我々は人間界では「鬼」と呼ばれ人間に恐れられている、そして人間よりもずっと前からこの地で平和に暮らしている、ところが突如として現れた陰陽師と呼ばれる魔法を操る人間に手痛くやられ逃げてたどり着いたのがこの「鬼ヶ島」である。
この島の生活は過酷でした、でも家族と共に再び平和な暮らしができるようになりました、しかしその平和が一夜にして破られたのです、桃から生まれたという悪魔の化身は薬物入りの団子一つで猿と犬とキジを手下につけ我々の平和な島を急襲したのです、そればかりか祖先から引き継いだ大切な宝も全部奪われたのです。
さてこれは視点を鬼側で見た「桃太郎伝説」です、刑事ドラマやサスペンスドラマなども犯人側から視点を変えて見るとものすごく刑事が悪者に見えてきます、物事の本質とは一方からの視点で見た情報ばかりではその真実も真相も見えてきません、また偏った情報での判断では取り返しがつかない重大なミスにも繋がります。
ビジネスも人間関係も然りで身内だけでなく敵対する人の声を聞いて初めて本質が見えてきます、「どうして売れないのか?」ではなく「どうして買っていただけないのか?」、「どうして理解してくれないのか?」ではなく「どうやったら理解してもらえるか?」、「どうしたら便利になるのか?」ではなく「どうして不便なのか?」、自分の立場で幾ら考えても答えは出てきません。
正しく状況を理解するには自分の立場と相手の立場で物事を考える姿勢が重要なのです、響きの良い天使のささやきが実は達成を妨げる悪魔のささやきだったりするものです、私は常に自分に言い聞かせている事があります、それは「心地良い事実は疑ってかかれ」ということです。
内閣府が推進するムーンショット計画。
身体・脳・空間・時間の制約がない社会の実現を目指す。
ここで考えてほしいことがある。
身体・脳・空間・時間を解放された人間には何が残るのか。
答えは精神もしくは心ということだ。
ここではじめてリベラル・アーツという概念が示すものが何かを知る。
SFに登場する精神だけで生きる「高嶺の世界」そのものだ。
そして人間に代わるサイバネティックス・アバターが誕生する。
この計画により実現する身代わりロボットの名称である。
パーマンやドラえもんに登場したコピーロボットが現実のものとなる。
そんな時代にどうすればこの世を謳歌できるのだろうか。
この解を正確に知っている者だけが生き残る。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
過去の栄光は軽々しく言わない方がよい。
周囲の人は常に今の状況を観て評価しているのだから。
他者に自慢して有益なのは今の状況と近未来のビジョンだけだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
他者の言葉や知識の受け売りは危険極まりない。
思わぬところからボロが出る。
常に自身の経験に基づいた事実だけを正確に伝えることだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
思考回路といいますか思考傾向には3つのパターンに分かれることは各種の実験や研究がされており書籍などにもよく引き合いに出されています、この3つとは複数の事項に関して同時並行でしかも時系列を伴って思考できるリボン(帯状)思考、一つの事項に関して時系列で思考できるリニア(線形)思考、一つの事をこの瞬間だけしか思考できないスポット(点状)思考です。
この思考パターンはどれが優れているかという問題ではなくその思考パターンに合った職業に就いているかということが重要です、例えば「1年間に50記事を書く」というノルマを課せられたとするとリボン思考の人は綺麗に1週間に1回、しかも曜日と時間を揃えしかもテーマや内容なども一貫性を持って上げていきます。
リニア思考の人は曜日や時間はバラバラであってもほぼ同間隔で同じ傾向の記事を上げていきスポット思考の人はおそらく最後の残り100日を切るまで何も上げません、そしてギリギリになってしかも他者からの催促でようやく慌てて上げていきます。
こういう継続した長い期間での業務を考えた場合には確実にリボン思考の人はスポット思考の人に強いストレスを覚え一緒に推進することを拒むようになります、つまり思考に合った環境で思考に合わせた業務に就かないとこういう状況が発生し人間関係も悪化してしまうのです。
また同じことを日々繰り返して行うルーティン業務の場合リボン思考の人は業務そのものに強いストレスを感じ精神が破壊されていきます、対してリニア思考の人はマイペースにストレスもなく継続することができます。
ベンチャー企業で特にITやバイオなどのハイテク分野の企業は数年間という期間を計画的に実行していかなくてはいけません、しかもときどき見舞われるトラブルにも瞬間的に対処していかなくてはなりません、こういう企業においてスポット思考の人は周囲の人に大きなストレスを与えるようになります。
ではスポット思考の人はベンチャー企業では活躍できないのでしょうか、答えは否です、例えばサイトパトロールやデバッグはスポット思考の人は苦痛もなくマイペースに楽しんで行うでしょう、対してリボン思考の人は1日で嫌になってしまいます。
ITを含めたハイテクベンチャー企業においてどんな業務にも適さない人がいます、それは起こった事象に「疑問を持たない」人です、この人は起きた現象が正常なのか異常なのかを区別することができません。
仕様どうりに作られている上での異常なのか、仕様そのものがおかしいのか、他の機能との整合性がおかしいのか、こういった事象を思考し解明する能力は思考パターンの問題ではなく「情報のセンシング&分析能力」の問題だからです。
「疑問を持たない」人のもう一つ重要な欠点は、自身の業務に関する知識を日々調査研究する前向きな努力を行わないがために知識やスキル不足によって周囲の人に手抜きしているという烙印を押されてしまうことです、この知識を吸収しないという最大の要因も「疑問を持たない」という思考に由来されているからに他なりません。
スポット思考の人は本来は神業を繰り出す天才的な職人に多いのです、しかし「疑問をもたない」スポット思考の人は何をやらせても上手くいきません、そして何時までも結果を出せずに無駄に人生の時間を費やしていくだけとなります。
いろいろな思考の人がいるから世の中上手くいきます、でも自身の思考と性質に合わない職業に就いた場合は誰も幸せになりません、これだけは確実に言えることです。