家飲み用に日本酒や焼酎はもとよりウイスキーなどを入れて使ってもよい汎用陶器ボトルです、非常に手にフィットし濡れていても滑らないので主に常飲の焼酎を入れて使っています。
家だけではなくてお店で焼酎のハウスボトルを詰め替えて使ってもお洒落でいいかもしれません、とにかく注ぎやすくボトルネックから液が垂れないのが気に入っています。
ボトルからそのまま注ぐのも何の問題も無いのですが、何となく雰囲気で美味しさが増す気がします。
難点といえば残量が一目で解りずらいところくらいです、それも注げば凡そ解りますので苦になったことはありません。
常飲ウイスキーを入れてベッド脇のサイドテーブルに置いておけばボトルをそのまま置くよりもインテリア的にもお酒を意識させないためにもいいかもしれません。
居酒屋を居抜きで借りたお店で使わなくなった焼酎の熟成甕を2つ頂きました、なんに使うのかは考えも無しに捨てるのはもったいないと思っただけで今となっては場所もとるのでどうしたものかと考えています。
飾るにしてはかなりの大きさで重量も結構あります、焼酎やウイスキーを入れておくと遠赤外線効果で甕の中でゆっくりと循環しながら熟成するのだそうです。
こんな8リットル熟成瓶が2つもあります
甕と一緒に閉店した居酒屋が置いていった在庫の焼酎も10本以上頂きました、二階堂や黒霧島など乙類ですからそれなりの価格のものです、そこで焼酎を5本一気に入れてみましたが半分ほどにしかなりません、おそらく1ダース分は楽に入ると思います。
みんなで家飲みしていたらあっという間に空くので熟成されたのかはまったく解りません、ということで使い道としてはスタッフとの家飲み用の焼酎サーバーにいいかもしれないと思う始末、もしくは自家製味噌の熟成樽にでもしようかな?
世の中には本当にニーズが在ればどんなものでも存在しているものだと感心します、ウイスキーファンにとってその一つがこの業務用パラフィルムです。
これ何に使うかというというと開栓したウイスキーボトルのアルコール蒸発を防ぐためのシーリングに使うのです、ショットバーでは高級なウイスキーはほとんど注文されません、そのため一度開栓してしまうと少しずつアルコールが蒸発してしまいます、これを防ぐためのルールがこのパラフィルムなのです。
価格は専門の業者からネット注文すると送料込みで6,000円ほどですが1,000回分ほどの量ですから1回分は6円なので、高級ウイスキーが劣化することを考えれば安いものだと思います。
業務用パラフィルム(10cm×35m)
箱から取り出したところ、結構な量があります
パラフィルムでネックをシーリングしたボトル
高級ウイスキーはコルク栓を使っており10年もすると乾燥とアルコールでコルクが劣化します、劣化したコルクは空間ができてしまい未開栓でもアルコールが蒸発して液減してしまいます。
そこでウイスキーコレクターはこれを活用して大事なウイスキーを劣化させずに保管するために使っている人もいます、勿論私もこの存在を知って即購入し液減しかかっているボトルに巻きました、安心感を買うという意味では保険と同じですね。
最後に使い方ですが、3Cmほどの幅にカットしてボトルネックのガラス部分に強く押し当てそのまま少しずつ伸ばしながら瓶を回転させて巻いていきます、慣れないとなかなか上手く巻けませんが慣れれば3秒で巻けるようになります。
糊を使ってなくパラフィルムの伸縮する摩擦だけで張り付いていますので簡単に剥がれボトルネックラベルを傷つけることもありません、非常によく考えられた商品だと思います。