お昼の時間になったから何か食べなくてはとか、
明日の事を気にして就寝の時間になれば寝なくてはとか。
自身の行動を時間に委譲している人が如何に多いことか。
そんな人は、土日は何処かに出かけなくてはとか、
何かをしなくてはとかと曜日にも行動を委譲している。
他者や何かに自身の行動を委譲する習慣は、
労働集約型産業構造が齎した悪しき習慣病である。
次代は知識集約型や価値集約型の産業構造となる。
仕事をしたいときにして休みたいときに休み、
食べたいときに食べ寝たいときに寝る自律性が肝要である。
既に自身の行動を委譲して生きる労働者意識時代ではない。
社員に労働者意識を持たせる企業もまた淘汰されていく。
究極の断捨離の方法であるミニマリズム。
最低限必要なものだけで暮らす究極の生活スタイルだ。
しかし常に襲ってくる断捨離意識がストレスに感じるようになる。
そんな人が目指す断捨離の方法がマキシマリズムである。
つまり欲するがままに好きなものに囲まれで暮らす方法である。
欲するものが全て揃えばそれ以上ものが増えることはない。
一度経験して納得したものは二度と得ようとはしないからだ。
興味が無くなり不要になったものはどんどん捨てていける。
満足感を得ながらストレスフリーで断捨離を愉しめる。
断捨離の方法にも陰陽のスタイルが在るということだ。
自身の能力や人脈はひけらかしても他者のそれは認めない。
そんな輩が多くなったと思う昨今。
デキル男のフリに金持ちのフリ、ひいては成功者のフリ。
本物は自身をひけらかすことをしない、むしろ逆を演じる。
能力が無いからデキル男のフリをする。
お金が無いから有るフリをする。
成功したことがないから栄華を手にしたフリをする。
実に解りやすいコンプレックス表現である。
周囲に全てがバレていても何故止められないのか?
信じて都合よく振舞ってくれる人がいるからに他ならない。
聞くに堪えない説教を言われ聞くに辛い欠点を言われても、
「ありがとうございます」と言える人は間違いなく成長できる人。
素直に聞くことで成長するのではない、
相手の気持ちを汲み取ることができる人だからだ。
言う方も辛い、言わなくて済むなら言いたくもない。
でも、「ありがとうございます」の一言で心が穏やかになる。
成長に必須なのは言葉の理解力ではない。
相手の気持ちを心で感じ応えられる人間力である。
標準的な体型の人は、
健康を維持するのに1日40リットルの水分を必要とする。
これを外部から摂取するのは不可能である。
そこで進化の過程において、
哺乳類は腎臓で濾過して水分を循環させる機能を得た。
しかし水分不足は毒素によって各種の症状を引き起こす。
皮膚疾患や浮腫みもその一つ。
皮膚疾患は貯まった毒素が悪さを引き起こし、
浮腫みは水分を細胞に貯め込むように進化したから。
「浮腫むから水分は摂らない」、これは逆である。
健康維持は朝のコップ2杯(500cc)の水分補給にある。
同じように栄養バランスが良い食事をしないと太る。
エネルギー源を貯め込むように細胞が進化するからだ。