どんな出来事も自身で選んでいるのではなく、
何者かによって選ばれているという思考の方が有益である。
そう考えると納得する事が実に多いことに気付かされる。
不都合な状況や不都合な人が寄ってくるのは、
自身が引寄せているのではなく、
不都合な存在に自身が選ばれているだけである。
真に人生を変えたいと思うなら現実を直視し、
起きている事実を真摯に認め生き方を改めることである。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
特定の思想や哲学を否定しているのではない。
それを学ぶ特定の悪しき者の存在が問題だということだ。
どんなにすばらしい思想や哲学も、
良心無き信者によって終焉する。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
結果において重要なのは意味付けではない。
ましてはそれに至るまでの経緯でもない。
重要なのは結果を潔く受け入れられるかどうかだけである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
宇宙で最初に誕生した原子である水素ですが、この水素が未来のエネルギーとして各所で研究が進められています、また一部では既に新たな次世代燃料として実用段階に入っています。
この水素のすごいところは酸素と結びつくことで瞬間的に高温で燃える高エネルギー原であるということです、サントリーではこれを利用して蒸留装置を新たに水素用に改良し水素を原料とした世界初の蒸留所を造りました、高速で蒸留原酒を連続的に造れるために水素は高額でも原価率を抑えることができるといいます。
そしてもう一つ最大の特徴は二酸化炭素を一切出さないというスーパークリーンエネルギーであることです、現在世界中で二酸化炭素低減策を繰り出していますが水素はこの問題を即解決します。
また自動車エンジンのエネルギーとして日本を始め各国で研究が進んでいます、これも近いうちに実用段階に入るでしょう、ただしガソリンに代わる水素スタンドというインフラ整備の問題が急浮上してきます。
現在では水素の価格は高額です、また水素を作るために二酸化炭素を排出するという問題があります、ただこれも太陽光発電や風力発電を利用すれば解決します、水素の製造は水を電気分解によって精製しますから多くの電力が必須となるのです。
燃えても水しか排出しない高効率クリーンエネルギーとして期待される水素ですが火力が強い気体だけに事故が発生すれば極めて大きな災害となります、この辺りの研究が遅れている現状があります、これをクリアできれば化石燃料は加速的に水素に置き換わっていくことでしょう。
2023年6月に日本政府は水素基本戦略を改定し2040年までに15兆円もの予算を計上しました、化石燃料の資源が無い日本は世界に先駆けて水素を次世代エネルギーにしようと計画しているのです、ここに大きなビジネスチャンスが転がっているのを見逃してはいけません。
古い建物を壊さなければ新しい建物を建てられない。
新しきを生むには常に古きものを壊す必要がある。
ここでゼロにする覚悟が有るかどうかが問われる。
ゼロにするか何時までも古いものにしがみついているか。
ただゼロになっても全てを失うわけではない。
それまでの経験や思い出という大きな財産は残る。
それは次のステージにおいて強力な原動力となる。
どんなことでもリフォームには限界がある。
外見が変わっても中身がボロボロでは意味がない。
成功者とは古くなったものを潔く壊す強さを持っている。
その潔さに天も人も称賛し賛同するということだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。