2024年7月15日 06:00
人間関係の問題に経済問題。
如何なる場合も潔い即断と施策が肝要である。
素早い判断と行動がどんな場合にも憂いを無くすことに繋がる。
勿論のこと施策と同時に別の問題も発生するが、
行動が遅れた場合と比較すれば大した問題でもない。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
2024年7月15日 06:00
人間関係の問題に経済問題。
如何なる場合も潔い即断と施策が肝要である。
素早い判断と行動がどんな場合にも憂いを無くすことに繋がる。
勿論のこと施策と同時に別の問題も発生するが、
行動が遅れた場合と比較すれば大した問題でもない。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。
2024年7月14日 06:00
一部の木を見て森を語らず。
常に森全体を見て木を思考する人には、
森の木全ての状態も把握できている。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2024年7月13日 06:00
未熟な者ほど他者から得た貴重な知識をひけらかす。
熟練者は全てを理解していても知らない振りをする。
知識とノウハウは意味の無い他者に話す都度に劣化する。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2024年7月12日 06:00
昔から必ずと言ってよいほど「オレ、大器晩成なんで」と言う輩がいます、でも過去そう言っていてその後に成功した人は皆無です、そもそも「大器晩成」という言葉は高齢になってから成功した人を他者が評価する時に使う言葉です、少なくても自ら使う言葉ではありません。
毛利元就や徳川家康が隠居する歳以上になってから頭角を現しあっという間に天下人となったことなどを例に後にこう評価され称えられたのです、自らを「大器晩成」と言う人の心理は手に取る様に解ります、これまでに成功したことがない事実を受け入れられずに自ら「大器晩成」を口にすることで自分自身を納得させたいのでしょう。
でも同時に周囲にはこれまで成功したことがないということを表示してしまっているということと、自ら成功したことがないことでのコンプレックスを抱いてしまっていることに気付くべきです。
成功したことがないことを認めてしまっている人がどんなに頑張ってもせいぜい同じことを繰り返して終わるでしょう、成功する人とは極めて往生際が悪く諦めないのです、決して成功したことがないということを認めないのです、どこかの段階で成功すると信じ切って生きているのですから。
「大器晩成」に胡坐をかいて自分を甘やかして努力せずして目前の僅かなお金を得ることばかりを考えている人に自分が思ったような成功人生を構築できるわけがないのです、どうしても「大器晩成」を使いたいのならせいぜい30歳までに留めておくべきかと思います、それを越えたら自分が惨めになるだけです。
2024年7月11日 06:00
「浮足立つ」とは足が地についていないような精神状態が不安定な様を言い現わした言葉ですが解りやすく言うとパニック症状の一つだと言えます、本来なら冷静に判断し落ち着いてできていたことがある日突然これができなくなり何をやってもミスを連発し口から出る言葉も矛盾を生じ心ここに非ずの曖昧さを極めていきます。
私はこういった突然脳が劣化したような状況を「思考のデグレード」と呼んでいますが何故こういった現象が突然起こるのでしょうか、思考のデグレードを実際に経験するとその状況下の自分は「完全に自分ではなかったようだ」と多くの人は後に語ります。
この時の思考や行動がまさに「浮足立つ」状況であり信じられないようなミスを連発し「A」という文字が「B」にしか見えないという錯覚や錯視さえも起こるのです、また銀行に行こうと出かけるのですが気がつくと電車に乗っていたなんていう自分でも信じられない行動をとるようになります、しかもその後の記憶では銀行に行ってきたことになっているのです。
この「浮足立つ」症状ですが人間だけではなくコンピューターにも起こると言ったらあなたは信じるでしょうか、実は実際に起こるのです、その症状をIT業界では「ハングアップ」と呼び何かを処理しているようだけどキーボードをまったく受付ず画面も固まってしまいます、またハードディスクが音を立てるほど異常な動作をし場合によってはハードディスクからファイルが消えたりします。
この原因の多くはOSやアプリケーションの隠れたバグなのですが、たまたま2つ以上の事象の状態が不一致を起こして何を優先して処理するかの選択を繰り返すだけで解を導けずにCPUが暴走しているのです、この現象が人間の脳にも起きていると考えると「浮足立つ」状況の原因も特定できるようになります。
つまり自身の思考の中に「YES(やる)」と「NO(やらない)」という2つの解がありどちらも優先しようとして脳が何をしてよいかが解らなくなり暴走の末に停止、そこで身体は小脳だけで無意識の記憶に伴い勝手に動いてしまうということになるのです。
そして取りあえずその場の目先の事を行うのですが新たな行動により更に別の情報が入り込みパニック状態が加速していくのです、コンピュータの場合は強制リセットすれば治ります、人間も一旦思考をリセットするのが正しい対処法だと思います、しばらく放心状態にして冷静さを取り戻し気持ちを新たに全てを仕切り直すのです。
これを中途半端に行うと更に酷い症状を引き起こす怖いリバウンドが生じます、数日間仕事のことなど何も考えずにお笑い番組のDVDでも借りてきて大いに笑って過ごしたらどうでしょうか、これを毎週のように継続していれば数ヶ月もしないうちに普通の人ならパニック症状は自然に治まると思います。
こういう時に既婚者は辛いです、思考のリセットには一人の時間と空間が持てるかどうかが重要な鍵になります、家族との時間は仕事のことを忘れられるように思えて実はそうはなりません、これは日常のルーティングと変わらず思考はリセットしないばかりか家族と仕事の優先順位の両天秤となり思考ストレスは蓄積されていくばかりになるのです。
「浮足立つ」というパニック症状は忍耐力が強い人ほど陥りやすい傾向にあります、何故なら忍耐力が弱い人はパニック症状を起こす前に「ぷっつん」によって小刻みにリセットしているからです、一時的な感情行動を引き起こす「ぷっつん」は極めて優れた自己防衛本能の一つなのかもしれません。
では何故思考デグレードそしてその結果においてパニック症状は起きるのでしょうか、その答えは長年のルーティングにより脳は合理的な手抜き処理を行うように進化しています、そこに業務変化や環境変化によりこれまでのルーティング思考とは違う思考が必要になった際に染み込んでいる手抜き処理思考が出す解と新たに思考する解との不一致が生じる為です。
年齢が高くなればなるほど応用が利かなくなるのが人間の常です、その理由はこういう長年の脳の合理化した手抜き処理の進化によって起こるのです、だから新しい事をやるときは真っ白な状態の無垢な脳の方が早期に適合しやすいのです。
転職の暗黙の了解である「年齢制限」にはしっかりと理由と意味が存在しているのです、ヘッドハンティングにより現役バリバリの即戦力と期待され入社、しかしその後はまったく鳴かず飛ばずで双方が失望するなんてことはビジネスシーンにおいて特段珍しいことではありません。
逆に何歳になっても次から次へと新規事にチャレンジできる人は常に脳を柔軟且つ高速に機能させるようにルーティングを自身の環境から一切排除し常に別の事を並行して行い鍛え上げているのです、曜日感覚や決められた時間の食事と就寝、規則正しい日常生活と金銭感覚、普通なら好ましい平和な状況のこれら全てが脳がルーティング思考に進化していく要因です、これを所謂「平和ボケ」や「幸福思考」と称しますが間違ってはいないと思います。
※「ぷっつん」とは、80年代から90年代に広く使われた言葉で抑圧された感情が何かをきっかけに糸が切れたように我慢の限界を越え感情表現を突然のように行う様を言います。
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