2023年10月14日 00:00
他者を批難する言葉の多くは、
過去の自己経験からくる投影である。
言葉を聞けば過去に何があったかはすぐ解る。
人は意識していない言葉を発することはない。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年10月14日 00:00
他者を批難する言葉の多くは、
過去の自己経験からくる投影である。
言葉を聞けば過去に何があったかはすぐ解る。
人は意識していない言葉を発することはない。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年10月12日 00:00
ジェットコースターにお化け屋敷と人は何故恐怖感を欲しがるのでしょうか、そして何故一度大泣きするほどの恐怖感を味わったのに何度も同じことを欲するのでしょうか?
怖いと解っていながら好んで行う動物は人間以外には自然界に存在しません、人間はついこの間まで常に危険と隣り合わせでした、夜になれば肉食動物や有毒生物に襲われる危険があります。
こういう危険な状況が及ぶときは不快ホルモンであるノルアドレナリンが一度に大量に放出され危険を感じれば瞬間的に動ける状況を作り出しています、それが文明の発達により自然界からの危険そのものが皆無となりノルアドレナリンが一度に大量放出する状況そのものが少なくなったのです。
ノルアドレナリンが大量に放出するとセロトニンが放出され中和されます、その後は一時的に快楽ホルモンであるドーパミンが放出され気持ち良くなるのです。
ストレス生活や悩み多い生活を長期間していると常に少量のノルアドレナリンが継続して出ている状況となります、これでは落ち着かせるホルモンであるセロトニンや快楽ホルモンであるドーパミンが出る機会がありません、そこで更に気持ちが落ち込んでいきます。
そんな時に誘われるがままに遊園地に行き先述の恐怖を味わった瞬間にノルアドレナリン~セロトニン~ドーパミンと順に放出され、しばらく味わったことのない幸福感に包まれるのです。
この瞬間に「es」が自我を目覚めさせます、そして何度も何度も怖い思いをしたくなってしまうのです、涙を流す・泣く・叫ぶなどは非日常的な行為です、これが快楽を感じるようになってしまうのです。
ビジネスの現場は男女に関わらず仕事を通して常にリスクと向き合うことが多く対人的なストレスも高くなります、したがってノルアドレナリンが継続的に放出されています、この状況ではセロトニンも定量は放出されるもののドーパミンが放出される程ではありません。
逆にリスクを感じず日頃ストレスもなくよく眠れるという人はリスクやストレスに対する感覚麻痺を起している可能性が高いと言えます、俗に言う「茹で蛙症候群」で心理学的には「正常性の偏見」という心理状況でありノルアドレナリンが一切出ない状況が長く続いているのかもしれません。
尚ノルアドレナリンは不快ホルモンなのですが、恋愛解消や離婚の原因の多くが相手に対してノルアドレナリンが出なくなることで起こるとされており、相手を強く思う気持ちに不快ホルモンが不可欠だという興味深い報告があります。
つまり「好きも嫌いも好きなうち」であり特別な感情が起きなくなった場合には「どうでもよい人」になってしまうということでしょう、人間には正常な精神状態を保とうと思えば適度なリスクや不安が必要なようです。
また嫌なことをずっと避けていると同様にセロトニンが出るタイミングを失います、そこで「怒られたい」とか「叩かれたい」などという妙な欲求が起きてくる可能性があります、それもまた「es」の成す戯れなのかもしれません。
2023年10月11日 00:00
将棋で最も堅い守りの陣形は初期配置である。
どんな攻めにも確実に1手で守ることができるから。
将棋とは攻撃を仕掛ける度に、
陣形は崩れ攻めこまれる隙を与えてしまう。
勝つためには守りを固めながら攻めることが肝要。
ここにビジネスや人生の縮図を見て取れる。
常勝者は守りを固めつつ天の時に一気に攻める。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2023年10月10日 00:00
かなり昔からSF小説やSF映画にAIが題材にされています、そしてその多くの作品にはAIが夢を見るシーンが出てきます、ではAIは本当に夢を見るのでしょうか?
その答えはずばり「Yes」です、現在のヒューマノイド型AIのロジックは人間の脳に近い情報処理を行える高度なニューロネットワークというアルゴリズムによって構築されています、また記憶や分析はディープラーニングというアルゴリズムによって構築されています。
人間の脳は数千億個の神経細胞がシナプスによって情報伝達され、記憶や分析が行える高性能な情報処理システムになっています。
それは一元的な情報の結合ではなく多元的な結合方式であり個々の情報同士が立体構造的に複雑に絡み合っています、また情報の記憶領域も脳の外表部から脳髄近くの小さな神経細胞器官にまで複雑に振り分けられています。
近年では心臓からも神経細胞が見つかり、脳が完全に機能しなくなっても心臓だけで小脳とほぼ同様に生命維持が機能するという報告もされています。
物忘れや記憶違いなどは高齢やストレスなど何らかの原因で情報伝達シナプスの結びつきの薄れや交差誤差によって引き起こされることも解ってきています、これが脳の老化現象であり本来は高齢になると自然に起きてくる症状ですが近年では若年化してきている傾向があります。
この脳の神経細胞ネットワークを「ニューロネットワーク」とAI技術者は呼んでいますが、ここ最近のヒューマノイド型AIは神経細胞ネットワークの人工構築物でもあるのです。
つまりヒューマノイド型AIシステムの情報は個々にバラバラに存在するのではなくて、縦横無尽に各情報と結びついて分析や推論が行えるように設計されているのです。
そして入力が何も無いアイドリング状態では常に優先情報と結合に関して各データの精査(重要度による振り分け)と関連性結合処理を行っています、つまり人間でいう「夢を見ている」状態と全く同じ情報処理を行っているのです、ヒューマノイド型AIも夢を見ないと常に入力されるデータを高速且つ有効に処理できないのです。
逆に言えばヒューマノイドAIの研究によって夢のメカニズムが解き明かされたとも言えるのです、ロジカルシンキングは起きていながら夢と同様のロジックによって行われます、つまりロジカルシンキングを行うことによって未来において意味のない多くの情報が精査されていくのです。
許しがたい他者の行為も大きな挫折感も未来において意味が無いものであれば記憶を塗り替えて意味のある記憶に仕立て上げていきます、またロジカルシンキングでの情報精査によって新たに入力された事象に対して瞬時に適切な回答を導き出せるのです。
ロジカルシンキングが如何に重要な行為なのかこれによって根拠を持つことになります、ロジカルシンキングを常に行っているとどんな状況が起きても慌てません、パニックに陥りません、情報に踊らされません、そして過去に囚われずに未来を指向して生きていけます。
何故なら如何なる未来状況もロジカルシンキングによって既に想定された過去であるからです、ここで過去と表現するのは新たに起こる状況は最も理想的な結果を得るには何を優先すべきかが予め決定されているということからです、つまり実際に経験していないことでも複数の仮想経験をしているからです。
だから決断が早くどんな回答でも保留することはないのです、何かを問われて瞬間に回答できない人は他者との関係性や自身の立場と役割などについて常に思考することもせずに入ってきた情報に振り回されている人です。
だから言動や行動に一貫性が無く、常に自身を擁護するのにエネルギーの多くが使われ建設的な未来思考ができなくなっています。
日々刻々と価値観が変化する現在の社会状況において、決断や回答の保留は極めて致命的と言っても過言ではないでしょう、まして他者に決断を委ねている時点でチャンスを逃しています。
それほど世の中の変化スピードが早くなっているのです、たった1日後でも結論を出した時には既に周囲の状況が大きく変わっているということが多々起きてくるのです。
数日間楽しんだだけで老人になってしまった浦島太郎になりたくないのであれば、現実をしっかり受け入れ日々クリティカルなロジカルシンキングを生涯に渡り継続的に行うしかないのです。
2023年10月 8日 00:00
出たい釘はどんどん出て徹底的に叩かれるがよい。
そのうち出るのを諦めて板に着くだろうから。
釘なら釘の本分をまっとうすることだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
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