最後の数年間をオロロソシェリーカスクで熟成したオロロソシェリーカスクフィニッシュのスコッチウイスキーで、その風味はフルーティの中にもスパイシーさを感じフィニッシュは甘さがドンと口の中に広がります。
ウイスキービギナーの人はスモーキーでドライなアイラよりもこういうウイスキーを先ずは飲んでほしいと思います、シングルモルトウイスキーの標準的なエッセンスを感じてほしいと思います。
アイル・オブ・ジュラは各種カスクで熟成したシングルモルトを出しています、ボトル形状が非常に個性的ですがラベルをよく見て買わないと外見はそっくりでも中身がまったく違うという紛らわしいシングルモルトですので購入の際には注意が必要です。
品名 ジュラ12年
熟成年数 12年
カスク バーボン、オロロソシェリー
蒸留所 アイル・オブ・ジュラ(アイランズ:ジュラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 5,500円~6,000円(2026年6月時点)
特記事項 オロロソシェリーカスクフィニッシュ

マル島にあるトバモリー蒸留所では冠名のトバモリーとレダイグの2種をツートラックブランドとして製造しています、トバモリーはノンピートでレダイグはヘビリーピーテッドです、本ボトルはそのトバモリーのスタンダードとも言える12年です。
モルトの原料はアイラ島のポートエレンから仕入れています、ポートエレン蒸留所が閉鎖してしまった今ではアイラ島のモルトで作られたノンピートのフルーティなシングルモルトを存分に楽しめる逸品です。
ただし人気があるのはヘビリーピッテッドのレダイグでありトバモリーはショットバーでも置いていない店が多いです、上品で優しいシングルモルトをゆっくりと楽しみたい人には非常にリーズナブルな価格とありお勧めです。
品名 トバモリー12年
熟成年数 12年
カスク バーボン
蒸留所 トバモリー(アイランズ:マル島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46.3度
内容量 700ml
価格 6,000円~8,000円(2025年7月時点)
アラート 入手困難状況、価格上昇傾向