朝起きたらすぐテレビをつけ家に居る時にはほとんどテレビを観ているだけなんていう人は老後を待たずにボケてしまうかもしれません、この人はテレビの視覚情報によって脳が疲弊し新しいものを創出するようなアイデアが出なくなるなどの脳の老化現象を加速させている可能性が高いです。
画面が常に変化することがないパソコンは同じ視覚情報でもこういったことは起きません、テレビの何が脳に良くないかというと常に動いている動画による視覚情報だからです、目は脳に直結した脳の一部であり、それ故に動物にとって視覚情報は脳で処理される情報の95%以上を占めています。
この95%以上を占める情報を数時間も入力していたら脳はどうなるでしょうか、そうですテレビを見ているだけで自覚のないままに疲弊してしまうのです、特にテレビの視覚情報は自然界には無いスピードで変化します、この急激な色や光の変化に脳が対応できずにストレスを感じ他の思考や行動を制限するようになるのです、生活スタイルアンケートで頭脳労働者ほどテレビを見ないという報告があります、その理由は「頭が疲れるから」です。
もう一つの障害が音によるホルモンバランスの崩壊です、テレビの音質は中音域がメインの所謂刺激的な音質です、この中音域主体の音を長時間聴いているとノルアドレナリンが大量に放出され自覚の無いままにイライラして怒りやすくなります。
現代人は脳を常に元気に正常に働くように工夫する必要があるのかもしれません、私がお薦めするのはリアルタイムなニュースや各種情報を得たいのであれば高音質のオーディオでFM放送を聴くことです、ここで重要なのが音質です、ポータブルラジオやCDラジカセの音質ではテレビと同じでイライラしてきます。
低音域から高音域までフラットに出ている音質はうるさく感じないし脳をリラックスさせてくれます、これは人間だけではありません、猫や犬も高音質で音楽を流しているとスピーカーの近くで気持ち良く寝ています、ところがテレビをつけると耳をピクピクさせ静かなところへ移動します、脳を常に活性化させておきたいのであればテレビの観過ぎに注意するということです。
最後にもう一つ、パソコンやスマートフォンでも激しく動く動画を見続けることははテレビと同じです、更に歩きながらスマートフォンを見ている人はリアルな動きの気配を意識しながらですのでほぼ100%脳が視覚情報に使われます、ボケを早めるだけではなく、とっさの判断が遅れ事故に巻き込まれる可能性が極めて高くなります。
これはコンビニ弁当の話である。
温めないと美味しくないハンバーグや焼肉弁当。
それなのにサラダや漬物が入っている。
茹ったサラダに熱い漬物。
これを美味しいと思う人がはたしているだろうか?
これこそ顧客不在のやっつけ仕事の極みである。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
その人が真に尊敬される人なら、
経験豊富な人徳者が離れることはない。
真実を知りたければ、
裏に在る事実も含めてしっかりと観ることである。
その人の表面の一部を観て判断するなかれ。
自己都合や利害思考で人を判断するなかれ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
目処が立ったからと安心することなかれ。
だいたいが目途が立った後が真の正念場となる。
如何なる事項においてのクロージングの難しさはここにある。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
如何に人間の記憶とは曖昧であり曖昧な記憶にもかかわらず思考や行動が決定されてしまうという怖い話をしましょう、精神学上に「記憶の刷り込み」という症例があります、これは事実ではない情報を事実だとして記憶してしまいそれに基づいて誤った判断をしてしまうという症状です、例えばみなさんが子供の頃に歌ったと思う「小さい秋見つけた」という歌を知っていると思いますがまずは歌ってみてください、さて上手く歌えたでしょうか?
多くの人は歌い出しで「小さい秋、小さい秋、小さい秋見つけた」と歌いその後が続かなくなったのではないでしょうか、実は正解は「誰かさんが、誰かさんが、誰かさんが見つけた」が歌い出しです、その後に「小さい秋、小さい秋、小さい秋見つけた」と続きます、ここまで来るとその後の歌詞も何となくですが思い出して歌えるようになります。
これが一つの軽い記憶の刷り込みです、人間の記憶とは実に曖昧だと誰もが納得する事実の一つだと思います、さて夢や空想も実は現実世界で経験した記憶と同じ脳の領域で処理されます、その際に現実に起きたことなのか夢だったのかは前後の記憶と比較され正常であれば夢と現実とを分けて記憶されるようになります。
この際に薬の副作用や脳内ホルモン(神経伝達物質)の分泌異常が起きていて情報の分別処理が上手くいかないことが実際に起こります、こうなると夢で見た記憶や空想での記憶が現実のものだとして誤った思考や判断をしてしまいます。
軽い症状の場合は思い込みや思い違いとして後に自身で訂正が可能ですが自身では訂正不可能な領域に記憶される場合もあります、これが先の記憶の刷り込みという状態です、精神疾患が原因での犯罪の多くがこういった記憶の刷り込みによるものであるという研究報告もあります。
事件にまで発展はしませんが人間関係の多くのトラブルも実はこういった曖昧な記憶による思い込みや思い違いが裏に在ると想像するに容易い事実があります、私は飲んだときに記憶が曖昧になることがあります、そんな時は確実に後日同席した人に正しい情報を得て記憶の修正を行うようにしています。
また再度その時に同席していた人と飲んで話すと曖昧だった記憶が正しい情報に自然に修正される場合もあります、自分の一時的な記憶は実は極めて曖昧なものとして受け入れて相互に確認する癖をつけること、これが正しく事実を記憶し正しい思考と行動を行う方法だと思います。
一時的な情報記憶は脳の大脳皮質にある前頭連合野に記憶されていて何時でも修正が可能です、しかし脳の情報処理によって深層部に再配置記憶されてしまった情報は自分の力だけでは修正することが困難になります。
実は夢や空想の正体はこの情報の記憶を処理している状態だと考えられています、この際に幾つかの現実の情報から現実ではない情報を導き出して映像化されます、実はこれが極めて重要な脳の機能でこれまでに無いものを創造したり、経験しなくても幾つかの経験から仮想現実によって学べるように脳が分析や予測を行っているのです、脳の機能が高くなればなるほど大きなメリットとデメリットが生まれてくるのも陰陽バランスということです。
最後にもう一つ記憶の怖い話をしておきましょう、赤と緑の視神経が逆に繋がって生まれたことによる赤緑色盲という先天性の病気があります、対して病気ではなく赤を緑と緑を赤だとして記憶してしまった人を先天性の病気なのか記憶違いなのかを調べる方法は現代医学では無いそうです。
つまり自分のも他者のも含めて記憶とは極めて怖い存在だということです、誤った事実を信じて疑わない人の記憶を修正することは如何に困難なことだということを理解しておきたいです。