溺れかけている者、
覚悟を決めたら意外と底が浅いことに気付く。
飢え死にしそうな者、
覚悟を決めたら意外と食べらるものが多いことに気付く。
難題に苦しむ者、
覚悟を決めたら意外と解決策が多いことに気付く。
往生際にジタバタするのは覚悟が決まっていない証拠。
そういう人に限って「もう限界です」などと簡単に言う。
そして最も選択してはならない楽な道に逃げ込んでしまう。
諦める前にやるべきことを熟考し実行していなかった証拠。
志を一度でも持ったら覚悟を決めて進むことだ。
覚悟を決めた者に苦しみの限界など有り得ない。
覚悟とは永遠に続く苦しみに耐えきるという意思表示。
これこそが成功を収められる者の姿勢というものだ。
耐えきれば大きな喜びと理想の生活が褒美として齎される。
20歳代は若さだけで何も問われるものはない。
30歳代は知識や能力を問われるようになる。
40歳代は経験や実績を問われるようになる。
50歳代は有益な人脈やノウハウを問われるようになる。
還暦越えれば再び問われるものは何もない。
長生きして欲しいと思われる存在価値の評価だけだ。
それまでに与えてきた者が与えられる立場になる。
還暦までに他者に与えてきたことに利子が付いて戻ってくる。
これまでの生き方が正しかったのかが解る瞬間である。
貰うだけで与えてこなかった人は、
他者に与え続ける余生を強いられるようになる。
迷惑をかけてきた人は厄介事に追われるようになる。
楽してきた人は苦労の連続が押し寄せる。
今も昔も、押し並べて人の一生は平等にできている。
相手より攻撃力が強いはずなのに何故勝てないのだろう?
それは相手の防御力が思った以上に強力だからだ。
相手より防御力が強いはずなのに何故負けるのだろう?
それは相手の攻撃力が思った以上に強力だからだ。
経験値が少ない人は思考視野が狭く常に状況判断を見誤る。
そして自身が誰よりも優れていると思い込んでしまっている。
だから世の中から無意味な争いが絶えない。
自尊心が強い人ほど無謀な争いを自ら仕掛けてしまう。
百戦錬磨の達人は相手が先に仕掛けるように誘導する。
最終局面を観てる冷静な人に戦いを望むべきではない。
仕掛けるなら相手の思考と経験値全てを掌握してからだ。