還暦過ぎても意固地な人は本当に厄介な存在である。
自身の考えとやり方が全てであって、
他者のどんな優れた事項も認めようとしないのだから。
他者の悪いところばかりを指摘できても、
自身の愚かな思考や行動を評価し省みることができない。
自身の僅かな稼ぎを自慢げに話しができても、
他者の大商談クロージング利益を認めようとはしない。
いったい、彼らはどんな生き方をしてきたのだろうか?
還暦過ぎたら生き方を悔い改めることは極めて困難である。
こうして老後人生の二極分化が決定し確立されるのだろう。
どんな人生を送るかは人それぞれで良いとは思う。
ただ、その意固地な人生に家族を巻き込むのは如何なものか?
流暢に自分の考えを話す人がいる。
まあ、ズバリ言ってそういう人は往々にして信用ならない。
思考はしゃべる速さの数十倍の速さで処理される。
それを的確な言葉で表現しようとしたら、
何から話していいのか普通は言葉に出ないのが当たり前。
それを流暢に話しができるということは、
思考しながらではなく記憶している事を話しているだけだ。
おそらく本や他者から得た知識を披露しているのだろう。
もしくは誰に対しても同じことを繰り返して話しているかだ。
本音で語り合うときにペラペラやられたら正直引いてしまう。
下手でもよい、感情的になってもよい、
自分の本音を正直に伝えられる人が最も信用できる人だ。
何を選ぶのも実行するのも全てにおいてタイミングが最重要。
自分の決断や実行タイミングを優先する人は成功しない。
何故なら、常に相手や世の中の状況が変わっているからだ。
往々にして上手くいかない人は常に絶好のチャンスを逃す。
話すタイミング、決断するタイミング、動くタイミング、
全てにおいてのタイミングが極めて不正解だったという結果だ。
そして、この要因が自分優先思考に在ることを理解していない。
相手は自分の意思でどうにでもなると思っているのか?
成功する人は常に自分は優先順位の最下位に置いている。
だから世の中や相手の動きに素早く順応できる。
自分が何をしたいかなど信頼関係においては意味が無い。
相手が何時までにどうしたいかが最優先されるべき事項である。
ビジネスもプライベートも上手くいく人は常に他者優先思考である。
欲求を追っているうちは成功しない。
成功とは全てが過程ではなく結果である。
自身の思考と行動が正しかったという結果において、
お金も人も名誉も全てがついてくるということだ。
つまり正しい思考と行動を行うことが最優先事項であり、
考えるなら「どうやったら正しい思考が行えるか」だけだ。
思考は全ての行動に繋がり姿勢として見事に表像化する。
お金・評価・名誉、それを追いかけているうちは、
自身が理想とする結果はいつになっても実現しない。
思考は全ての選択と行動を司る生き方の原点である。
思考を強く意識しないのも一つの思考であり、
上手くいかない人の最大の特徴でもある。
成功したいのなら過去の思考の全てを一旦捨てて、
ゼロから成功思考を完璧に身につけることだ。
思考という見えない存在を甘く見ない方がよい。
何か新しい事を始めると必ず邪魔が入るものだ。
それを前向きに捉えなければ押しつぶされてしまう。
意見されて引っ込めるような志は本物ではない。
周囲には単なるパフォーマンスだったと映るだろう。
一度でも口にしたら必ず実現させなくてはならない。
ところで、「新しい文化を創造する」という流行りセリフ、
その前に自分が改革者として自ら変貌してほしい。
自身の過去の結果としての今の状況が在るわけだ。
やり方一つ考え方一つ変えずに理想を掲げたところで、
いったい誰がそれを信じることができるだろうか。
「有言実行」、そして言った通りの結果を残すこと。
これほど成功する人だという根拠を示す姿勢はない。