「善い流れを感じる」、「善い流れに乗る」、こういう場合の「流れ」とはいったい何でしょうか、そしてこの本質を知って「流れ」を作り「流れ」を変えられるとしたらどうでしょう。
少なくても常に上手くいかない人は「流れ」という存在そのものを全く意識していません、否まったく感じていないのです、この理由は常に自身の思い込みが優先するからです、そして自ら悪い方向へと「流れ」を作ってしまっているのです、何故なら今の「善くない結果」が最大の根拠だからです。
この「流れ」というのは「その事項において今から未来への展開(ビジョン)」そのものです、これが見えていないから常にその場だけの自身の思い入れや思い込みによる自己都合だけを優先し周囲の状況や場の空気を含めて開ける未来ビジョンを台無しにしてしまうのです。
そして来るかどうかも解らない些細な私事での幸福事を考えてしまうのです、だから今を大事にしないがために善くない次の今が生まれ、善くない今から始まる善くない未来が開けることにより継続的な「悪い流れ」を自ら作り上げてしまっているのです。
未来思考で考えている人は未来に起こるべき善悪のビジョンをロジカルシンキングしながら今を全力で生きています、だから未来を考えたうえで今を大事にするがために失敗は有り得ないのです、これも結果が最大の根拠です。
不思議なことに常に失敗しない人間が確実に存在しています、ここで何故失敗しないのか見極めることが肝要だと思うのです。
未来というのは今発したたった一言や今行っているたった一つの仕草や表情でガラッと180度変わるほど繊細なものなのです、大人の感覚を持っていればその一言や表情によってどうなるのかは思考するまでもありません、しかし悲しきかなこれが全く理解できない人が存在しています。
「空気読めない」、「思い込みが強い」、「相手の気持ちが解らない」、「自己都合だけで考える」というのはまさにこういうことです。
さて、「流れ」ですが、この本質を理解し起こるべきロジカルシンキングを複数同時に行える人はどんなことができるかというと「自身の都合で未来の善き流れを作る」ことが可能になるのです。
例えば相手の判断が必要な事項も自らの意思で行っているかのようにこちらの都合の良い方向へ選択させる「流れ」を作れます、距離を置きたい人へは相手が自ら離別する選択を取らせることもできます。
しかし「流れ」を意識しコントロールできない人はこの逆で、常に周囲に翻弄されては多くの他者にとっては都合が良く自身にとっては理不尽な「流れ」に巻き込まれてしまいます。
その場その場で相手の「流れ」に乗ってはゴールを変えさせられるために、大きく蛇行し自身の目的など一切達成させることはできません。
男性で共感性に生きる女性脳(左脳型)の人は要注意です、女性脳を持つのは女性の約70%の人と男性の30%の人だという検証結果が報告されています。
共感による他者委譲で生きると結局は「都合良いだけの人」で終わってしまう可能性が極めて高くなります、そして周囲から「一貫としたポリシーやフィロソフィーがない」という烙印を押されてしまいます。
どんなに頑張ったとしても自分の為であり心の揺らぎ感じる人には信用さえしてもらえません、常に「流れ」という存在を全方位で意識して自身と真摯に向き合い他者の心に清々しく響く行動をして頂きたいと思います。
他者の心の中を意識して仲間全員の「善き流れ」を作れる人が常勝者なのです、実に簡単なロジックです、成功者になれるのは自身と仲間全員のビジョンコントロールを行えるからに他なりません、そのシナリオのすべては深い未来思考と視野角の広いロジカルシンキングによって生まれるのです。
そのシナリオに従って行動出来ない人は仲間全員の流れを乱す人だということもはっきりしてしまうのです、つまり一緒に未来を創造できない別の次元で生きている人だということです。