面倒で不都合な事実が起きたら大いに喜ぼうではないか。
何故なら、乱れた流れを正常に戻す絶好のタイミングだから。
不都合な事実を輝く未来に一気に変えるチャンス到来である。
何度も経験してきた超短期決戦での事業変革の数々。
その裏には悪しき不都合な事実が多数蠢いていた。
肌感覚が動く瞬間のタイミングを見逃さない。
動くときは俊敏に動く、動かないときは微動だもしない。
動きだしたら最終形まで複数同時並行で瞬時に片付ける。
たったの数ヶ月で周辺全ての状況と景色が一変する。
新たな環境には新たなインフラとルールが構築され、
それにマッチした新たな人材が次々と入ってくる。
「終わった過去は引きずらない」、変革の極意である。
そして、変革に「もったいない」思考は一切無用である。
使えるものでも未来に不要なものは断捨離するに限る。
資産に事業に、そして人も。
1度でも成功した人は成功する肌感覚を獲得する。
止めるのか継続させるのかの判断然り。
どの方法を選択すべきかの判断然り。
誰と組んで誰と歩むのかの判断然り。
待つのか動くのかのタイミングを計れるのも然り。
何時までにどのようにという計算できるのも然り。
常にズバリと正しい解を導き出せる。
だから、たった一度で良い。
自分の思ったように動いて成功させることだ。
失敗を何度繰り返しても成功の術は何一つも学べない。
たった1度でもいいから成功させることが肝要である。
電子レンジで洗濯はできない。
冷蔵庫で食べ物を温めることはできない。
それぞれの家電にはそれぞれの正確な使い方が在る。
人も同じことだ。
どんなに有益な人と出会え付き合えても、
正確な付き合い方をしなければ有効活用はできない。
自分を理解してもらおうとする前に、
先ずはその人を理解することに尽力することだ。
強固な信頼関係を結べない人は、
自分の意思を優先しては相手の気持ちを無視する。
何事にも中途半端なのに細かいことに妙に拘り、
頑として自分のやり方を譲歩しようとしない。
それであれば他者依存せずに全てを自分で行うことだ。
何かで読んだり他者から聞いただけの手抜き知識。
いざという時には何の役にも立たない雑学と同じ。
大局を観れずその場のにやっつけ仕事しかできない。
対して、努力と経験で身につけた知識は身体が反応する。
生きた経験からの学びは大局を捉える知恵となる。
何事もゴールを目指した有益な策を繰り出せる。
小手先のやっつけ作業で誤魔化すからミスを連発する。
手抜いた報いは結果においても当然手抜きされる。
手抜いたやっつけ仕事は悪しき結果しか出ない。
手抜いた報いは必ず身辺に災いを齎すことになる。
因果応報や負の連鎖とはこういうことを指して言う。
本人に手抜いた自覚が無ければ更に罪は重い。
普通に生きているだけで迷惑を振りまく人だから。
引き出しには決まった容量のものしか入らない。
新しい物を入れるときには何かを捨てることになる。
常に整理整頓している人はいざという時も慌てない。
同じように人間関係も引き出しと同じで容量が在る。
常に断捨離しては空きを確保しておけば安心だ。
理想の人と巡り会えたらすぐにも受け入れられる。
ただ一つだけ空きを作ってはならないものがある。
それは心だ、ほっとした瞬間に隙ができる。
心に隙ができると必ず悪魔が忍び込んではささやく。
悩みや不満はある意味では重要な防疫壁ということだ。